伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

VOICEウインターカップ

2010年12月23日 22時24分13秒 | 少年サッカー
今日は天皇誕生日で祝日でした。(個人的には別の大事な人の誕生日でもあって、そちらの方が印象が強いのですが・・・)

そして、今年最後の遠征でもあり、初めての1,2年生の遠征でもある、愛知県半田市で行われる、VOICEウィンターカップの日でもありました。

この遠征で、だいぶ前からTOP伊那の1年生を見ることになっていたMenottiは、自分の子供はもちろんのこと、伊那の1年生達が果たして無事に遠征を終えることができるのだろうかという、不安でいっぱいでした。

これが終わらないうちは、クリスマスどころか年末の気分でもありません。試合よりも、実はそちらの方が心配でした。

結論としては、今こうして無事にブログを書いているくらいですから、とりあえずは事故などもなく、全員が元気に帰って来れたので、それはそれで良かったかなあと、思っています。試合の内容や態度は別として・・・。

試合の方はと言うと、アウェーだなんて言い訳は通用しないくらいにやられて、4戦全敗でした。3試合目、順位決定トーナメントの初戦は、2-2の同点でサドンデスのPKになったのですが、あっさり一人目で敗退。悔しがっている暇もないくらいでした。

午前中の15分1本勝負のリーグ戦は、ブロック3チームの相手が、田原FCとVOICE-Aという強豪揃い。これってチャイルドカップもさんざんにやられた2チームではないですか。特にVOICEには1-7という大差で負けてします。この時のレベルの差を知っていたので、こことやるときは相当考えて、勝つのは厳しいにしても大敗しないようにはしたいと思っていました。もちろん最初から負ける気ではありません。勝つのが目標ではありますが、みんなで頑張って走れば勝てる、そういう相手ではないとわかっていたのです。

幸い初戦は田原FCさん。ここもうちにとっては強豪で、ただ、VOICE程は差がないと思っていました。なので、先発もそれなりにいつもやっているようなポジションで、しっかり走って、自分たちのサッカーをしようという感じで送り出しました。

いつも見ている3,4年生と、1年生の差は、ポジションと役割をある程度理解して走れるかと言うことです。その辺はある程度予測していたので、それを織り込んだつもりだったのですが、子供たちは、アウェーの緊張と言うことでもないと思うのですが、予想をはるかに超えて、自由なポジショニングを取りまくっていました。これはもう完全な団子状態で、スクラムを組んで押しながらゴールを目指す、そんな様子に見えるほどでした。

1年生と言えども、午前に当たったチームのレベル以上であれば、センタリングからのシュートも飛んでくるし、ゴール前でごちゃごちゃすれば、確実に鋭いシュートを突き刺してきます。

今日見ていて感じたのは、団子からドリブルで抜け出してゴール前まで行って決めるという、うちの子供たちのやり方が、ほとんど通用していなかった事でした。うちの元気者のYHくん。体格も良くてパワーもあるYTくんあたりも、頑張って抜け出すのですが、早いチェックと、執拗なディフェンスに、どうしてもシュートまで行けないのです。

田原との試合は、半分くらいまでは互角に戦っていましたが、その後、失点すると、とたんに動きも悪くなり、追加点。最後はだめ押しの3点目を決められ、終わってみれば0-3の敗戦です。

次戦がVOICEだったので、是が非でも引き分け以上は欲しかったのですが、それもかないませんでした。

次のVOICE戦は、かなり守備的にして、ドリブルの早いRくんのみFWに残し、カウンターから活路を見いだすつもりでしたが、さすがにVOICE、前回と同様、完封のおまけまで付いて0-7の完敗でした。

午後は順位ごとのブロック別トーナメントでしたが、ここで前述のPK戦。大府さんとの対戦で負けると、最後ももう一つの大府さんにも敗れ、ついに全敗の達成です。

試合後、悔しかったかという問いに、みんな口を揃えて悔しかったと答えていましたが、実は私が一番悔しかったんじゃないかな、と思いました。やっているときは自分たちの試合と、審判で忙しくて、それどころではなかったのですが、帰りのバスでじっくり思い出すと、全敗の屈辱で泣きたいくらいの悔しさでした。

だからといって、じゃあ具体的に今後、どうすればこのチームを強くできるかという明確なビジョンもあるわけではないし、ただ、自分の持っている朧気ながらもうちのチーム足りない所を、少しでも練習で身につけさせて行ければ、と微力ながらも取り組みたいと思いました。

後は、保護者の方に審判要員始め、ご協力をいただければと思います。今日も、試合前に審判だったり、試合後、負けるとすぐに審判になってしまい、反省会もままならなかったので・・・。

まあ、急には無理だと思いますが、徐々に資格も取っていっていただけると良いかと思います。

さて、今年最後の遠征も終わり、この日千曲市で行われた高学年のアルティスタカップも終わったので、TOP伊那の2010年もほぼ終わりです。(最後にいずれも厳しい結果に終わったわけですが・・・)

当ブログで恒例となっている、今年の10大ニュースも、あと少しで公開することになります。

多分31日になるかと思いますが、みなさん、楽しみに(?)していてください。
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