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永年在職議員表彰の件

〇参議院先例録553

永年在職議員は、院議をもって表彰する

国会議員として在職期間25年に達した本院議員、又は24年に達した後任期満了等により本院議員を退職し再び国会議員とならない者は、永年在職議員として院議をもって表彰する。

令和5(2023)年2月8日の参議院本会議では、永年在職議員表彰が行われました。

参議院の永年在職議員表彰には、在職25年表彰、在職24年表彰、功労議員表彰があります。

〇在職25年表彰:
現に議席を有し、かつ国会議員として在職期間25年に達した議員
〇在職24年表彰:
国会議員として在職期間24年に達した後、任期満了等により議員を退職して、再び国会議員にならない者
〇功労議員表彰:
在職期間15年で退職した者

上記のうち、本会議で表彰されるのは、在職25年と在職24年ですが、本人が本会議で謝辞を述べることができるのは、現に議席を有している在職25年表彰のみです。

在職25年の永年在職議員表彰は、議長が表彰文を朗読した後、議員が祝辞を述べる例となっており、慣例で第一会派の議員会長が祝辞を述べることとなっています。なお、その後、表彰された議員が謝辞を述べます。

なお、同日の参議院本会議で同時に表彰された人数と回数は以下のとおりです。

5議員:1回(昭和47年/第68回国会)
4議員:2回(昭和56年/第94回国会、令和5年/第211回国会)
3議員:5回(令和2年/第201回国会ほか)

近年は、衆院議員から参院議員に転じた議員の永年在職表彰を参議院側で行うことが多かったのですが、4名が同時に表彰された今回は4議員とも一貫して参院議員として在職25年に達せられたものです。
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