日曜日は夜遅く、へトヘトになって、やっとこさ、家に帰り着きました。
<o:p> </o:p>
金・土・日と3日連続の、ましてや土曜日の朝8時から24時までの研修など、もうすっかりこたえる身体になってしまいました。それでも気の抜けない講演・シンポジウムが続くものですから、参加した以上は、という気になってしまいます。
オープニングトークの福島智さん。ヘレンケラーと同じような境遇ながら、ユーモアのセンス抜群。指通訳の女性、美しい人でした。そのあたりのセンスも抜群の御様子。(この写真撮ったところで「禁・撮影」に気づきました。一枚しか撮っていないので、許して下さい。)
バリアフリー映画祭や、コンサート(なのはな村で演奏していただいた谷川賢作氏も登場!)も同時進行であり、そちらにも触手は動くのですが、そこは我慢して国の動向や、先駆的な実践に耳を傾けました。
そうありながら、「重たい障害のある人の暮らし」を淡々と綴られる日浦美智江さんのお話には、心を洗われます。表層的なものがいくら変わって見えたとしても、「福祉」の原点は変わることはないことを、教えていただきます。
<o:p> </o:p>
「移行支援からB型は詐欺行為か?」という一見、刺激的なタイトルのシンポジウムもありました。就労継続B型支援事業そのもの自体が国家の詐欺行為ではないか、と、フジサキは思っていますが。
会場近くの「渚庵」のお蕎麦。会場に早く辿り着いたので、食することが出来ました。さば寿司も美味いです。
<o:p> </o:p>
実に有意義な3日間でした。
語りつくすことは出来ませんが、印象に残ったお2人のことを少し。
「社会保障と税の一体改革と、我が国の医療・介護の将来」。基調講演は慶應大教授・権丈善一氏です。権丈氏は、同じ時代に生きているのにフジサキが全く認識の出来ていない(全くフジサキには見えていない)現実の真実を、突きつけて下さいました。
もうひとかたは、赤坂憲雄氏。「東北学」を収められている民俗学者です。
東北を歩きながら原発には何の興味も抱いてなかった自分だが、いま本気で戦うつもりだ、と語られます。
また、原発後の再生エネルギーに関しても(風力とか)、どうやらメガなところでやろうとしている、メガな発想では小型な原発を作るようなものではないか、地産のところでやっていく必要性を訴えられました。
静かな語り口の中に、この人は本気だな、ということを強く感じました。
願わくは、同時代を同行できれば、とそんな風に思います。フジサキの人生にも少しは変化があるかもしれません。
<o:p> </o:p>
来年は、なのはな村の若きスタッフのみなさんと参加しようと思います。
<o:p> </o:p>
帰り着いたときはヘロヘロ状態のフジサキでしたが、勿論、月曜日は元気で誰よりも早く出勤しました。そう、あたりまえのことです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます