公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

対称式①

2017-12-29 11:39:00 | 教員採用試験




定義は難しいので知らなくてもいいのですが、簡単にいうと、「xとyを入れかえても変わらない式」を対称式といいます。教員採用試験の教養では頻出です。                     出題パターンは、ほとんど次の2つです。①x=☆、y=♡のとき、対称式(例えばx2乗+y2乗)の値を求めよ。                   ②x+y=☆、xy=♡のとき、対称式の値を求めよ。                   ②は、何でもかんでも代入してというやり方を封じる問題です。まず、問1です。山梨県教員採用試験小学全科より。対称式の値を求めるときの手順は、                     その1 x+yと、xyの値を求める。                     その2 対称式を変形する。                     その3 変形した式に、その1で求めた値を代入する、です。                     手順通りにやってみますと、まあ、これでいいのですが、何か、堅苦しいというか、窮屈というか……。実は、この窮屈さが大事と言えば大事なことであるような、ないような……。つまり、直接代入してもいいじゃないかっと。もちろん、これでも構いません。形ばかりに囚われていると失敗するのが数学ですから、こういうのもあるなあというのは大事です。                    次に、対称式を変形するときのポイントです。よく使うのが、この3つです。意味は、こうです。暗記しなくても、自分で導き出せそうですし、問題を解いているうちに勝手に覚えてしまいます。では、もう1問。長野県教員採用試験小学全科より。公式にこだわってみると、いやあ~、公式は堅苦しいので性に合わねえや!というなら、はたまた、xとyの値を、直接代入しても構いませんし。とにかく、正解は、-6です。次回は、対称式にこだわらず、類似問題をやってみます。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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2 コメント

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こんばんは (pooh)
2017-12-29 21:57:26
はじめまして。
読者登録をしていただきありがとうございました。
難しい問題がいっぱいのブログで私はなんなんだか
全く分りません。
分ると問題を解くのって楽しいんでしょうね~
解けた時の喜びとか。
あぁ~もっと勉強しておけば良かった(笑)
全く違う私のブログですが
これからもよろしくお願いいたします。
返信する
Re:こんばんは (nao9921816)
2017-12-29 23:12:16
poohさんへ。普段、お堅いブログやってますので、かわいいペットや、美味しい食べ物や、旅行、歴史などのブログをみて楽しんでいます。poohさんのブログをみて、博多に行った気になってます。これからも、楽しいブログよろしくお願いします。
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