なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

マリが笑った

2006-06-06 15:24:30 | 日記
マリの部屋をのぞく。

人見知りが激しいマリ。わたしが近づくと離れていく。ずっずっとお尻を引いて距離を広げようとする。

しかし、今朝は違った。

おはようと声をかけるわたしに少しだけ好感を示した。

わたしは得意なわらべ歌をうたいながら、雰囲気づくり。
わらべ歌は子どもの心に届きやすい。

いーゆぬみーたくぬみーとゆっくりと歌っているとミリュウが「やってー」と
すぐに反応して手を差し出してきた。

いゆぬみーたーくぬみーと歌いながら手のひらをくすぐる遊びだ。
くちゅくちゅくちゅとことばにしながら、手のひらをくすぐられるのを好む。

やってー やってーと、周りに子どもたちが集まった。
じつは、まりも興味しんしんなのだが、まだ積極的にはなれない。

「まりもしようか~」と少し強引なわたし。手をとると緊張しているのが分かる。
こどもの心は身体に反応する。手がこわばっているのでまりの緊張が分かる。

面白いから~ほーら・・手のひらをくちゅくちゅ~なんどかやった。
身体をくねらせながらマリが笑った。

嬉しかった。
時間を作ってこどもと接する時間を作らなければ、つくづくそう思った。

マリの笑顔にほだされた朝だった。

芒種・外にいきたいなー

2006-06-06 14:25:45 | 日記
 「ねーどうして外に行けないの」ーとショウ3才児
 「だって雨がふっているもの」とわたし。

 「雨なんか怖くないよ・・ボク」とショウ。
 「おまえよー怖いとかじゃなくて・・雨だから」とコウ4歳児。
 「濡れるからだろうねーえんちょう」とジロウ4歳児。

 「ぬれてもいいさー」とショウ。

 このところ本当によく降る雨。外遊びが幾日も果たされていない。
外遊びができないと、児どもストレスはたまる。エネルギーの高い児ども同士ぶつかる場面も増える。

廊下でボールを思い切り蹴って注意を受けているショウ。彼の気持もわからなくはない。

でも、ボールに当たって泣く子も続出、、注意されるもいたしかたない。

だれかが飛ばした大きなボールがガジマルの木の根っこに。
木の上にもピンクのボールが。

 「ボールはお外に出てもいいの?」とショウ。
とってもとっても外に出たいショウの気持が伝わる。

照る照る坊主がぶら下がる窓。

くる日もくる日も雨ばかり。照る照る坊主は増えていく。
今日は芒種。
しばらくは雨が続きそうだ。