身内に不幸があり、少しばかり走り回っていました。
既成宗教色のない「家族葬」を初めて体験しました。
感動しました。
死者であるはずのヒトと生者であるはずのヒトたちが、ひとつの室で過ごして何の違和感もない。昔のことが昨日のことのようであり、今日が同時進行しているようでもあり、ビールが美味く、寿司も美味い。4歳の女の子との会話もとても楽しい。
とても素敵なヒトとヒトの別れ方を、体験させていただきました。
もうひとつ感動したことがあります。
都会ということもあるでしょうが、葬儀場は公営のところでした。社会福祉協議会の看板が掲げてありました。荼毘に付されている間ウロウロしていると、いかにも障がい者雇用と思われる方が、お2人ソファーにドンと座っておられました。なのはな村のみんなだったらもう少ししっかりしてるのな、こんな場所がうらやましいな、というのが一番の感想。
そのとき、「配膳の準備をするよ。」との声に、大きな声で「ハイ。」と答えられたお2人。その後の行動は早いの何のって。
そうか、休息時間だったのか、と思ったものの、なのはな村のみんなだったら・・・と、思ったのも事実です。身びいきかもしれませんが。
都会は障がい者雇用がすすんでるだな、やっぱりうらやましい。
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