解の配置というパターン問題です。その中でも、「2つの解がともにaより大きい(または小さい)」という種類です。この場合は、なぜそうなるのかは、ここでは省略しますが、次の3つのことを調べます。①判別式②軸③f(a)。(解と係数の関係を使ったやり方もありますが、どちらが速く解けるかというと、同じくらいです)高校の教科書や参考書には、上のような説明が載っていると思います。こんなに真面目にやらなくても答えは出ます。もう一度、上の説明の①をみてください。解の配置という問題では、ただ単に、「2つの実数解」と書いてあるときは、重解も含めて、D≧0とし、「異なる2つの実数解」と書いてあるときは、重解は含めずにD>0とするやくそくです。さて、①で、a<2、8<aとなった時点で、選択肢をみると、肢1か5しかない。肢1だとすると、a=1だから、これを代入して解くと、x=-3±√7で、解が2つとも2より小さくなってしまいます。