○参議院委員会先例録43
委員会の開会時刻は、午前10時又は午後1時と定めるのを例とする
委員会の開会時刻は、午前10時又は午後1時と定めるのを例とするが、議院の会議のあるときは議事散会後と、また、都合によってはその他の時刻に定めた例も少なくない。
参議院の場合、委員会の開会時刻は、委員会先例録により午前10時か午後1時と定められています。
よって、定刻に委員会をセットすることを基本としていますが、例えば今の時期のように年度末になってくると、参議院は日本国憲法第60条の規定により、衆議院から予算案送付後30日で予算案が自然成立すること、また年度末までに審議を終える必要のある日切れ法案等を抱えること等、限られた時間で審議が迫られます。
その場合、たとえば、公報上は10時にセットし、実際上の開会は10時半とか、公報上は13時にセットし、実際上の開会は13時30分とか、という事態になることもあるのです。
写真は、数年前のものですが、公報上10時にセットされたけれども、実際上の開会は、時計の12時20分より後だった例です。ただし、もうひとつの定刻である13時よりは前に開会した例です。
公報上10時や13時に委員会がセットされていても、しばらく開会しないことがあるのはそのためです。
インターネット審議中継で委員会を見ようとして、開会時刻になっているのになぜ始まらないんだろう、とかつて疑問に思ったことがありましたが、そういうわけでした。
ただ、平成28年3月23日の常任委員会の委嘱審査では、興味深い状態となっています。
なぜなら、水曜日は参議院本会議の定例日であり、本会議の定刻は10時だからです。さすがに同時刻に委員会を開けませんので、下記のような委員会セットとなっています。
参議院webページより平成28年3月23日にキャプチャ
委員会の開会時刻は、午前10時又は午後1時と定めるのを例とする
委員会の開会時刻は、午前10時又は午後1時と定めるのを例とするが、議院の会議のあるときは議事散会後と、また、都合によってはその他の時刻に定めた例も少なくない。
参議院の場合、委員会の開会時刻は、委員会先例録により午前10時か午後1時と定められています。
よって、定刻に委員会をセットすることを基本としていますが、例えば今の時期のように年度末になってくると、参議院は日本国憲法第60条の規定により、衆議院から予算案送付後30日で予算案が自然成立すること、また年度末までに審議を終える必要のある日切れ法案等を抱えること等、限られた時間で審議が迫られます。
その場合、たとえば、公報上は10時にセットし、実際上の開会は10時半とか、公報上は13時にセットし、実際上の開会は13時30分とか、という事態になることもあるのです。
写真は、数年前のものですが、公報上10時にセットされたけれども、実際上の開会は、時計の12時20分より後だった例です。ただし、もうひとつの定刻である13時よりは前に開会した例です。
公報上10時や13時に委員会がセットされていても、しばらく開会しないことがあるのはそのためです。
インターネット審議中継で委員会を見ようとして、開会時刻になっているのになぜ始まらないんだろう、とかつて疑問に思ったことがありましたが、そういうわけでした。
ただ、平成28年3月23日の常任委員会の委嘱審査では、興味深い状態となっています。
なぜなら、水曜日は参議院本会議の定例日であり、本会議の定刻は10時だからです。さすがに同時刻に委員会を開けませんので、下記のような委員会セットとなっています。
参議院webページより平成28年3月23日にキャプチャ