なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

2月19日

2011-02-19 15:44:39 | なのはな村日記

今朝の霧島連山です。昨夜の爆発が原因か、霞がかかったように見えます。見ようによっては、春が間近な風景にも似ています。が・・・。

 

週末を短期入所で過ごされる利用者さんが現れて、昨日(金)夕方、フジサキがお送りしました。

 

お母さんとのお2人の生活で、お母さんが入院されて一人で生活されることになりました。以前はご本人もついでに入院ということもあったのですが、今回は色んな形の支援が加わり、これはこれで地域生活のモデルになる、と、半ば喜んでいたのです。

 

GHやCHではなくてもご本人が家が良いと思われるのなら、それに必要な支援(というより、お手伝いです。)を考えれば良い、簡単なことじゃないか。服薬の確認をする人、晩ご飯をつくる人、ついでに朝ごはんの準備をする人、お金をお預かりして1日分を渡す人、それを確認する人、自転車のパンクを修理する人、自転車のかぎを探す人、買い物の確認をする人、・・・。

 

ご本人はとても楽しまれていました。朝一番、事業所の玄関先でフジサキを待つ毎日。遅い、とフジサキは怒られますが、フジサキも7時15分の出勤なのです。日中はお母さんの病院に行ったり、大好きな卵の配達に支援員と行ったり、大忙しの毎日です。

 

うまくいくかなと思っていたのですが、やはり限界があるという現実、がありました。
深夜ふと目が覚めて、そのままパジャマ姿で病院に自転車で行ってしまってお母さんのベッドに潜り込んでしまって・・・映画になるような話ではあるのですが、そこはそこ、大人たちの世界では色々あります。

 

関係機関によるケース会議が開かれ、ご本人もとても望まれているということで、前述のことのようになりました。
地域資源をしっかり活かして、地域生活を可能にする、フジサキとてそう思うのですがお送りする車の中でフジサキの内部には複雑な感情がうごめいていました。

 

月曜日の朝、お迎えに上がります。

 


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