先週の下伊那フェスティバルと、その次の日の練習試合について多少遅くなりましたが、書きたいと思います。
本当はもっと早く書きたかったのですが、出張で不在にしていたりした関係で、今日になってしまいました。
下伊那フェスティバルというのは、フェスティバルと言いながら、実は5月に行われる飯田市長杯みたいな、2日間かけて行われるカップ戦みたいな11人制の大会で、初日ブロックに分けてリーグ戦をして、上位、下位のブロックに分けて、次の日に順位ごとのブロックでさらにリーグ戦を行います。
来年から正式に8人制になると言っているのに、なぜか11人制。正直、11人制で行うのはこれが最後かも知れない・・・。そんな気持ちで、臨みました。この日自分が最初から采配をすることになっていて、またもや例によって前日、いろんなパターンとフォーメーションを夜中まで考えました。
どうせ最後なら、いろいろやってみたい。そして結果的には勝ちたい。そんな思いから、高森で好感触を得た、3-5-2で最初から勝負する事にしました。対戦相手は喬木、駒ヶ根、飯田の順番です。初戦に何とかして勝って、勢いで2連勝して早々と上位リーグ進出。これがMenottiの描いたシナリオでした。
そして試合が始まると、そのシナリオが現実の物となるかに思われたのでした。
予想をはるかに上回るロケットスタートのように、ボールが自陣に戻ることはほとんどありませんでした。こんなこと、このチームでは見たこともないくらいでした。両サイドから何度も波状攻撃。もう何点入ってもおかしくないような展開。ただ、チラベルトのあの時と同じように、フィニッシュが雑で、早く欲しい先取点が入りません。
1点さえ取れば、もうどんどん入る雰囲気でした。逆に言えばここで入らないと、後半まずいことになる・・・。
そうも思っていました。前半の終わり頃、カウンター気味に攻められて、危ないシーンが1,2回あったりして、ハーフタイム、流れを失わないうちに早く点を取ってしまおうと、後半、立ち上がりから集中して行こうと指示しました。
しかし、後半はやはり流れが向こうへと少し傾いていました。そして最悪な事にカウンターからのピンチで、相手に確実に決められてしまったのです。これだけ押していて先制されたのです。気持ち的にもだいぶへこんだ感が漂いました。
ただ、前半の形でいけば、同点、さらに逆転も難しくはないと思いました。ところが一度失った流れ、気持ちの上でのディスアドバンテージみたいなものは、もうどうしようもないところまで来ていたのかも知れません。結局そのまま点は取れず、逆にさらに1点追加のダメまで押され、終わってみれば0-2の敗戦でした。
試合を見ていなければ、完封負けという結果だけです。正直、負けた気もしなかったけど、不思議と悔しさもこの時はあまりなかったのです。もう、あと2勝するしかない、選手にはしっかりと言い聞かせました。この日、なるべく4年生も全員出そうと思ったのですが、このような展開で、あまり出すことはできませんでした。
2試合目は駒ヶ根さん。5年生リーグでは屈辱の全試合勝ち無しで、最下位に甘んじた時、負けている相手です。
ただ、この日は正直、先取点さえ取れれば、負ける気は全くしませんでしたし、この試合は前半にうまく点が取れたため、2点は失いましたが、終始主導権を握り、4-2で勝つことができました。1試合目も前半に1点でも取っていれば2試合目と同じ展開にできたはず。試合の流れと、先取点の重要さを再認識させられました。
この日の3バックは、往年のトルシエジャパン、フラット3を試そうとしていました。3人が自在にオフサイドラインを上げ下げし、相手FWをオフサイドトラップの網にかけまくる。もちろん小学生にそんなに簡単にできるわけないとは思いましたが、センターバックがMenotti息子だったこともあり、前日から言い聞かせていたのです。結果的には初日、うまく行ったのは1,2回でした。
3試合目は、なんと序盤からうまくいったオフサイドを立て続けに副審に見逃されてしまい、あっという間に2点を失ってしまいました。もう1点はGKとDFの連携ミスからの失点。前半だけで0-3と一方的な展開になってしまいました。
後半、今まで使ってこれなかった4年生を何人か出し、GKも変えたり、そんな中でも1点取りたかったのですが、結局取れず、2点追加され、0-5という大敗を喫してしまったのです。
オフサイドトラップに関しては、この日に少し慣れたせいか、私が行けなかった次の日の順位リーグ戦では、ちょっとうまくなって、オフサイドが取れたようです。
この日、1勝2敗で終わったため、ブロック3位で、下位リーグに回ることとなってしまいました。
次の日は自分は3年生の練習試合で、宮田にいました。相手はTopstoneと高森と岡谷東部。いつもやられている岡谷東部さんには勝ちたいと思っていたのですが、主力から3名を下伊那フェスティバルに取られ、休みの者もいたため、ベストメンバーでは臨めませんでした。人が足りないので、2年生からも呼んで、何とか10人集めました。それでも何とか高森さんには勝てたのですが・・・。
いつもなら良い勝負ができるTopstoneには、いい様にやられてしまい、かなりすごい大差で負けてしまいました。前半、敢えてあまり声を掛けずにいたのですが、そうなるともう負の連鎖が止まらないような感じに、次々と失点してしまい、やはりコーチの声で方向転換というか、きっかけづくりしないといけないのかなと感じました。
岡谷東部にも惜しい展開から後半追いつけず、僅差の負けで、最終戦、topBとは良い勝負で何とか接戦を制しました。
結果という意味では思うようにはできなかったけれど、GK含め、いろんなポジションを試したり、意味のある練習試合になったと思います。ただ、日がほとんど当たらない割には紫外線が強く、風がすごかったり小雨も降って、身体的にはかなり厳しい日でしたね。
明日も練習試合があるので、また、有意義にしたいものです。
本当はもっと早く書きたかったのですが、出張で不在にしていたりした関係で、今日になってしまいました。
下伊那フェスティバルというのは、フェスティバルと言いながら、実は5月に行われる飯田市長杯みたいな、2日間かけて行われるカップ戦みたいな11人制の大会で、初日ブロックに分けてリーグ戦をして、上位、下位のブロックに分けて、次の日に順位ごとのブロックでさらにリーグ戦を行います。
来年から正式に8人制になると言っているのに、なぜか11人制。正直、11人制で行うのはこれが最後かも知れない・・・。そんな気持ちで、臨みました。この日自分が最初から采配をすることになっていて、またもや例によって前日、いろんなパターンとフォーメーションを夜中まで考えました。
どうせ最後なら、いろいろやってみたい。そして結果的には勝ちたい。そんな思いから、高森で好感触を得た、3-5-2で最初から勝負する事にしました。対戦相手は喬木、駒ヶ根、飯田の順番です。初戦に何とかして勝って、勢いで2連勝して早々と上位リーグ進出。これがMenottiの描いたシナリオでした。
そして試合が始まると、そのシナリオが現実の物となるかに思われたのでした。
予想をはるかに上回るロケットスタートのように、ボールが自陣に戻ることはほとんどありませんでした。こんなこと、このチームでは見たこともないくらいでした。両サイドから何度も波状攻撃。もう何点入ってもおかしくないような展開。ただ、チラベルトのあの時と同じように、フィニッシュが雑で、早く欲しい先取点が入りません。
1点さえ取れば、もうどんどん入る雰囲気でした。逆に言えばここで入らないと、後半まずいことになる・・・。
そうも思っていました。前半の終わり頃、カウンター気味に攻められて、危ないシーンが1,2回あったりして、ハーフタイム、流れを失わないうちに早く点を取ってしまおうと、後半、立ち上がりから集中して行こうと指示しました。
しかし、後半はやはり流れが向こうへと少し傾いていました。そして最悪な事にカウンターからのピンチで、相手に確実に決められてしまったのです。これだけ押していて先制されたのです。気持ち的にもだいぶへこんだ感が漂いました。
ただ、前半の形でいけば、同点、さらに逆転も難しくはないと思いました。ところが一度失った流れ、気持ちの上でのディスアドバンテージみたいなものは、もうどうしようもないところまで来ていたのかも知れません。結局そのまま点は取れず、逆にさらに1点追加のダメまで押され、終わってみれば0-2の敗戦でした。
試合を見ていなければ、完封負けという結果だけです。正直、負けた気もしなかったけど、不思議と悔しさもこの時はあまりなかったのです。もう、あと2勝するしかない、選手にはしっかりと言い聞かせました。この日、なるべく4年生も全員出そうと思ったのですが、このような展開で、あまり出すことはできませんでした。
2試合目は駒ヶ根さん。5年生リーグでは屈辱の全試合勝ち無しで、最下位に甘んじた時、負けている相手です。
ただ、この日は正直、先取点さえ取れれば、負ける気は全くしませんでしたし、この試合は前半にうまく点が取れたため、2点は失いましたが、終始主導権を握り、4-2で勝つことができました。1試合目も前半に1点でも取っていれば2試合目と同じ展開にできたはず。試合の流れと、先取点の重要さを再認識させられました。
この日の3バックは、往年のトルシエジャパン、フラット3を試そうとしていました。3人が自在にオフサイドラインを上げ下げし、相手FWをオフサイドトラップの網にかけまくる。もちろん小学生にそんなに簡単にできるわけないとは思いましたが、センターバックがMenotti息子だったこともあり、前日から言い聞かせていたのです。結果的には初日、うまく行ったのは1,2回でした。
3試合目は、なんと序盤からうまくいったオフサイドを立て続けに副審に見逃されてしまい、あっという間に2点を失ってしまいました。もう1点はGKとDFの連携ミスからの失点。前半だけで0-3と一方的な展開になってしまいました。
後半、今まで使ってこれなかった4年生を何人か出し、GKも変えたり、そんな中でも1点取りたかったのですが、結局取れず、2点追加され、0-5という大敗を喫してしまったのです。
オフサイドトラップに関しては、この日に少し慣れたせいか、私が行けなかった次の日の順位リーグ戦では、ちょっとうまくなって、オフサイドが取れたようです。
この日、1勝2敗で終わったため、ブロック3位で、下位リーグに回ることとなってしまいました。
次の日は自分は3年生の練習試合で、宮田にいました。相手はTopstoneと高森と岡谷東部。いつもやられている岡谷東部さんには勝ちたいと思っていたのですが、主力から3名を下伊那フェスティバルに取られ、休みの者もいたため、ベストメンバーでは臨めませんでした。人が足りないので、2年生からも呼んで、何とか10人集めました。それでも何とか高森さんには勝てたのですが・・・。
いつもなら良い勝負ができるTopstoneには、いい様にやられてしまい、かなりすごい大差で負けてしまいました。前半、敢えてあまり声を掛けずにいたのですが、そうなるともう負の連鎖が止まらないような感じに、次々と失点してしまい、やはりコーチの声で方向転換というか、きっかけづくりしないといけないのかなと感じました。
岡谷東部にも惜しい展開から後半追いつけず、僅差の負けで、最終戦、topBとは良い勝負で何とか接戦を制しました。
結果という意味では思うようにはできなかったけれど、GK含め、いろんなポジションを試したり、意味のある練習試合になったと思います。ただ、日がほとんど当たらない割には紫外線が強く、風がすごかったり小雨も降って、身体的にはかなり厳しい日でしたね。
明日も練習試合があるので、また、有意義にしたいものです。