野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

ヒメヒオオギ

2014-06-08 23:25:27 | 植物

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小さなサボテンの花に午前中は喜び、行く予定でなかったが急に思い立ち山小屋へ行って鍵を開けようとしたとき何かに呼ばれた気がして下を見るとサボテンの花より小さなオレンジ色の花一輪。

パチッと見上げている。

この花は2年前遠方より大切に運ばれいただいたヒメヒオオギで去年確認できなくもう枯れたと思いいただいた方に悪いことをしてしまったとの思いがいっぱいだったのでサボテンの花以上の感激だった。

物心ついた時より植物が好きで植物にかかわる思い出が多く文京区で花の店野草(イエツァオ)を営んでいるときも植物にさへすがっていれば生かせてもらえると思い続けながらやってきた。

本当に好きなものには思いも通じるし答えてもくれる。

その日も踏まれる場所に生え始めたツワブキを踏まれない場所に移植しなければと思いつつ日照り続きでやっと雨が降った後で思い立ちやってきて小さい花だけれどちょうど満開の時に巡り会えた。

金生町では食べる習慣がほとんどないツワブキだがフキとは違う美味しさがある食材だ。

一昨年より移植して増やし始めたのがもう今年は食べられている。

量は少なくなったがフキは固くなってしまったもののツワブキは次々とれる。

もちろん花も葉も好きだ。

ツワブキが呼んでくれたのか、ヒメヒオウギが呼んでくれたのか2年ぶりに一輪だけれど立派に咲いたときに巡り会えた。

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サボテンの花

2014-06-07 21:49:47 | 植物

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一か月少し前5センチほどのサボテンを手製の鉢に植えておいた。

2週間ほど前より脇の部分に子ができたようだと思ったら花芽だった。

アッと言う間に大きくなり昨日は8分咲きだったが感激、きれいなオレンジ色の花で夕方になるとつぼみ一日花かと心配したが今日は満開で再度感激。

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本体のサボテンより花は背丈も長いが花の直径は3センチ。

小さくても花一輪は大したものだ。

日に何回も花の前へ座ってしまうし梅雨空のうっとしさも忘れてウキウキだ。

なかなか花を咲かせない植物もあるというのにこのサボテンは5センチほどのかけらから一か月ちょっとで身の丈以上の花をらくらくと咲かせたことにも感激だ。

人でも植物でも元気に前向きに生きている者たちのそばにいられるのはうれしい。

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イチゴ類豊作

2014-06-05 21:45:02 | 植物

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やっとと言うかとうとうと言うか畑のクサイチゴも終焉を迎えた。

去年は畑へ行き赤く色づいた実をさがして食べるのが楽しみだったが今年は食べきれないほどなった。

小さな実で採るとすぐつぶれ人に差し上げることはできないが手を加えることもなく毎日なってくれるイチゴを無駄にしないと決心するまではあまりなるのでひるんだこともあった。

腰をかがめて小さな実を全体にとげがある葉をかき分けて採る作業はうれしさもあるが時間がかかる。

それに種まきやら草引き。

食糧の野菜とり。

農作業には忙しい時期だ。

そのうえ採った実の処理。

ジャム作りは水分が多い実を半分ほどの量に煮詰めるのに1時間はかかる。

焼酎や酢につけるのは簡単だ。

余裕がある時はジャム作り。

ない時は焼酎や酢につける。

時々来る妹のきんかんは採れすぎた実をもらってはくれないが作ったクサイチゴジャムを手作りのカスピ海ヨーグルトに混ぜて食べるのが気に入り来たときは夏中食べられるのを楽しみにしている。

食べるのを楽しみにしてくれる人がいないよりいるほうがいいが。。

3週間ほどで作った保存食を撮影

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クサイチゴジャムを作るとき乾燥のナツメやかんきつ類の皮、焼酎につけておいた梅やナツメも入れるのでクサイチゴジャムでも少しずつ色が違う。

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クサイチゴの処理で充分忙しいうえ畑ではヘビイチゴも旬。

ヘビイチゴはもっぱら焼酎漬け。

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あまいクサイチゴの酢漬けだがどんな味の酢になるのか楽しみだ。

あまさの強いクサイチゴジャム作りは砂糖を多く使わなくていいのがよかった。

それにしてもクサイチゴもヘビイチゴも植えたわけではない。

2種とも繁殖力が抜群でクサイチゴはフキやミョウガの間にさえも肩を並べて侵入だしヘビイチゴは地を這う性質だけど草刈りすると日の当たらない草の根元で黄色い花を咲かせている。

地を這うヘビイチゴはまだしも50センチほどの高さになるクサイチゴは畑より駆逐したいが繁殖力が旺盛で片手間では草刈りできない状態になり3月より4月にかけてのクラフト展の時期に白い可愛い花が咲き会場へ生けて楽しんだりしているうちに実がなってから刈ろうという気持ちになった。

もう十分収穫させていただいたので刈っているが繁殖が早いぶん根は浅く刈るより引っこ抜いている。

それにしても2種類のイチゴは野生だ。

野山でこれだけ収穫するのは不可能に近い。

勝手に繁殖する草だけどやっぱし畑での豊作と言うべきか!!。

種を蒔いて作る野菜類は不作な種類が多いのに。

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夜香木

2013-10-11 21:57:49 | 植物

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5月に病気見舞いのため上京した時その友達の庭に植わっていたヤコウボクの枝をもらってきて挿し木したのが8本ついた。

さしあげたり土に下ろしたりしたが一本だけ鉢植えにするため身近においていたのが花芽をつけているようだった。

小さな枝をさして5か月目で花が咲いてくれるとはうれしいことだ。

その友達は明日から始まる第39回野草(イエツァオ)野外教室の会場が重要文化財真鍋家及び周辺を作業場にさせていただけると決まった3月に電話した時、すぐ参加表明をしてくれたがもう参加はできない。

毎日ふくらんでくるつぼみに”12日までに咲いてくれたら友達の代わりに参加させてあげるね”と毎日語りかけているが咲きかけているのに咲いてくれない。

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昨夜ふと見ると何個もの花が反り返り嬉々として咲いている。

夢かと思ったがいい香りまでする。

名前のようにいい香りをさせて夜花を咲かせる植物だった。

そういえばオオバギボウシの花も夜美しく咲きいい香りをさせるがすこししなびた昼間の花しか知らなかった。

12日までに咲いてくれたが野外教室は昼間だ。

今回のやすらぎの家での夕食は、食材をあまり手を加えないでいろんな薬味で食べる試みをするのでその時に参加してもらうことにした。

いい香りは場をいいムードにしてくれると思う。

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ジンジャリリー

2013-10-06 21:22:23 | 植物

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今日はジンジャリリーの花が大量に採れた。

今年の猛暑で花が咲き始めるのがいつもより遅れ今が盛りだ。

毎日咲いた花を採って湯がいておく。

味噌汁の具にサラダや和え物、煮物に。

ショウガの香りはするが柔らかく歯触りも良くいろんな料理に使える。

それからコップにでも生けておけば部屋中いいかおいがする。

私の畑と相性がいいのかどんどん繁殖する。

すぐ近くに植わっている大きくならないキンカンが日陰になってしまった。

知り合いがショウガが手元にない時はジンジャーリリーの根をショウガがわりにつかうそうだ。

ちょっと増えすぎなので根っこを使う料理を考えなくてはいけなくなりそうだ。

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ウイキョウの花

2012-08-10 14:23:56 | 植物

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猛暑続きで畑の野菜類も成長が止まったような中でも元気な植物もある。

ウイキョウだ。

毎日手のひらいっぱいほどつぼみを摘んでくる。

小さく切って薬味にしたりさっと湯がいて味噌汁の具やサラダに入れる。

クセのある香りとほのかな甘さがすきだ。

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毎日摘んでも摘み残しがあり花が咲き黄色く実がつくと食べられないと思ってたが気がついた

柔らかい実なら食べられるので酢に漬けておこうと。。

かなり摘みのこしがあったようで大量の実が採れた。

たまたま昼間畑へ行くとヘチマの花が咲いていたので摘んできた。

サッツと湯がいて汁の味やサラダに入れる。

今は暑くて花物はもたないが針葉樹などの葉物は涼しげなうえみずもちがいい。

山小屋へ行くと新芽のソテツがしっかりときれいなグリーンになっていたので採ってきたのと撮影。

何かしら心楽しくなるものたちが身の回りにあってくれる。

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ネズミモチの花

2011-06-09 21:25:37 | 植物

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とても美味しいが好きでない食べ物とかとてもきれいだけれど好きでない花とかがあるがネズミモチの花の香りは特別良い香りとは思わないがとても好きな香りだ。

今部屋に生けているのでふとした瞬間に香ってくると幸せな気分になる。

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早苗出池の斜面に咲くネズミモチだ。

池に続く急な斜面には人が入れないために手付かずの自然が残っていてる。

植物の種類が多くて芽吹きのころよりいろんな花が次々と咲きいろんな実もなる。

広い場所ではないがほんの近くに豊かな自然が残っていてうれしい。

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彼岸花採集へ・・・・・大倉NO2

2006-09-24 20:21:41 | 植物

Img_0941_1 すぎなさんの作品ですが部分です。 

彼岸花は咲ききった時が彼岸花!!で蕾を愛でることはあまりありません。

咲き始めるとアッと言う間に咲ききり一晩で赤い流れが出来たりとやっぱり刺激的な花です。

花弁も5べんの花が多いのに6弁です。

咲くと持ち帰れないので採集するのは蕾です。

Img_0904 今の大倉は写真のようにとても広い面積がタイルで覆われています。

くるたび息苦しく感じます。

以前ここは田んぼで、まだ刈られていない黄金いろの田んぼの畦に真っ赤な彼岸花がいっぱい咲いているところでしゃがんで、青空に花を透かせて見たり、山並みをバックに眺めたりして遊んだ記憶があります。

今は素通りです。

行く場所は20年以上前より11時にお弁当を食べる場所ですがそこから見る景色は以前と同じです。

昔の堰の跡なのでしょうか、石を積んで作られ広さは3坪位です。

「又来れた」と思いながら上がるとすぐ靴を脱ぎ足をプランプランしながら広い空間と景色を見ながらゆっくりとお弁当をたべます。

Img_0905 左下に少し写ているのが滝です。

Img_0908

落ちた水の流れです。

こういう景色が見えるところに私は座っています。

彼岸花採集行きを迷った時ここの景色が頭をよぎります。

20数年彼岸花採集に来られたのはここに座りたかった為だったかも知れません。

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彼岸花採集へ・・・・・大倉NO1

2006-09-23 15:50:54 | 植物

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もう20年以上前よりお彼岸の頃になると彼岸花採集に同じ所へ通っている。

渋沢駅よりバスに乗り大倉入り口で降りバス道ではなく水無川に沿った道を歩いていく。

はじめの頃は川も整備されてなくガードレールからはクズやイタドリそのた様々な草達がはみ出すように茂り川渕にはかなり大きな木も生えていて、いたるところにいろんな色のススキの株が競い合うようになびいていた。

Img_0930 赤いススキ、黄色いススキ、白いススキ、ツンとしたススキ、なびいたススキと選びながら採集するのがとても楽しかった。

Img_0900 今はこぎれいになりススキもあまり選んで採集できず、ワクワクする植物に合う事も少なくなった。

以前は車道と合流するまでの川沿いの道を歩くのに寄り道に時間を使い長いと思ったが今は短いと感じるようになった。

道路端もいまはいろんな会社の建物があるが以前は石工房があるだけだった。

石工房の庭には毎年違う作品が無造作におかれている。

作業しているところに出会ったことはない。

彼岸花は毎年おなじ田んぼの畦で採集する。

その年により咲いてたり咲いてなかったり。

子供の頃、皆が彼岸花のことをお墓花とか毒があるとかと言っていたが、あんなに華やかで真っ赤な花は彼岸花だけだと密かに憧れていた。

今は店の冷蔵庫の中で彼岸花をイッパイ咲かせ楽しんでいる。

毎年買ってくれる人もいるし、花材にも使う。

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蔦島で採集

2006-08-24 16:25:44 | 植物

Img_0546 生えている状態で乾いたキクラゲです。今年は式根島でも東京でも採集しました。

下の方のキクラゲに茶色の綿状のものが垂れ下がっています。

持ち帰り取り除いたところ、小さい黒い虫と幼虫の棲家になっていました。

式根島で採集したキクラゲにもでんでん虫とかあと3~4種類の虫がでてきました。

どうした事か虫達の棲家になってはいても、食べられた跡はないのです。

キクラゲは「木耳」と書き耳の形ににています。

無味無臭ですが歯ざわりがよく色んな料理に使えますし、血液浄化作用があり高血圧等に良いそうです。この状態のまま雨が降ると水分を吸って、又もとのプルンプルンの状態に戻るのかと思うと、生死の境はどこだろうと思ったりします。

Img_0550 ツルナです。浜ジシャとも言い、色んな浜辺でよく見かけます。

アクがなく量感的で煮物、和えもの、炒め物と色々使えるのに、普通に売られてないのが不思議です。通信販売では見かけます。

式根島野外教室では、アシタバの葉などと共に、大きめの葉を採集して、チーズや湯で卵を包んでたべます。

薬効もあり胃潰瘍等に良いそうです。

Img_0551オカ ヒジキです。

波打ちぎわに近い所で採集しました。

太陽の光をイッパイ受け、触ると痛い感じだったので、先の方だけを摘んできたのですが、よく茹でないと硬さが残ります。

味はあまり無いのですが、歯ごたえと色がいいので色んな料理に合うと思います。

針状なので小さく切るのは簡単なのでチヤーハンなんかに使うとキレイな緑色が入ったのが出来るかな?と思いました。

薬効として血圧を下げる作用もあるそうです。

野草の料理は余裕と素材に愛情を持って臨まないと美味しくは出来ません。

巡り合った喜び、採集する喜び、料理する喜び、味合う喜び買った食材には無い物がイッパイ有ります。

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柿渋作り

2006-08-19 18:25:12 | 植物

Img_0534_1 2002年よりお盆の帰省の時は殆ど柿渋を作る。この西条柿が材料だ。

柿には.なり年とならない年があり去年はこんな大木にも数えるほどしか実は付いてなかった。

一昨年もすくなかったので小川の中から生えている渋柿を足して作ったので、そのつもりで行ったら、一昨年の秋の台風の為木はなくなっていてつくれなかった。

子供の頃「渋抜きした西条柿は日本一美味しいんだ。」と父に言われながら育った。

幸せな育ちだと思うが、大人になると日本一美味しい柿は方々に有った。

柿渋を作りたくなり少ない資料を調べていたら

プラステックが普及するまではかなり身近な物だったらしい。私も渋団扇はしっている。

かまど生活では必需品だった。

金沢県生まれの知り合いは、紙に幾度も柿渋を塗ったのを虫よけとして夏、敷物にしていた話や、籠にイッパイ渋柿を入れたのを荷車にのせ漁師町に売りにいくのに付いていったお婆さんさんの話なども聞いた。

魚網も柿渋で補強して使ったらしい。

友禅染めの型紙や、お酒の漉しフクロとして使われたのは有名な話だ。

和菓子家のよもぎさんは和菓子の型紙にも使うと教えてくれたし、こでまりさんは子供の頃、擦り傷に柿渋の澱を友達のお母さんにぬってもらった話を聞かせてくれた。

Img_0533 柿渋の作り方だが、へたを取り

4等分してひたひたの水に浸して一晩置きミキサーにかけ布でこす。

こしたかすを再度水に浸し2~3日置き2番液を採る。手で絞るだけでは絞りきってない気がするが今のところ良い考えは無い。

柿渋を作りたいとの思いもあるが、年に一度柿とこんな関わりを持つ事が私にとっての幸せだ。

力も時間もとてもかかる。

ペットボトルに2本送ってきたのが手元に有るが、数ヶ月毎日溜まったガスをセンを抜いて外にだす仕事もある。

出来上がった柿渋で布や糸を染めたり木や貝に塗て色やつやを出すのは本当に楽しい。

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ゴウヤの花のお酒

2006-08-10 13:20:30 | 植物

Img_0474 黄色い花はゴウヤの花で、液体は焼酎です。下の方で半透明になっているのは数日前の花です。

ゴウヤを鉢に植え始めて三年目Img_0475 、やっと雄花の利用方法を思いつきました。

去年までは朝咲いている花をチラと見るだけだったのですが、一日花でもあるので、朝咲いているのを

毎日ちぎって香りをかいで焼酎に漬けることにしたのです。

起きるとすぐ小さい実が付いて花が咲いている雌花を残して数えながら花をちぎるのがとても楽しい一日の始まりになりました。

日記にも漬けた花の数を記録しています。去年までどうしてこんなに楽しい事が思いつかなかったのかと思います。年を重ねるって得?損?・・・

Img_0476 黄色だけだとさびしいので赤。

野いちごには色んな色の物がありますが、なわしろイチゴの赤は澄んだ赤です。7月9日と11日のブログで紹介したように花材としてはとても良いのですが、種が大きく食感がいまいちです。

それで焼酎につけました。色のきれいなうちに飲むつもりです。

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11日~17日まで夏休みです。

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不忍池の花盛り

2006-07-21 15:48:40 | 植物

Img_0367 はらりと散った花びらが、そのまんま隣の葉にうけとめられた。

見方によっては、服ぬぎっぱなし。という状態。

かなり前のことだが、一本のハスの花を花瓶に挿して見てたらはらりと散った。

花芯の形の可愛らしさと、黄緑色のみずみずしさに、この世のものとわ思えない美しさを感じた。

涙もでた。ほんの一瞬のことだった。

この花も散ったばかりだけど、その一瞬は過ぎていた。

Img_0369 これが都心の写真だとおもえますか?

不忍池をハスが覆いつくし、ピンクのはながポコポコと花開くころになると、

吹き渡ってくる風さえもハスのかおりになる。

前日が雨だったのでロト状の葉の中には水玉がある。

本当に有難いグリーン地帯だ。

戦前ここを駐車所にする計画があったそうだ。

反対して守ってくれた人がいるから今がある。

熱い時は、意識して不忍池と上野の山の間の道をバイクで走る。

ほんの短い間だけれど、山の中を走っているようなヒンヤリした空気をあじわえるから。

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ひじき

2006-07-18 17:26:24 | 植物

Img_0342 6月28,29日のブログで紹介した、

作品につかったひじきを圧力釜で、30分ほど蒸して乾かしました。

採集した時は少し茶色がかった黒でしたが、乾かすと真っ黒になり、

一本の茎に3センチぐらいの茎状のものが枝のようにくっ付いていたのですが、乾かすとバラバラになりました。

Img_0355 2時間ほど水につけておくとふえました。

1度蒸しているのでこのままでもたべられます。

ひじきの浸かっていた水を味わうと塩が程よくきいていて良い味でした。

このままのひじきを、酢の物、サラダにして食べました。黒い食材は珍しいので、色で味わえます。

赤いニンジンなどを入れて、煮物にもしました。

式根島の漁師の人達は、海草をただ草と呼びます。

そうだ草なんだ、と思えた時から作品の素材として使えるようになりました。

おもいっきり遊んだ素材で、おもいっきり料理して味わう喜びは良いものです。

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キクラゲ

2006-07-13 16:58:31 | 植物

Img_0293_1 味の無い味

このキクラゲは、6月29日「式根島野外教室NO6」の「吾らの足跡」で使ったキクラゲを乾かした物です。

式根島では雨が続いた後古い倒木にびっしり生えていて、小さい虫も3~4種類付いていましたが、

乾かすと食べられた後もなくキレイでした。

Img_0296 2時間位でこの大きさになります。

よもぎさんは、売っているものより

大きくなるのが遅いと言っていました。

この状態の物を細かく切ったり、少しおおきく切ったりして、炒め物にしたり、酢の物、サラダ、そうめんに乗っけたり色々味わってみるのですが、

味が無いのです。まずくは無いのですが・・・・・

好きか嫌いかと言われれば好きですし、歯ざわりはいいです。

食材としても、作品を作る素材としてもキクラゲは面白い表現素材です。

初めて式根島教室で採集でき、作品の素材として使え、本当に嬉しかったと共に、

次の素材探しのステップになります。

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