伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

W杯組合せ決まる!そして山雅はJFLへ・・・

2009年12月08日 22時44分36秒 | ワールドサッカー

ここのところ、サッカーにまつわるニュースが多くなっています。

Jリーグの鹿島3連覇。そしてワールドカップの組合せ抽選会。とどめは松本山雅のJFL昇格です。

まずは鹿島ですが、純粋にすごいと思いました。浦和との最終戦、見ましたが、やっぱり強くてうまいです。そして勝ちきる。若手とベテランがうまく融合して、この先も期待できるチームになっているという感じでした。

そして今回のメインはワールドカップです。日本のグループはオランダ、カメルーン、デンマークとなりました。NHKBSの特番を見ながら、結局、生で見れずに録画して朝見たのですが、正直がっかり、というか、今までで一番厳しい組合せだなー、と思いました。

オランダカメルーンから勝ち点、とかデンマークに勝つとか、なんでそんなに日本の実力を過大評価できるのかと・・・。FIFAランキングでは日本より下は確かに多くはないし、対戦相手もランクが上の国が多いのは当たり前ですが、ヨーロッパで今回のオランダ、デンマークは強すぎます。アフリカのカメルーンもアフリカ勢の中で、確実に上位の国です。普通にフランスW杯と同じ3連敗が予想できます。

ただ、何が起きるかわからないのもW杯なので、普通じゃないことも当然起きると思っています。今回のグループ分けは、4チームが全部強豪の、いわゆる「死のグループ」はほとんどないのが特徴のような気がします。

3強1弱のグループが多くて、3チームが上位2位を争う、みたいな・・・。

個人的には、今大会、真の死のグループは、D組、ドイツ、オーストラリア、セルビア、ガーナではないかと思っています。ブラジルのG組がそうだと言う人もいますが、ここははっきり言って北朝鮮が1弱と言えるでしょう。

ただし、G組はブラジルが順当に1位で通過すると、2位の国は決勝トーナメントでH組の1位、つまり順当に行けばスペインと当たってしまうのです。そう言う意味では確かに死のグループかも知れませんね。

でも、それはあくまで予想であって、さっきも言ったように本番は何が起こるかわかりません。例えば北朝鮮だって、66年の初出場の時、イタリアを破ってグループリーグ突破したみたいに、ブラジルを破ってしまうかも知れません。

日本もあっさりオランダを破って、本当に世界を驚かすことが現実になるかも知れないのです。

日本の初戦はカメルーンですが、90年のイタリア大会、カメルーンは初戦でアルゼンチンを破り、そのままベスト8まで進みました。今回もエトーというストライカーを擁するカメルーンは、地元の利も活かして、勝ち進むかもしれません。

アフリカ勢は昔から調子に乗るとすごいけど、ひとたび歯車が狂うと、もろい一面も見せてきました。日本が初戦でカメルーンを破るような事があれば、その後、カメルーンが崩れる可能性もあると思います。それでもまだオランダデンマークがいるのです。そう簡単には決勝トーナメントには進めないでしょう。

オシムの言うとおり、1勝でもすればサプライズだと思っています。

さて、アルゼンチンはまたもやナイジェリアと同組です。そして韓国ともまた?という気がしています。ナイジェリアにはいつも要注意なのですが、2002年と全く同じ初戦がナイジェリアです。この時は鹿島での試合で、Menottiも当然観戦しましたが、今回もまず大丈夫だと思います。しかしいつもアフリカとの初戦は要注意なのです。90年のように不覚を取ると大変なことになりますから・・・。

初戦を物にできれば、後の2試合は比較的楽な試合になってくれそうです。そして決勝トーナメントでも、A組が比較的絶対的な強豪がいないため、ベスト8に進める可能性が高いと思っています。その頃にはメッシがチームにフィットして来て、ベスト4,決勝と突き進み、バロンドールの次の目標に掲げた、W杯も手の届くところに来るのではないかと思います。そしてマラドーナの手に、再びカップが渡る時が来ることを願っています。

長くなってしまいましたが、最後は松本山雅です。特に熱烈なサポーターではないのですが、ずっと見守ってきたという感じでしょうか。ようやくここまで来ました。6日はアルウィンに子供と一緒に観戦し、JFL昇格の瞬間に立ち会ってきました。その瞬間は金沢がPK戦で破れたときだったのですが、続く日立栃木との試合も先制されながらも堅い守備からのカウンターできっちり逆転しての勝利、そしてこの大会を優勝で締めくくり、見事なJFL昇格でした。

2チャンネルなんかでもその戦いぶりや、スタジアムなどの環境が好意的に書き込まれていて、ちょっとうれしくなりました。やはり天皇杯で浦和を破ったことで、いっきに知名度が上がったみたいですね。

山雅にとってはJFLは通過点であり、これからJ2,J1を目指しての戦いが始まるわけで、これからも見に行けるときにはアルウィンで観戦したいと思っています。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする