野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

式根島野外教室レポートNO7

2006-06-30 20:04:45 | アート・文化

      客船での帰島NO2

Img_0162 「こおどり」はイエツアオの作品です。

今年は少しはやめでしたが、大島桜のサクランボを、仲間の手も借り大量に採集したので作りました。

就航中なのにクルーがペンキを塗り始め、終わるとロープを張っていなくなったので、これ幸いと、仲間の手も借りサクランボを引っ掛けていったのです。

撮影も終わった後ロープ撤収にきました。

その後サクランボの茎を仲間に手伝って貰いながらカットし帰ればすぐ焼酎に漬けられる準備をしました。潮風に吹かれながらの単純作業も何故かいいものです。

去年のサクランボはきふじさんが持ち帰りました。

今年は私。次の野外教室で楽しむ飲み物でもあります。サンキライ、はいねずの実、スイカズラの花、桑の実、葉、その他と焼酎に漬けた植物を味わうのも、野外教室メニューのひとつになりました。

Img_0175 7時間30分は、アッという間にすぎ、

東京湾の夕焼けもやさしくて、きれいでした。

野外教室、そのものが、回り道、道草の類です。

出来るなら、回り道、道草をつなぎながら暮らしていければと、もう次の計画を準備中です。

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式根島教室レポートNO6

2006-06-29 18:55:22 | アート・文化

    客船で帰島NO1

ジェト便だと3時間、客船だと7時間30分。

ジェト便就航以来、ジェト便で帰っていましたが、今回は、客船にした。

ジェット便に乗船すると息苦しい気持ちになり、もう島での生活は終わる。あまり余韻は楽しめない。

式根島教室の一ケ月前、一人で下見にいく。

今回は、ペンキの塗られているパイプ類、手すりのカーブなどデッキに多いのですが客船の機能美に魅せられた。

バックは海だし、殆どの人はジェット便で帰るので乗客人も少ない。時間はある

Img_0144asiatojpeg_1 「吾らの足跡」イエツアオの作品です。

地鉈温泉で採集したひじきと、朝の散歩の時採集したキクラゲが生乾きのためデッキを吹き抜ける潮風にもとばされず、まとまってくれました。

白い支柱の下少しがブルーのデッキの色と同じなのが気に入って・・・・・・・。

Img_0150_1 「浮き輪」はよもぎさんの作品です。

見過ごしてしまいそうな、場所ですが。

ロープは青池で採集、ひじきとはいねずと実、さくらんぼ。

錆やしみ、ふとした郷愁を感じさせてくれるコーナー

「余韻を楽しみながら」でわなく、

島の興奮をそのまま持ち帰ってしまいました。

URL http://blog.goo.ne.jp/boccothim820  5月24日に関連記事

写真はクリックすると大きくなります。

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式根島野外教室レポートNO5

2006-06-28 16:34:39 | アート・文化

Img_0141_1 地鉈温泉(クリックすると大きくなります)

地鉈温泉へ行くには鉈で断ち割ったような、岩間をおりていきます。

赤茶けたところが温泉で前方が海です。

更衣室もなく、シヤワーもありません。

いつもは、岸壁のかなり上方に、時計が掛かっているのですが、時々波にさらわれてありません。

湯かげんは、潮の具合で変わるのでいい湯を探してはいります。

地元の温泉マニアの人は小さな源泉まで知っていて、少々ぬるくても熱い湯の湧く源泉の近くだと良い湯加減だとか、自在に温泉を楽しんでいます。

岩の精気まで貰えそうな、本物の露天風呂です。

今回初めて暖まった後、海に入ったのですが、黒くて長いひじきに足をとられました。

ちょうど今採集期とのことなので、柔らかい先のほうだけを採集しました

Img_0145_4 帰島中、客船のデッキで作った作品の一部です

風が強かったのですが、生乾きのひじきなので風に飛ばされる事もなく良い素材としてまとまってくれました。

茶色でひだひだのキクラゲも同じく生乾き状態です。他の使用素材は、さくらんぼ、サンキライの実、松の実、夏かんの皮。

さんざん使ったひじき、キクラゲですが、持ち帰り

思い出と共に味わいます。

式根島みやげとして、喜んでくれる仲間もいます。

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式根島野外教室レポートNO4

2006-06-27 18:55:38 | アート・文化

Img_0137        針穴写真(クリックすると大きくなります)

仲間として始めて針穴写真に取り組んだよもぎさんです。

ユニークな視点と、ダイナミックな表現力で、いつもドキドキさせてくれる人です。

船舶中、皆が寝ている間も毛布をかぶり、印画紙をカットし、トウジンズシロでは、石を積み上げ紅茶缶で作った針穴カメラをセットし

太陽の光を計算して自分の作品である「5人衆」を写しました。

帰って現像するのも楽しいことでしょう。

針穴写真を写した後は、デジカメでパチパチ写していました。

いつの頃からか、野外教室にとって写真が、重要におもえ始めました。

その時の作品はその時の自分だし、持ち帰る事の出来る作品は殆どないので、

バックや角度と色々考え、写真に取り組むうち、

面白い写真ができ始め、ポストカードにして

イエツァオ で売り始めました。

そして今回が針穴写真です

自然の中で無心に遊べれば、なにか、すこしづつですが、新しい世界が広がってきます。

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式根島野外教室レポートNO3

2006-06-25 19:49:34 | アート・文化

Img_0125_4 トウジンズシロ

周囲12キロメートルの島なので,私達の移動は歩きですが、島の人々は、小さな車を足代わり乗り回しています。

10時発、今日だけは、遊歩道入り口まで車で送ってもらいます。

途中での作品作りに時間を使いすぎると、トウジンズシロでの時間が少なくなります。

毎回どちらにウエートをおくか悩みます。

この日は最高の天気で珍しく無風状態。

上の写真ですが、島影は神津島です。

緑豊かな島の中に何故こんな石の川原が出来たのか不思議です。

Img_0130 「仕掛け」はイエツアオの作品です。

大雨後の、水の通り道跡なのしょう。

樹林帯と石の川原の境目の黄色い土が、えぐれていた所で作りました。

大雨のときは、泥水がここを通り、滝のように、海になだれこみます。

20日の来島時は大雨で、船上より円錐状地形の

利島の中腹からなだれ落ちるのをみました。

Img_0138 「5人衆」はよもぎさんの作品です。

うっすらと赤い所は、つつじの花です。

この過酷な自然環境の中で、小さく見える木でも、長い年月この時期に咲き続けています。

毎回この時期に来る私達とは顔見知りです。

コーガ石は軽く30センチ位の石の移動は簡単です。手ぬぐいに見立てたネッカチーフがイナセな感じ・・・

野外教室では、場所と素材が決まれば殆ど、作品はできたと同じです。

何かに感激する心がなければ、遊べません。

仲間達は、野外教室とはなんでこんなに忙しいのかと言いながらも遊んでいます。いい仲間です。

6月18日http://blog.goo.ne.jp/boccothim820に関連記事記

(写真はクリックすると大きくなります)

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カンタン投稿 | Blogzine[ブログ人]

2006-06-25 10:31:40 | アート・文化

リンク: カンタン投稿 | Blogzine[ブログ人].



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式根島野外教室レポートNO2

2006-06-24 12:31:12 | アート・文化

5月19日22時出航、20日着、当日は少しゆっくり過ごすため21日のメニユーが一番盛りだくさんです。

5時30分起床、朝の散歩は今回のテーマが「ロープを使う」なので、

青池へ採集にいきます。ここは特異な地形の為漂流物が再び海へ流れ出ないので私たちにとっては宝の山です。

それぞれの宝が、流木だったり、石、貝、ガラス片だったりと違うので、それぞれの宝物を後で見せあうのも楽しみなことです。

 6月11日http://blog.goo.ne.jp/boccothim820 に関連記事

Img_0111_6 「サイダー」はよもぎさんの作品です。

強い風が吹き付ける場所なので、上へ伸びられない木々が存在感のある木姿でたたずんでいます。

白と黒い木が寄り添うように,つながっていました。

ふんわり、やさしく、ロープを丸めて置きました。

Img_0112_3ドッコイショ」はイエツアオの作品です。

上に伸びられなくて、横になりながらも、よっぽど居心地がいいのでしょう、大きな松ノ木でした。

でも大きすぎて材料が足りなく、仲間のネッカチーフや、夏みかんにも助けてもらいました。

それでもまだまだは迫力まけ・・・・・・・

自分たちが作り、見学する移動美術館と我々は称しています。

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式根島野外教室レポートNO1

2006-06-22 17:14:39 | インポート

Img_0096_4 (花を生ける)教室の発表会として、年2回の野外教室を開きます。

5月は式根島、9月は清里で、ハサミ1丁を持ちその場で採集した素材での作品作りです。

トータルで25回目の式根島教室が1ケ月前無事終わりました。(花を生ける)事を通して柔らかい心をつくるのをモットーにしているので、発表会ともなると、予想もつかない素材から面白い作品が次々とうまれます。

場所は白いコーガ石の磯が、やさしい感じのひっこんどう海岸です。

よもぎさんの作品ですが、流木と絡まって流れ着いたロープで作った作品は〔鳥〕です。

後ろの倒木に傘とヒロメを引っ掛けているのも彼女の作品です。

野外教室ならではのダイナミックな素材を使いこなしています。ひろめは海草で、波うちぎわに漂っていたのを、大量に採集したものです。

天候に恵まれ1日で乾いたヒロメをそれぞれが持ち帰り、味噌汁、煮物、

佃煮と思い出と共に味わっております。

Img_0083 イエツァオの作品です。よもぎさんの倒木の作品の根っこに

直径6センチ、1.2メートルのセリ科植物をさし、新島と磯を

バックに写しました。

野外での作品は、バックの取り入れ方が、とても大事です。

大自然までも生ける野外教室はおおげさ・・・・・?

このセリ科植物を、50センチほどカットして持ち帰り、数人のお稽古の花材に使い、グリーンに赤い筋の入った魅力的な茎はまだ冷蔵庫で元気です。

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