8月26日(日)
朝6時半に都城を出発。
「火の国、九州山口有機農業祭典の準備委員会」「有機農業種苗研究会」に出席。佐賀県鹿島市「 自然の館平谷」が会場。初めての場所です。
再来年が宮崎の当番なので今から宮崎有機農業の裾野を広げよう、と前会長O氏の呼びかけで事務局長を引き受けてくれたMさんと3人で参加。
フジサキは車の運転を免除されたので(2人が怖がったというのが事実)、社長気分で車窓からの風景を楽しみました。
会場に着くと、なつかしい顔が幾つも並んでいます。
「種」を守ることを、自分に課した長崎のIさん。一粒の種を慈しみ、絶対自分の畑から絶やさない、と誓っています。
Iさんはフジサキと同じ年ですが、フジサキが手の届くことのない大先輩です。
種苗部会(種苗交換会)です。
フジサキは、「黒もちあわ」の種を一品だけ持って行きました。
Iさんからは、にんじん(黒田五寸)の種を分けていただきました。何代も何代も、畑で選抜されてきたにんじんの種です。
そのIさん、フクシマから3年前に届いたカボチャの種を持っている、と言います。いつかフクシマに返す日を夢見て、種を取り続けるそうです。
フジサキも同じ夢を見たいと思います。
近くに温泉がありました。
夜は勿論、Iさんの無農薬野菜が中心。
その一部。
後は食べるのと喋るのに夢中で、写真のことなど忘れていました。
フジサキ、農の生活から福祉の生活にも身を入れていますが、久しぶりのなかまたちは暖かく迎え入れてくれます。
夜はこんこんと深けて行き、23時が消灯時間だということで、おやすみなさい。
フジサキ、何十年ぶりかで2段ベッドの上段で寝ました。
次の日、見学に行ったMさんの畑苗・一本植えの黒もち米の、とてもなつかしい田んぼ。
おまけは、Mさんちの何匹いるか分からない猫。幸せそうでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます