ほぼ、サッカー関係で終わってしまったGWも終わり、かといって何か落ち着くわけでもなく、毎年の行事のように、いろんな大会が開催されます。
まずは、1,2年生対象のホタルカップというのが、先週の土曜日、辰野荒神山で行われました。
この大会は4月に2年になったばかりの子供と、1年に上がったばかりの子供の大会なのですが、8人制で、コートもそれなりに広いので、ミニゲームと言うよりも、団子サッカーとは言え、毎年白熱しています。最近の上位常連チームとしてはフォルツァ松本、Topstone、岡谷東部、南箕輪、辰野あたりでしょうか。今年の結果から言うと、準決勝に残ったのは、なんと我らがTOP伊那、辰野、フォルツァ松本、南箕輪でした。
この日、ちょうど小学校のPTA作業と重なってしまい、午後の決勝トーナメントに進めたら、午後、見に行くからね、と2年でTOP伊那チームとして出場する、Menotti次男には伝えたのですが、正直、決勝トーナメント進出の確率は五分五分くらいと思っていました。基本、グループ1位のみが午後からの準決勝に進めるので、グループの組合せで、進めないことが良くあるのです。
一昨年、TOP伊那では人材豊富と言われている今の4年も、グループであと少しの所で進出できずに敗退しているのです。その前の年は、あのMコム君を擁してあれよという間に準優勝を果たしています。
うちでは多分それが最高成績でしょう。
さらに前のMenotti長男の時には、当然負けましたが、Tコーチに態度面でこっぴどく怒られ、参加賞のお菓子を没収されたりしています。まあ、いろいろ思い出がある大会ですね。
で、昼頃に会場に着くと、ちょうど3試合目が始まるところでした。そこまでの2試合を順調に勝ち、3試合目も勝てば文句なく一位通過です。
相手はアザリー飯田でした。試合始まって見ると、相手もうちと同じくらいの実力がある感じでした。
ドリブルで突破していく子と、守りで必死に戻って身体を張ってディフェンスできる子。こういう子が多いほど、勝ちに近いチームと言えるでしょう。両方、同じくらいそんな子達がいると思いました。幸い、序盤にうちのエースと言っても良いYト君が豪快なドリブルからそのまま豪快なシュートで先制しました。相手の実力からワンサイドにはならないと思ったのですが、すぐに同点に追いつかれ、そのまま後半へ。後半も終わりに近づいた頃、またも同じ角度からYト君のゴール。これで決まったかと思いました。ところがもうほとんど時間のない時に、スローインからそのままゴール前に運ばれ、あっさりまた同点に。また振り出しです。
そしてそのまま終了。
アザリー飯田も2勝で来ているので、1位決定のPK合戦となりました。
最初、何人制でやるのか把握しておらず、相手一人目がまず枠を外し、次から二人、うちの選手が決めてくれました。件のエース、Y君と、Menotti次男の友達で、とてもセンスの良いドリブラー、R君です。
3人目も相手が決めて、次に出てきたのがMenotti次男でした。この試合では特に目立った活躍もできず、ポジショニングの良さか、たまにシュートを放つものの、得点はしていません。ほんとにうちの子で大丈夫か?と思ったのですが、綺麗に左隅に決めていました。そしたら、3人制だったらしく、これが決勝点となり一番おいしいところを持っていくことに・・・。
これも「持っている」と言うことでしょうか。
準決勝はフォルツァ松本さんです。このチームはいつもしっかりまとめてくるのですが、先月のちびっ子サッカーでも対戦して勝っているので、子供たちはちょっと油断しているようでした。
試合が始まると案の定、すぐに右からドリブル突破されて、GKが少し出たところ、角度のない所からうまくコースに決められ、先制されてしまいます。うちもYト、R君等が果敢に突破を図りますが、守りがしっかりしているので、なかなかシュートまで行けません。
0-1のまま後半に突入し、半分くらい過ぎた頃、攻められながらもカウンター気味に運んだボールが前目にいた次男の所に、すっと入りました。今までは足下でこねていたのですが、この時ばかりは猛然とゴールへとドリブルを開始し、相手のDFも追いつけません。
ここで打て、というタイミングを逃してごちゃごちゃとGKの元へ・・・。結局シュートできず、そのまま、敗戦となってしまいました。
フォルツァ松本はグループ戦でtopstoneにも1-0で勝っていて、残り2戦もすべて1-0。イタリアで言うと一番美しい勝ち方ですね。
そこまで1点も取られていなかったのです。余計に次男の得点が惜しく思えました。
その後、3位決定戦で辰野にも0-1で破れ、先の飯田市長杯と同じ展開で、4位、ナイスファイト賞をもらってきました。
ちょっと気になったのは、試合でやりたい所とか聞いていたときに、前半ベンチとか、後半休みたいとか、フル出場を望まない子が何人もいたことです。欲がないと言うか・・・。
これでは負けてもあまり悔しくないんじゃないかと心配でした。
この日、辰野から戻ると伊那小へ直行、通常練習でした。その後、コーチの打ち合わせをしていたら、7時からの地区運動会の会合にギリギリでした。そんな感じでかなりタイトな時程でしたね、土曜は。
日曜はいよいよ全日本少年サッカー大会長野県大会の抽選会と、恒例の松本菅野での練習試合です。
UコーチとキャプテンA君がいないので、残りのメンバーをMenottiが見て試合することになりました。
選手達には、まず、別の場所で知らない相手との試合は、本番のシミュレーションとなるので、朝のグラウンドの入りから、挨拶、アップまで本番をイメージしてやるように指示しました。
そして、朝一の一発勝負となるので、飯田の2日目みたいにならないように、しっかり準備するように、ちょっと長めに話をしました。前からうちはスロースターターな部分があるので、自分たちの実力を出す前にやられる、なんてことの無いようにしたかったのです。
松本地区のチームは、強いフィジカルとボディコンタクトが特徴だと思っています。初戦の菅野もその通りのチームでした。ユニフォームが縦の赤白で、うちのアルビセレステとの対戦は、さながらアルゼンチン対パラグアイの南米対決のようでした。
うちは3バックで、長身の10番T君をサイドバックにした、守り重視の布陣で臨みました。
さらにこのチームではFWでの起用が多い、4年のY君を本来の右SBで使ったのですが、このチームで慣れていないせいか、少しやりづらそうでした。
CFには普段トップ下のK君を持ってきて、まだ落ち着かないうちに個人技で先制してくれることに期待しました。
試合はその期待通り、序盤にK君が個人技で先制しました。ところがその後、徐々に流れが悪くなり、激しいチェックで中盤を支配され、相手のスピードあふれる攻撃陣に、何度もシュートを浴びせられました。
そしてその中の1本がキャプテンA君の代わりにゴールを守っていた4年のTKY君の手をはじいて、ネットに吸い込まれていきました。ちょっと見た感じでは正面だったし、ファンブルにも見えたのですが、回転があったのかも知れないし、4年ですから単純にミスとも言えないプレーでした。
この失点で、さらに流れは悪くなり、その数分後には追加点を献上してしまい、前半のうちに逆転されてしまいました。せっかくの先制点が台無しになるという、珍しい展開です。
ただ、うちとしては守り重視で行っているので、これ以上守りで変えるところはないし、そのまま何とか前半は終わりました。相手は激しい上に予想外にサイドの足が速く、うちのサイド攻撃は封じられていました。
後半、点を取るしかないので、中盤、ゲームメイクにおいていた5年のG君をサイドに、サイドバックのT君をボランチに、右サイドを元気者のY君にしました。
後半、T君のボランチとサイドのG君が、効果的にボールを持てたおかげで、だいぶ形ができてきました。再三惜しいシュートが出始め、そろそろ同点ゴールか、と思っていたのですが、一向にゴールを割ることが出来ません。
バーには2回ほど、ゴール前の混戦で押し込んだと思ったら間一髪掻き出され・・・。これだけ攻めて入らないのは、一体どうしたことか!?後半のほとんどの時間を攻めながら、結局、1点が取れずに負けてしまいました。
次の南松本との対戦は、先ほどの後半の布陣で戦い、ようやく点を取り、さらに後半は多少ポジションも変え、大差になったので控えメンバーも出したりして、ほぼ目論見通りの試合運びができました。ちょっとうれしかったのは、自分の息子が、味方CKをきれいにヘッドで合わせて得点した事で、素直に良い気分でした。
南松本も菅野よりは多少スピードがないような感じでしたが、その後の両チームの戦いを見る限り、それほどの差はないように思いました。それにも関わらず、うちが対戦すると全然違う結果になるあたり、やはり初戦の戦い方を相当気を付ける必要があるのでは、そんな感じがしました。
午後にはキャプテンA君も来て、B戦という形で2試合行いましたが、2戦共に敗戦。相手の方の層の厚さに負けた感がありました。
そして全少の初戦は、ボニートンBに決まりました。良く聞く名前ですが、松川村のチームとのこと。その事からも、この日の練習試合は良い経験だったと思います。組合せはいつものここに出ています。
抽選会の模様はテレビのニュースで流れました。うちのキャプテンA君も最後に映っていましたね。