野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

今旬の食材から・・

2012-06-30 22:02:40 | 日記・エッセイ・コラム

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左よりツワブキ、ヒオウウギスイセン、カンゾウの新芽、ナツカン、カンゾウの花、ワラビ、手前はサンキライの葉。

ナツカンを除いて今日採集した。

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早苗出池の土手は2週間ほど前に草刈された。

順調に育っていたワラビもカンゾウもみな刈られてしまったが今日行くとしたたかに芽吹いていたのがワラビとカンゾウだ。

ワラビは刈れば必ず新芽を出すのでそれを想定して採りに行ったがカンゾウが再度採れるとは思っていなかった。

畑では4~5日前よりカンゾウの花が咲き始めて毎日摘んで食べているというのに新芽が採れた。

畑のカンゾウはヤブカンゾウと同じ八重咲きだが少し花が大きくてヤブカンゾウより早く咲き始める。

ツワブキも新芽をこまめに抜くと次々いまだに新芽を出す。

抜かないと5月末ぐらいからほとんど新芽は出ない。

カンゾウとツワブキは2月ぐらいから採集れナツカン、カンゾウの花、ヒオオオギスイセンは今が旬でワラビはもうしばらく採れるだろう。

いただいた無農薬ナツカンはちょっとすっぱくてジューシーな実は食べて皮をピールにした。

明日から7月。

2月よりの食材から今旬の食材。

一度に手に入ると忙しいが豊かさに感謝している。

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短パンにリメイク

2012-06-29 22:15:15 | 型紙のいらない服シリーズ

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新品同様のパンツをもうはかないからといただいた。

ほとんど手作りパンツを愛用しているので既製品パンツをはく気にはならない。

はくことのないパンツをしまっておくほど箪笥にスペースはない。

ふと短パンを夏用にほしいと思っていたのでリメイクしようと思いついたがすそを切るだけでははく気分にならないだろう。

小布をしまっている袋を開けた。

私は植物と同じぐらいに布が好きだ。

ほんの5センチほどの布でも捨てられない。

たくさんあるがこれと思うものはなかなかないが数枚選びだし再度吟味してインド布のカディーにプリントしたのと着物を解いたとき芯布で使っていたグリーンの布をパッチワークして裾にあてた。

今梅雨真っ盛りだがもうすぐ明けるだろう。

なんとなく楽しく夏を迎えられそうだ。

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梅24個

2012-06-28 22:25:20 | 日記・エッセイ・コラム

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山小屋には2本の梅の木がある。

一昨年は25個なり去年は周りの木を切る手入れをしたおかげか155個もなって感激した。

今年は花も順調に咲き期待していたが一本の木には一個もならずもう一本の木にもあまりなってない。

何事も右肩上がりと順調には行かないものだ。

それでもめげずに邪魔になりそうな回りの枝を切り倒し、色付いて来た数日前収穫した。

最低でも一昨年の25個は収穫したいと思っていたら25個だったが1個急斜面を転げていったので持ち帰ったのは24個だった。

24個での記念撮影もさびしいものだと思っていたら畑ではニンジンの花がたくさん咲いていたので一緒に写した。

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文京区で花の店野草(イエツァオ)を営んでいたときは好きでよく仕入れたレースフラワーによく似ている。

レースフラワーは食べたことがないがニンジンの花のつぼみは今年てんぷらにしてよく食べた。

なぜか子供のころから野菜の花も好きだった。

私の畑では作った野菜はさほどできないが何かしら野菜の花は咲いている。

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今年は皮に障害のある梅が多い。

ただただ花が咲き実がなると思っているがそれなりにいろんなことが起こっているようだ。

それでも金生町生活を始めて毎年自家製の梅干は作れている。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO28(フェリーで)

2012-06-27 22:19:34 | 野外教室

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今回の野外教室では妹のきんかんの念願で片道フェリーに乗る計画だった。

10:00分今治港発にぎりぎり間に合ったと思ったら停泊しているフェリーは大三島行だった。

大島行は見当たらない。

聞けば大島航路は廃航になったらしい。

今回も確認したがまだネット上では時刻表が載っている。

人騒がせなことだ。

出発早々予定はずれだったが天気や素材に恵まれたくさんの作品を作ることができ最終の作業場は大三島にある多々羅大橋だったのでフェリーは帰りに乗ることにした。

まずは帰り道沿いにある温泉のマーレグラッシア大三島へ。

温泉に着くと前面の海は夕焼け色だ。

もしかして夕焼けを眺めながら温泉に浸れるのかと心躍る。

まったくそのような作りになっていた。

露天風呂には展望風呂まである。

上の方からきんかんの声がするので見上げると早々と展望風呂に入っていた。

海水風呂や歩行風呂、もちろんサウナ。。

一時間では全部入れなくてとても残念だったが今度はゆっくり来ようと思った。

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温泉より15分ほどでフェリー乗り場である宗方港へ着く。

瀬戸の島を染める夕焼けは情緒たっぷりだ。

切符売り場には人もいない。

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他の島から女性が一人乗っていたが宗方からきんかんの車一台だけ。

フェリーからの風景はそれはすばらしくずーとデッキにいて客室には入らなかった。

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考えてもいなかったがフェリーは来島海峡大橋の下を通るのだ!!!!。

少し薄暗くなったころ来島海峡大橋が見えはじめ大感激。。

うまく写らなかったが下を通っているところだ。

宗方港から今治港までは一時間ぐらいだが潮の具合で10分前後は違うらしい。

観光コースとしては最高だがとにかく少しでも早く目的地へとの今の風潮ではしまなみ街道ができた以上このコースを維持するのは難しいと思う。

そんなことを思いながらもたくさんの作品を作れ思いがけずいい温泉に入れ、フェリーに乗れたことにより瀬戸の風景を満喫してハイテンションのまま帰ることができた。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO27(鳴き龍)

2012-06-26 21:42:58 | 野外教室

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多々羅大橋の支柱2箇所の下では多々羅鳴き龍と称して音を出すと厳かに聞こえる場所がある。

ゴボウも長いが龍の長さにはかなわないと思うが妹のきんかんは三匹の多々羅鳴き龍を作った???

きんかんはゴボウが大好きな野菜だそうな。

今回は初素材だったが上手に使っている。

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ツルの作品を多々羅大橋の白い支柱を支える黒い張りを意識し固定して輪の中へは柑橘類やたまねぎにんにくを置いた。

ツル作品は固定の仕方によって使い分けることができる。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO26(海風)

2012-06-26 16:21:01 | 野外教室

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多々羅大橋を歩き始めるとかなり強い風が吹いている。

リュックに入れていたウイキョウを手すりの柵にくくりつけるといい具合になびいてくれた。

野外教室も終盤。

はじめは長かったウイキョウも少しずつ切って短くなっている。

魚の群遊にも思えるが”海風”。

野外教室ではよく風や、影を使う。

持っていかなくてもいいが思ったときに使えるものではなく授かったときはチャンスを逃がさないように心がけている。

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多々羅大橋歩道での作業は大きな素材も使えないし手早く作る事が大事だ。

ツル作品を一個持ってきたのを固定して輪の中に多々羅大橋の支柱を入れようとしたらサイクリングの人が通った。

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もうひとつの輪っかの中へ入れたかったが失敗。

この日はサイクリングの人が多かったがあきらめた。

通りすがりの人を素材にしたことはないので次回のテーマにしたい。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO25(宇宙人)

2012-06-25 16:35:36 | 野外教室

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ヒョット振り向くとウワァー!!!と思った。

妹のきんかんが展望台の望遠鏡にトレードマークのオレンジの帽子をかぶせて今回の新素材であるゴボウを手に見立てたのが多々羅大橋の白い支柱と青い空をバックにヌッと立っていた。

まさに宇宙人。

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バックにしまなみ街道と島々でゴボウの細くなった部分が少し曲がって動きのある手の表情だ。

持ち帰り料理するときは干からびて先っぽは使えなかったと言っていた。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO24

2012-06-24 20:58:54 | 野外教室

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今年の野外教室は例年より一週間遅れたためか展望台下の桜の木に食べごろのサクランボがたくさんなっていた。

思いっきり食べながら摘み果実酒用に摘んだのを使いたくなり展望台で作った。

ここでは八重桜だが式根島教室では大島桜のサクランボだった。

ウイキョウ、たまねぎ、柑橘類も使った。

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部分だが雲ひとつない天気で情緒的な瀬戸内海風景というより地中海的な雰囲気になった。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO23(三角 三角 三角)

2012-06-24 09:13:49 | 野外教室

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まずは生口島をバックに多々羅大橋が見える展望台へ。

妹のきんかんがすばやく作ったのは”三角 三角 三角”。

生口島、三角。

多々羅大橋、三角。

青と赤の縄跳び縄とアスパラで作った三角。

おまけに柑橘類の皮も三角。

きんかんは去年も道の駅でアスパラを買って素材にした。

今年はアスパラをイメージするグリーンに混じって紫色のアスパラも入っていた。

立派なアスパラだったが5本で¥100。

帰っておいしくいただいたことだろう。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島教室の報告NO22(竹の秋)

2012-06-23 22:21:02 | 野外教室

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遠方ばかし見ていたが眼下には海をバックに黄色く色付いた大きな竹がゆったりとそよいでいるのも魅力的だ。

丸太風にしているがちょっと無粋なプラスティックでできた手すりの枠越しに見た。

竹の黄色になったのに感激した意味で黄色系のかんきつ類などをおいた。

思い出せば一昨年も黄色に色づいた竹を使った作品を作っている。

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思いがけぬ場所で素材になってくれたツル作品を縁側に並べた。

持ってくる前に写したときより心地よさそうに写っている。

伯方島野外教室で充分瀬戸の潮風を味わってもらい11月に開く29回野草(イエツァオ)展までにはもう一味違う作品に変身してもらうつもりだ。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島野外教室NO21

2012-06-23 21:51:46 | 野外教室

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妹のきんかんはツル作品を上手に手すりの支柱に引っ掛け、丸い部分より扇のように見える多々羅大橋を入れて”丸 三角”を作った

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同じく微妙なバランスでツル作品を手すりの支柱に固定し丸い部分に三つの島を入れて”親子島”。

一人息子がもうすぐ結婚して独立する。

もちろん小さな島が息子で可愛かったころを思い出して作ったのだろう。

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第36回野草(イエツァオ)伯方島野外教室NO20

2012-06-22 21:34:23 | 野外教室

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多々羅大橋大橋へ行く途中にある民具の展示館へ立ち寄りテラスに出ると見晴らしがよく素材として持ってきたツル作品を使いたくなった。

ツル作品の三角部分に多々羅大橋の三角に見える支柱を入れた。

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ツル作品の丸い部分に島を入れた。

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皮を剥いだ部分と剥がない部分で白、茶色の2色をつくり編んだツル作品には町を入れた。

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多々羅大橋の支柱の先をツル作品の輪の中に入れたが広い視界の中で小さなツル作品の空間の中から見ると親しみを感じる。

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台風4号に向かってパート4(道後温泉)

2012-06-22 16:50:37 | 旅行記

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妹のきんかんが新婚時代2人で来た思い出の道後温泉をとても楽しみにしていた。

私は小学校の修学旅行で来たとは思うが覚えてはない。

築明治時代の3階建ての和風建築はひときわ目を引き立派だ。

私たちは1階の神の湯へ入ったが2階3階にも料金が違うお風呂や皇室専用ふろもあり神話時代の大国主命と少彦名命の伝説や徳太子も入ったと書いていた。

すごい温泉もあるものだ。

お風呂は御影石で作られ大きくはないが落ち着いた感じでお湯はとても気持ちがよかった。

地元の常連客らしき人に聞くとこんなに空いていることはないそうだ。

風の吹かなかった台風のおかげだ。

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築明治時代の道後温泉本館に入るとまったくのタイムスリップだがそれなりに現代風になっている場所もある。

時代を感じさせる築材にドライヤーが使える装置がされていたが愛媛県立美術館のトイレでは節電のためウォッシュレットやエヤータオルの電源が切られていた。

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お風呂にも入って帰路に入ってすぐまだ街中みたいな場所で田植えが終わったばかしの田んぼに遭遇。

湯築城跡、道後温泉本館、松山は古いものを大事にする土地柄らしい。

きんかんは私を送ってくれての帰り本当にキラキラ星を見たそうだ。

私が言ったことが本当になったと感激していた。

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台風4号に向かって松山見物パート3

2012-06-21 15:32:16 | 旅行記

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今回私が一番楽しみにしていたのは今は道後公園といわれているが中世の城跡である湯築城跡だ。

5月の伯方島野外教室での作業場にしている鵜島近くにある能島に本拠地があった村上水軍とのかかわりがあった河野氏の居城跡だ。

公園に入ると湯釜が飾られている。

このあたりは湯郡といわれ古代より湯の湧く場所だ。

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公園内には大木も多く雨上りの緑に染まりそうで最高の気分になる。

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展望台からは青空もにぞいて運のよさに感謝。

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公園内にはお堀も残っている。

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復元された中世の武家屋敷もある。

一時間程の見学時間では物足りなかった。

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台風4号に向かって松山見物へパート2(ベネツィア展へ)

2012-06-21 14:08:05 | 旅行記

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一時半過ぎ駐車場着。

200メートルほど歩いて愛媛県美術館へ行くが雨のためか木の花のいい香りが漂ってくる。

台風接近の気配はないが美術館はガラガラで台風接近効果満点だ。

文京区で花の店野草(イエツァオ)を営んでいるとき大雨で人も来ないだろうと思っているといいお客様が来てくれ、楽しく過ごしたことがよくあり荒れた天候のときはよいことを期待して過ごした。

大雨の中出発のとき妹のきんかんに”今日はいいことが起こるよ”と言っておいた。

ベネツィアの事をほとんど知らないでの見学だったが湿地帯に木の杭を打って作った街で運河が発達し主要交通機関は舟と歩きで車がない社会だというのが気に入った。

それに500年ほど前に作った街並みが今もありそのころの風景画と現代を写した写真がセットで飾られている。

日本では考えられない土地柄だ。

以前は貿易で栄えたが16世紀からはベネツィアブラスや刺繍などが盛んになり会場にもそれらのものが展示されていた。

古い手工芸品のいいものをゆっくりみるとのは豊かな気持ちになれ好きだ。

今回は台風情報のおかげで観客が少なく特別ゆっくりと楽しめた。

今シリアは内戦状態だが手工芸品の説明の中で鉄製品はエジプトやシリアが盛んなのでその地方のものが使われていると書かれたのを読んで遠い国の戦争だと思っていたが急に身近に感じ始めた。

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ゆっくり楽しんだ後中庭に生えるツタが絡まり雨でひときわ新緑が美しい大木が見える場所で展覧会のビデオを数回見た後台風情報が気になりやってきた女性に聞いたところ美術館の職員で子供を迎えに行くので調べようと思っていたと携帯を見せてくれたら今通過している位置だった。

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今回は楽しみにしていた常設展は開かれてなかったが高級車にダチョウをペインテイングしたのが展示されていた。

外へ出ると風が吹かないままの台風通過で雨も上がっていた。

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