YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

狂騒→協奏でないと。。。

2012-01-25 | Jazz
さて、、少し時代は遡って・・・1946年。。今日は Dizzy Gillespie です。先日 Miles の“Round About Midnight”を紹介しました。あの曲の最強のアレンジは誰がやったのか? Miles 自身のインスパイなのか?アレンジャーの助言か??と色々なことが言われていますが。。中山康樹氏の『マイルス・デイヴィス青の時代』の中で・・・検証され、、この作品がアレンジの元ではないかというのが、、このDizzyの作品“Dizzy Gillespie Big Band Showtime At The Spotlite 52nd Street, New York City,June 1946”でございます。。1946年6月にニューヨークのクラブ「スポットライト」に出演した時の演奏。。。Dizzyの他の脇を固める面々の中に、、Kenny Clarke(ds) Ray Brown(b) Milt Jackson(vib) そしてピアノは Thelonious Monk が参加しています。。 その当時の雰囲気が伝わる音粒達。。ガヤガヤとした観客の声を切り裂くような。。ジャングル・ビートの雄叫びで開演。。ビッグ・バンドならではの厚みのある音の重なりに心奪われます。。そして問題の「'Round Midnight」が8曲目に登場します。。6分57秒に及ぶ大作です。。モンクの揺れ動く破片の如き、、ピアノの音が紡がれ、、ミルト・ジャクソンのヴィヴラフォンソロ。。そしてモンクへと、、その瞬間、、あのブリッジ展開を聴くことができます。 こんなアレンジが1946年に完成していたんですね。。そしてその感性を引き継ぎ。。Miles は自身の中で昇華し?(もしくはアレンジャーからのインスパイアを受け)、、あの音へと紡ぎ直したワケですね。

歴史を知り、、モノガタル事で聴き方もまた大きく変わります。。そんな面白さを中山康樹氏の書籍を通じて沢山学び・感じました。 背景をしる。モノを売る時もモノを売るから売れない。。。価格の波に呑まれる。。。モノガタリで売ることを研究する。トークに取りれること。売る方も大きく劇変しています。絶対に自社の自分のブランド価値を下げない工夫に知恵を絞り出す。。下げるのか簡単・容易。。安易に知恵を使わずに、、怠ける商売をするから。。お互いの価格狂騒になっちゃうよね~ 下げずに価値を上げる価格を適正で維持できるように・・・共創の発想で協奏をすること。。 知恵の使いどころです。 何が起きても変じゃない~時代。。だからこそ。。価値残り競走は激化の一途でしょうね。。。


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