朝、火山灰を積んだダンプが、なのはな村の前でユータンしようとしているので、思わず呼び止めてしまいました。
「ごみ収集所まで運ばなくても良いですか。ここのも運んでもらえますか。」
都城市では、不燃物収集の日にいっしょに運ぶと、市の広報にあります。
「もう一杯だから、後で来ますよ。」の返事。
その朝の出来事を、すっかり忘れていました。
夕方、乗り付けてきたダンプにびっくり。
「市の委託事業かなんかですか。」と、フジサキ。
「いやー、ボランティアです。」
ダンプのボディーに○○建設と書いてあります。
フジサキも必死で積み込みをやりました。ハイ。
実習中の利用者さんとちょうど帰ってきた若い支援員も、当然引っ張り出しました。
一張羅を汚す羽目になりましたが、なのはな村からクリーニング代は出ません。
行政が土木建設の会社等に、ボランティアを要請したと言う話は聞きましたが、初めて出くわしました。
参加すると入札のポイントが上がる、とか色んな話がありますが、車のお2人は微塵もそんなことはお見せになりません。
「あっちもこっちも、いっぱい。」と、笑っておられました。
とてもすがすがしい気持ちになりましたが、フジサキはひとつ告白しなければなりません。
ひょっとしたら、後で法外なお金を請求されるのではないかと、最初は少し疑ったのです。
ハズカシイ、ナサケナイ。