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国会の議席(第193回国会)

○衆議院規則第14条、参議院規則第14条

議員の議席は、毎会期の始めに議長がこれを定める。但し、必要があるときは、これを変更することができる。
議席には、号数及び氏名標を附する。


第193回国会は、平成29年1月20日に召集され、最初の議事は、衆参ともに「議席の指定」でした。

議席については、衆議院では議席、参議院では議席と呼んでいるだけでなく、議席数と議席配置ルールも衆参で異なっていますので、改めて下記に紹介したいと思います。

[議席数]

衆議院 : 480の議席(座席)があり、そのすべてに議席番号が付されていますが、そのうち5については議員に割り当てられていません。
参議院 : 460の議席(座席)がありますが、うち議席番号を付したもの、242となっています。

[会派別の議席配置]

衆議院 : 議長席に向かって左側から大会派順
参議院 : 最大会派が議席の中央部分に位置し、次に大きい会派が順次その左右を占める


これら議席表(議席図)は、一般的に公開されていませんが、隠し立てするような類のものではありません。

個人的には公開すべきだと思いますし、2年近く続けているこのブログで、恒常的にアクセス数が多いのは、議席をアップしたエントリーなのです。どの議員がどの辺りに座っているのか、という情報が多くの方に求められている証左ではないかと思うのです。

よって、第193回国会召集日の議席指定にあわせて、最新の衆参の議席表(議席図)を掲載します。衆参の議席配置とそのルールの違い、さらには最大会派の議席の多さがご覧いただけると思います。
                      
                  衆議院議員議席表(平成29年1月20日現在)

                      
                  参議院議員議席図(平成29年1月20日現在)

余談ですが、議席表(議席図)について、衆議院ではイントラネットの「本会議情報」に、参議院ではイントラネットの「電子掲示板」に掲載されていますが、衆議院は議席番号を選ばないと議員名が表示されないため、ちょっと見辛いかもしれません。

(参考)
衆参のちょっとした違い(本会議場の議席数とその配置)」 平成27年4月4日
議席の指定と議席図」 平成28年1月4日
国会の議席(第195回特別会)」 平成29年11月3日
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