なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

妄想と絆創膏

2011-04-23 21:08:23 | コンカツ

久々の婚活パーティーは、鼻に絆創膏を貼っての参加。
今どき、小学生でも見かけない。いいのかアラフォー。

鼻もしかり、おまけにこの日は雨で、友達の義理とは言え、
行く前はたいそう億劫だった。それが。
確か十年前は、9割ダメで、ギリ大丈夫が1割だったと思うが、
久々に行ってみると、ほとんとが普通の人で驚いた。
オドオドもしていなければ、卑屈でもない。
たまたま今回運が良かったのか、私が丸くなったのか。

そしてめでたく、カップルにもなった。
その時はまだ「フーン」てな感じで、とりあえず番号の交換。

それが、家に着いた辺りから、ちょっとずつワクワクしてきた。
そして、怒涛の妄想タイムに突入。

初デート、誕生日(何と一緒の日)、これからの二人の人生、
名字に名前をあてはめてみる、子供の名前・・・
その辺りで、ハッと我にかえる。
「そんなにうまくいくわけ・・・そうだ、ふたご座B型男だ

だいたい38歳で、見た目もそう悪くなくて、何故まだ独身?
実はKY?すんごいケチとか?冷たいとか?それとも匂いが?
ふたご座ならもしかして・・・自分大好き&平成無責任男?

ものすごく怪しい男に思えてきた。
週末の初デートは、ドライブだ。桜を見に山奥に行くという。
まさか山奥で、そのまま置き去りなんてことは・・・
「悪人」のあのシーンが浮かぶ。GPSはオンにしておこう。

バックボーンが全く見えないって、なんて怖いんだろう。
実は、婚活の会が終わった直後、胃が悶絶するほど痛くなった。
初対面の人x15との会話が、思ったより堪えたらしい。
婚活なんて、やっぱりどうしたって、向いてない

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