多々羅大橋の外観は文句なく美しいし海の上を歩けていると思うと強風や強い日差しさへも魅力的で作品の素材にしてきた。
今回は車道と歩道を仕切るフェンスに心ひかれた。
桐の類の葉を使って形作っていったが何か少し動きがほしい。
後ろにグリーンのパーキングマークの看板が見えたので素材になってもらった。
題は”コーヒータイム”。
多々羅大橋の歩道を走っている人を見かけたことがない。
ほとんどが自転車と歩いている人だ。
同じく私たちのように即興の造形をしている人も見たことがない。
音や体で表現する人たちはこの心地いい空間でどんな表現をするのかとふと思った。
作品の題は”マラソン”。
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