父の日ということで東京の娘より夫あてに何やら届いた。
留守中の配達だったらしく配達表が玄関に。
朝早くから宅配会社に電話の夫。大声で家中響くような大声だ。
ゆっくりと朝寝ボーを決め込んでいたわたし。
何事かと目を覚ましてしまったほど。
しばらくして、車の音が。
夫は飛び出し小箱を抱えて戻ってくる。
「えっ冷たいさー、なにかねー」
「ビールって書いてあるみたいよー」箱をみてそういうわたし。
ハイとテーブルにある鋏を渡す。が、無視して自分の部屋へ行ってしまった。
なによー人の親切も無視してねー・・・小さな声でぐちった。
「いぇービールさー、つまみも入っているよー」「そう」
「これ飲んでもいいかねー、昼前だけど」「日曜日なのになんでいいサー」
どこやらの地ビールが4本と色々なおつまみのようだった。
冷蔵庫にいれたかと思っていたら
ビールの線を抜く音が聞こえた。じわっとのど越しの良さを想像するわたし。
「これはうまいねー、そうそう数はないはずだねー」独り言のようにつぶやく夫。
えっわたしには一口も飲まさないわけー?あんたよー・・・ことばには出さなかった。
父の日だから、父の日だから、娘が送ったのは父にだから、
横目にみながら関心のないふりを決め込んだ。
曇り空になってきた。
プールにでも行ってこよう・・と。
留守中の配達だったらしく配達表が玄関に。
朝早くから宅配会社に電話の夫。大声で家中響くような大声だ。
ゆっくりと朝寝ボーを決め込んでいたわたし。
何事かと目を覚ましてしまったほど。
しばらくして、車の音が。
夫は飛び出し小箱を抱えて戻ってくる。
「えっ冷たいさー、なにかねー」
「ビールって書いてあるみたいよー」箱をみてそういうわたし。
ハイとテーブルにある鋏を渡す。が、無視して自分の部屋へ行ってしまった。
なによー人の親切も無視してねー・・・小さな声でぐちった。
「いぇービールさー、つまみも入っているよー」「そう」
「これ飲んでもいいかねー、昼前だけど」「日曜日なのになんでいいサー」
どこやらの地ビールが4本と色々なおつまみのようだった。
冷蔵庫にいれたかと思っていたら
ビールの線を抜く音が聞こえた。じわっとのど越しの良さを想像するわたし。
「これはうまいねー、そうそう数はないはずだねー」独り言のようにつぶやく夫。
えっわたしには一口も飲まさないわけー?あんたよー・・・ことばには出さなかった。
父の日だから、父の日だから、娘が送ったのは父にだから、
横目にみながら関心のないふりを決め込んだ。
曇り空になってきた。
プールにでも行ってこよう・・と。