公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

2019年度国家一般職(大卒)5

2020-01-24 10:16:00 | 整数
正の整数を入力すると、次の条件①〜⑤に従って計算した結果を出力するプログラムがある。正の整数を入力してから結果が出力されるまでを1回の操作とし、1回目の操作では初期値を入力する。また、2回目以降の操作では、その前の操作で出力された結果を入力する。                  いま、条件⑤の一部が分からなくなっているが、■には、1、2、3のうちいずれかが入ることが分かっている。                  このプログラムに1を初期値として入力すると、何回目かの操作で出力された数字が10となった。このプログラムに初期値として1、2、3をそれぞれ入力したとき、それぞれの初期値に対して7回目の操作で出力される数字を合計するといくらか。                  ただし、条件に複数該当する場合は、最も番号の小さい条件だけが実行されるものとする。                  [条件] ①入力された数字が1の場合、1足す。                       ②入力された数字が2の倍数の場合、3足す。                       ③入力された数字が3の倍数の場合、1引く。                       ④入力された数字が5の倍数の場合、2足す。                       ⑤条件①〜④に該当しない場合、■引く。                   1. 28 2. 30 3. 32 4. 34 5. 36        1を初期値として入力したので、ここまでは1本道です。
7は、条件⑤にあてはまるので、■を引いた数が出力されます。でもでも、どうせ■は1か2か3ですから、全部やってみましょう。
■が1だとすると、確かに10が出力されます。
■が2だとすると、10が出力されることはありません。
■が3だとしても、10が出力されることはありません。よって、■=1。■=1のときの画像より、初期値が1のとき、7回目の操作で出力される数字は11。初期値が2や3のときはこうなります。
11+10+11=32。正解は、肢3です。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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