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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

三感止音『新しい太陽の季節が来るのか?』

2012-01-19 | 三感止音
昨日はアレン・ギンズバーグでしたが、、そんな時代の日本はどうだったのだろうと? 1955年(昭和30年)日本のソ連の国交回復へ向けて動き出していますね~。衆議院選挙が行われ、、鳩山一郎が首班指名されています。二大政党になるかと言われながら「虚」で終わっていますね。そして保守合同が起き、自由民主党が誕生したのがこの年の11月15日ですね。アメリカの文化の大量流入。。エデンの東(ジェームス・ディーン)シネマの上陸。。ヘンリー・ミラーの「セクサス」や「暴力教室」の問題などなど。。価値感もアメリカ型へ大きく舵を切り始めます。。そんな中森永粉ミルクのヒ素中毒事件が起こり、、、 そしてこの時代の若者の大きな象徴となったのが、、現在の東京都知事石原慎太郎氏の“太陽の季節”です。。 第34回の芥川賞を受賞します。

古き時代の破壊と新しきアメリカ型の創造・・・大きく変革する日本の中で当時はセンセーショナルな作品として賛否が巻き起こりました。まだ学生だった氏が世の中に放った太陽。戦後の陰鬱で鬱屈された時を開放し、、全身に太陽を浴び、自由で奔放で欲求の赴くままにやってやろうゼ~と、、、その破天荒で破廉恥(当時としては)さが、、、江戸から明治へ変わる文明開化のように、、、若者を影響し始めますね。。ザンギリ頭から慎太郎カットへ・・・・湘南へ繰り出し、ナンパをし、、青春を謳歌する。。。つつましさと無縁のアケッピロゲの開放!!!! そんな印象を受け、当時の若者を大きく刺激し新しい文化が花開くことになりますね。。三島由紀夫が絶賛し、、この後2人は急接近していきますが。。。 これも時代の大きなターニングポイントとなった作品ではなでしょうか。 良きも悪きにつけても・・・

しかし今から57年前ですか。。。そして今や東京都知事。。。まだまだ新党を創ろうと。。また新しい「太陽」を作ろうとしているのですかね。しかし太陽の影響で大きく世界に変革が起きるかもれない時。。また別の見方で自然エネルギーを活用で真に太陽の季節? かも。。いずれにしても、、常に第一線で勝ち続けるスターですね。 今回は選挙にも出ないと言っていた矢先に大震災で・・・やっぱり俺しかいないとばかりに・・・・まだまだ知事としてノサバッテいる訳で・・・ 大した人物です。 人生の終焉へ向けて。。最後の太陽を打ち上げるのですかね? 平家の乱を起こすのか? 平将門にならなきゃいいけど。。 晩節は汚さず、、ね。 ただし政界は大きな再編のビッグ・ウェーブが襲ってくるので。。。この時期を逃さないかな?? しかし何時の時代もこの人は台風だね~ 

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