今開かれている第190回国会は、今年1月4日に召集されました。
もちろん、召集にあたっては、昨年12月から議院運営委員会理事会で召集協議が行われ、その中では常会に臨むため会派を届け出の確定期限を設定するなど、常会をスムーズに迎えられるようにしてきました。
理由は、会派の陣容が確定することで、控室や常任委員等の割り振りが明確になり、一会期内での院内の活動範囲が確定することができるからです。
しかし、参議院においては、「常会冒頭における新会派結成」で紹介したとおり、常会召集から3日しか経たないにも関わらず、1月7日に新会派が結成されたのです。
そして、今度は、3月4日、新会派の結成から2か月経たずして、その新会派の解散届が出され、新会派を結成した2つの会派が元に戻るための結成届が出されました。
つまり、別々の会派が常会召集直後に統一会派を結成したものの、2か月経たずして同会期内に統一会派を解消し、元の別々の会派に戻ったということですが、結果として、様々な側面において院全体を振り回したことになり、拙速であった感は否めません。
というわけで、今回の解散・結成届出に伴う参議院の会派と所属議員数のグラフ(筆者作成)を掲載します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2d/7f58801ae567e8ac57f1d9ec0b287cf1.jpg)
参議院の会派と所属議員数(平成28年3月6日現在)
もちろん、召集にあたっては、昨年12月から議院運営委員会理事会で召集協議が行われ、その中では常会に臨むため会派を届け出の確定期限を設定するなど、常会をスムーズに迎えられるようにしてきました。
理由は、会派の陣容が確定することで、控室や常任委員等の割り振りが明確になり、一会期内での院内の活動範囲が確定することができるからです。
しかし、参議院においては、「常会冒頭における新会派結成」で紹介したとおり、常会召集から3日しか経たないにも関わらず、1月7日に新会派が結成されたのです。
そして、今度は、3月4日、新会派の結成から2か月経たずして、その新会派の解散届が出され、新会派を結成した2つの会派が元に戻るための結成届が出されました。
つまり、別々の会派が常会召集直後に統一会派を結成したものの、2か月経たずして同会期内に統一会派を解消し、元の別々の会派に戻ったということですが、結果として、様々な側面において院全体を振り回したことになり、拙速であった感は否めません。
というわけで、今回の解散・結成届出に伴う参議院の会派と所属議員数のグラフ(筆者作成)を掲載します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2d/7f58801ae567e8ac57f1d9ec0b287cf1.jpg)
参議院の会派と所属議員数(平成28年3月6日現在)