野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第45回野草(イエツァオ)野外教室NO23(早苗出池で)

2016-10-31 22:18:25 | 野外教室

山小屋への作業前はいつも早苗出池に立ち寄る。

下池の真ん中あたりには菱がはびこっている。

実がついていると思うが場所的にどうしても獲れないのが残念。

美味しい実なのに・・・・。

手前にはススキに交じってヨシが一本だけ大きな穂を開かせている。

素材として採集。

朝の散歩の時は降っていた雨は止んだが曇り空をバックにヨシのデビュー。

上池をバックにススキとヨシと黄色いセイタカアワダチヨウ。

セイタカアワダチソウはどこにでも咲く秋の花になったが明治時代に帰化したに過ぎない。

それまでの秋の野山の風情はどんなだったのだろう。

妹のきんかんは野菊の花を丁寧に採集していた。

 

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第45回野草(イエツアオ)野外教室NO22(朝の散歩)

2016-10-30 22:47:24 | 野外教室

朝の散歩はあいにくの雨。

雨に濡れた城山公園の石垣がきれいに見える。

塀のつっかえ棒の役目の石も目立つ。

三角形のセメントもテーブルセットも目に付いた。

アスファルト道路も雨にぬれると表情が変わる。

去年大胆に選定されていた木はかなり茂っていた。

新しく作られていたセメントの小道が雨に濡れて不思議な雰囲気だ。

19歳で戦死したおじの名前が記されている戦没者記念碑も雨に濡れて鮮やかだ。

今回初めて裏にも名前が彫られているのを知った。

裏に回ってみる人は少ないと思うとちょっと気の毒。

素材を採集するために行く城山公園のすぐ下の海岸もしっとりと雨風景。

去年ほどはとれなかったがマツバガイがとれたので帰っての朝食の出汁にした。

漂流物と思うが左右そろった軍手とシューズがうちあげられていたのには驚いた。

アスファルト道路の水たまり。

雨の日の散歩もそれなりによかった。

帰り際にはもう雨もあがった。

 

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO21(箸置き)

2016-10-30 22:41:00 | 野外教室

鉄橋での作業を終えたのは5:30分過ぎ。

もう薄暗くなっていたが橋の真ん中でゆっくりとお茶を飲んだ。

暗くなる前にとあわただしく作業をした後、深い谷と高い山の真ん中にいる状態は心地いいもんだ。

こんな場所でお茶を飲めるなんてと妹のきんかんは遠くを眺めながら何回も言っていた

帰り道にある賢見温泉は銅山川沿いにあり明るいうちに行きたかったがもう暗くなっていた。

ラフティングの人たちがよ利用する宿の温泉でバーベキューのの施設もある。

私たちは温泉だけ利用。

小さな温泉だったが広島からと熊本からの観光客の人たちと一緒だった。

8時前に帰り急いで箸置きを作り果実酒を飲みながらの食事。

左イエツァオ、イヌマキ、セロシア、トウガラシ、左妹のきんかん、イヌマキ、セロシア、ミカン、

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO20(斜面のにぎわい)

2016-10-29 21:57:10 | 野外教室

鉄橋はステンレスやペンキが塗られている箇所が目立つがところどころ錆びた鉄がいい味を出している。

素材として持ってきた中に錆びてない鉄リングがある。

リングやキノコ、茶色のヘチマ、グリーンのニガウリ、黒っぽいアボガドを置いて”斜面のにぎわい”

大歩危小歩危のこの辺りは急斜面にたくさんの家が建ちあまり過疎化は感じられない。

 来年はこの川でラフティングの世界大会が開かれる。

又ににぎわうことだろう。

 

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タペストリー”絶壁の火山島とアホウドリ”完成

2016-10-28 23:00:26 | アート・文化

 いつもの年であれば9月の末あたりに出来上がっている特大タペストリーがやっと今日出来上がった。

”絶壁の火山島とアホウドリ”

やっとDMを作ることができる。

小説を読んだりユーチューブで土佐の長平が伊豆の鳥島に漂流150周年記念曲の”漂流”を聞いたりしながら夕焼けと朝焼けの海と絶壁の火山島を作ろうととりかかった。

真ん中は流木で絶壁の火山島を作り上は夕焼けの空と海、下は磯の朝焼け。

裂いた布を使い細編みでつないでいくが夕焼けの空と海や火山島、朝焼けの磯をイメージする色の布を作るのが時間のかかる作業だった。

作業台の上で細編みのベースを作ったものの壁にかけてみると伸びたりちじんだりと思った形にはなってくれない。

伊豆の鳥島はアホウドリの島。

漂流した長平達は渡ってくるアホウドリを食べ卵の殻は食器に羽は衣服として身にまとい生き延びた。

アホウドリを島中に飛ばせたと考えた末いい素材を思いついた。

文京区暮らしの時は毎年行った三宅島で採集したハマナタマメ。

かなり伊豆の鳥島に近い場所にある島だ。

和紙を貼り50羽ほどのアホウドリを作った。

下左は貼る前のハマナタマメと実。

                 

                 第33回野草(イエツァオ)展

日時   11月20日(日)~12月4日(日) 10:00~18:00

場所   ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

電話   0896-72-6808

テーマ  無人島漂流

造形作品点です。

 

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO19(同じ場所で)

2016-10-28 22:45:37 | 野外教室

川がよく見える場所を妹のきんかんと選び橋を吊っている鉄線を利用してロープを巻き素材を置けるようにした。

きんかんは”女の子と男の子”をヘチマを使って作った。

きんかんは去年の2月女の子の初孫を授かった。

今年の12月2番目の男の子の孫を授かることになる喜びが作らせてくれたようだ。

私は”斜面に建つ家”

大歩危小歩危のこの辺りの急斜面に建つ家々が私にとっては本当に強烈な印象だ。

 

 

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO18(布の流れ)

2016-10-27 22:01:38 | 野外教室

鉄橋を吊るすロープに反物を引っ掛けたいが背が届かない。

おもいきって投げると引っ掛かたが二つ折りにした状態だった。

その状態で”急斜面に建つ”を創作したが次はかなり下を流れる空間に反物を流したい。

それにつき長い一枚の状態にしたいが一枚の布にするには一枚をもう一度投げてロープをくぐらせる必要がある。

一枚だと投げてもうまくいかないがいい具合に”怖くないですか”と観光客らしい男性が3人やってきたので一番背の高い男性にお願いしてくぐらせてもらった。

いい具合に風がふいた。

反対の川岸をバックに。

風がふくと表情が変わる。

それにしても下まで何メートルあるのだろう。

 

 

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO17(急斜面に建つ)

2016-10-26 22:16:12 | 野外教室

去年の野外教室では反物は伸ばして使った。

今回は違う使い方をしたい。

鉄橋を吊っている鉄のロープに反物をひっかけたいが背が届かない。

もう薄暗くなり始め気が焦る。

思い切って投げるとひっ掛った。

反物を手すりを使ってからめアオシソの実付枝や枝豆の枝ケムリノキ、藍の花を束ねたのを置いた。

後ろに一軒白い建物が写っているが”急斜面に建つ”

渓谷沿いの急斜面に建つ家に住む人たちは建つ場所は狭くても広やかな空間をながめながらの生活なんだろう。

ここは橋の真ん中、下を見ると少し怖い。

鉄橋は大川橋よりかなり幅が狭く側面に大きな作品を作ると写真がとりづらい。

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO16(トライアングル)

2016-10-25 22:15:14 | 野外教室

鉄橋から眺める渓谷はダイナミックで美しい。

こんな場所を借景に創作できるのは本当に幸せだ。

妹のきんかんも同じ気持ちのようで祖谷口駅で頂いた時は葉がついた状態で素材にしたケイトウを鉄橋では葉っぱをとり”トライアングル”を作った。

橋の支柱の一部が三角になっている部分を赤いケイトウで飾ったがきれいな色のゆったりとした流れを借景に鮮やかだった。

今はまだ茎がついているが野外教室が終わるときは茎もなくなっているだろう。

角度を変えて。

下の渓谷で来年ラフティングの世界大会が開かれる。

そのプレ大会が開かれているとは聞いていたがもう5時過ぎだと言うのにこのすぐ後カヤックがあらわれた。

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO15(平面で・・)

2016-10-24 22:40:18 | 野外教室

木の床が朽ちて下が見える状態の大川橋も面白いと思い創作の素材として使ったがやっぱし床足元はしっかりしている方がいい。

鉄格子状態の床なのでもってきたアオシソの実がついた枝を立てた。

サイドに枝豆、とシソの実の枝やツタ、前にキノコ、すぐ後ろにヘチマとアボガド、その後ろに藍の花束を立てた。

買ったのはアボガドだけ。

キノコは山小屋のキノコ畑で、それ以外は畑。

大歩危小歩危あたりは急斜面のためのんびりと草を採集するのは難しい。

鉄橋を渡ったところは急斜面に杉が植えられていた。

下草もあまり生えてなかった。

借景としての場所は良いが素材を現地調達するのは難しい。

でも祖谷口駅では庭先に咲いている立派なケイトウをいただいた。

急斜面を利用した生活空間が多いこの地方ではたとえ橋の上でも平面の上を移動できることは本当にありがたい。

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO14(鉄橋で)

2016-10-23 22:24:31 | 野外教室

作業場として2番目の橋も床下から下の流れが見える。

同じように見えても朽ちて穴が開いたため下が見える大川橋とは雰囲気が全く違う。

今度の橋は床下が鉄でできていて中央部分は下が見える作りになっている。

妹のきんかんは頭の重いケイトウの茎を鉄の隙間に差し込み立てて藍の花、青シソの実付枝、ヘチマ、キノコを置き流れをバックに床下に茎が見えるように造形した。

この場所でこそ出来た作品だ。茎のそばには橋を支える鉄筋が見える。

 

大川橋では安全そうな場所ばかり選んで創作していたきんかんだがいきなり橋の真ん中で床より下の流れが見える場所で創作を始めた。

この橋には名前が書いてない。

木の床が朽ちて足場の悪い大川橋より移動して鉄でできた床の足場の良さに感激したので”鉄橋”と命名した。

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO13(妖怪出現)

2016-10-22 22:42:47 | 野外教室

去年山城町の妖怪屋敷見学に来た時よりこの辺りの特異な風景に魅せられて通ううち野外教室の作業場にしたいと思い始めた。

先ず今回は無人駅の祖谷口駅と車社会になる前に架けられた吊橋。

始めは昭和10竣工の大川橋だが板でできた床が朽ちて穴が開き下の流れが見えるのやその状態で人が通っているのには驚いたがいい借景になってくれた。

それでも危ない足場での作業は疲れる。

どこか安全ないい場所がないかと見渡すと鉄で出来た手すりが何の衝撃を受けたのか曲がっていた。

はるか下には急流。

祖谷口駅の作業中いただいた特大ケイトウで妖怪を作った。

神出鬼没の妖怪が鉄を曲げたと想定。

”妖怪出現”

 

 

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いつもより遅れてはいるが・・・

2016-10-22 18:44:52 | 日記・エッセイ・コラム

11月20日(日)~12月4日(日)まで開く第33回野草(イエツァオ)展まで1か月をきったが毎回制作するタペストリー作りがはかどらない。

とりかかって10日は過ぎた。

今回のテーマは無人島漂流。

拾いためている流木を使うことはまず決まった。

流木で断崖絶壁の火山島、伊豆の鳥島を形作り布を裂いたのを編みつなげることにしたにした。

布を編む状態にするのに時間がかかるしつなげるために編みながら夕焼けの海と朝焼けの海を表現したいのでいろんな色が必要だ。

布状態なら切ったり裂いたりすればいいが服などの色が必要な場合解くことから始めることになる。

それでもやっとめどがついたがまだ数日かかりそうだ。

DM作りはタペストリーが出来上がってになるのでいつもより遅れるが仕方がない。

それなのに今日図書館で開かれる”手漉きの技と紙産業”のテーマで手漉き和紙生産者の宇田秀行さんを迎えての座談会に参加した。

私は手漉き和紙を作る家に育った。

懐かしい話を聞けたうえ宇田さんは父を知っていた。

父は画仙紙を作っていたが製品には”作唯”と”コスモス”の判を押し出荷していた。

父が廃業した後その製品がないかと宇田さんのところへきた人がいたそうだ。

自信を持ち判を押して出荷した製品を気に入ってくれた人がいる事は生産者冥利に尽きることだ。

うれしい話が聞けた。

父も試行錯誤しながら画仙紙を作っていた。

画廊の名前は”ギャラリー作唯”にしている。

忙しいなかの2時間だったが制作に弾みはついた。

                    第33回野草(イエツァオ)展

日時   11月20日(日)~12月4日(日)  10時~18時まで

場所   ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

電話   0896-72-6808

テーマは ”無人島漂流”

 

 

 

 

 

 

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室NO12(丸、丸、丸)

2016-10-21 22:45:29 | 野外教室

大川橋へは初めての妹のきんかんは橋床が朽ちて穴が開き下が見える状態の場所はイヤの様で橋の欄干あたりで作業を始めた。

下にはミカン、上にはハバネラと葉っぱで借景ははるか下に流れる川。

”丸、丸、丸”

すぐ近くに丸いでっぱりがある鉄骨が使われていた。

大川橋は以前訪れたときも通行人はいたが今回も対岸に住む男性が散歩で通っていた。

車は通らないし景色は良く床の穴がなければ良い散歩道だ。

床の穴と白墨の印の話をするとこの間役所に言ったから下見に来たのだろうとの答えだったがこんなに穴だらけになるまで言いに行く人もいないようだ。

 

 

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第45回野草(イエツァオ)野外教室でNO11(阿波藍)

2016-10-20 22:53:40 | 野外教室

四国中央市は県境にあり香川県と徳島県に隣接している。

徳島の県庁所在地は愛媛県の県庁所在地の松山と同じ90キロほどの、香川はは70キロほどの距離にある。

なぜか徳島県に縁があり今回も大歩危小歩危方面で野外教室を初めて開くことができた。

去年徳島県特産である藍の種を現地で調達でき蒔くと元気に育ち花をつけた。

素材になればと持ってきたのを使った。

大川橋の床の朽ちて空いた穴の形はいろいろで面白い。

 花が咲いたのを素材として持ってきたので使いたい。

藍の花の地味な色合にあわせてアボガド、ソウメンウリ、ヘチマ、ニガウリを使った。

一緒に写る下の流れの色がきれいだ。

野外教室は借景を大きな素材として使わせていただいている。

どんな借景に心動かされて選ぶかが大事ポイントだ。

大川橋の木の床の朽ち方はいろいろで同じ形はないし下の流れや岩も見える。

怖いが貴重な場所だ。

 

 雨風と火にさらされた板も美しいが今回はハクボクで書かれた印まである。

 昭和10年に大川橋竣工以来何度も修理をしているのだろう。 

 

 

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