なんちゃってヘブライ語講座

超ビギナーですが、日々忘却の彼方に消え行く記憶をとどめたく、
備忘録代りにヘブライ語と関係あることないことを綴ります。

ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・男性名詞編その4

2011-02-28 10:56:03 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

そろそろ、へそ曲がりの男性名詞א(アレフ)は脱出したいところです。

今回は、「宮殿」。単数ではארמון(アルモン)ですが、
複数形になると、ארמונות(アルモノット)と女性名詞の複数形のようになります。

「宮殿」というと、私はバッキンガム宮殿をすぐに思い出しますが、
ヘブライ語では、ארמון בקינגהאם(アルモン・バッキンガム)という表記でした。

では、形容詞をつけてみましょう

「大きな宮殿」
ארמון גדול (アルモン・ガドール) ⇒ 
ארמונות גודלים(アルモノット・グドリーム)

「古い宮殿」(ボロッちいというのではなく、アンティークな、という意味)
ארמון עתיק(アルモン・アティーク) 
⇒ ארמונות עתיקים(アルモノット・アティキーム)


イスラエルには王室はありません、しかし古代より王様はいたわけで、
聖書なんかにもでてきるはず。。チェックしてみよう





ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・男性名詞編その3

2011-02-27 21:13:16 | ヘブライ語・名詞


שלום, מה שלומם(シャローム!マ・シュロムヘム?)


今回も型破りの男性名詞をא(アレフから。

「光、明かり」を意味する
אור(オル)。これもまた変わり者。

なので、複数になるとאורות(オロット)となります。


ついでに「赤信号」はאור אדום(オル・アドム)
あるいは「危険信号」も意味します。


(写真はハヌカの時に飾る、ハヌキヤです)



ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・男性名詞編その2

2011-02-26 21:40:13 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)
מה נשמע(マ・ニシュマ?)

へそ曲がりの男性名詞たち、全部カバーすることは出来ませんが、
少しずつ。

今回もא(アレフ)で始まるものをやりましょう

一体だれが例外を作ったのか、その起源に迫りたいと思いつつも
覚えたが早いので、気持ちを切り替えます


さて、「宝物」のことをヘブライ語では אוצר(オツァル)といいます。

余談ですが、「大蔵省」はמשרד האוצר(ミスラド・ハ・オツァル)、
「大蔵大臣」はשר האוצר(サル・ハ・オツァル)といいます。)


宝物が一杯になりますと、⇒ אוצרות(オツァロット)と
あたかも女性名詞かのようになりますが、れっきとした男子ですので、
お間違いないように!

例えば、「天然資源」(当然たくさんあるわけで複数形)のことを
ヘブライ語で言うと、אוצרות טבעיים(オツァロット・ティブイーム)
となります。

名詞の形に惑わされず、「天然の」という形容詞טבעי(ティブイ)の形が
男性形の複数形になっているので、これで判断します。

しかし自分の口で言えるかしら?という問題が・・・

ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・男性名詞編その1

2011-02-25 19:44:23 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

へそ曲がりの名詞たち、改めてみてみたら、結構たくさんあります

でも忍耐深く、チャレンジです。
どうぞ、混乱しませんように・・


男性名詞の変化の基本は前回復習したので、よしとして、
さあ、変わり者の名詞を征服しましょう!

基本的に、א,ב(アレフ、ベート)順にやってみたいと思います。

さてא(アレフ)です。

אבא(アバ)「おとうさん」 ⇒ אבות(アボット)「おとうさんたち」

「お父さん」には男らしく原則的な男性名詞でいて欲しかった!

「日本人のお父さん」ですと、אבא יפני(アバ・イャパ二)

「日本人のお父さんたち」になると、אבות יפנים(アボット・イャパニーム)

こんな感じになります。



ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち

2011-02-24 22:55:32 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

今日はなんと最高気温18度の福岡市。
突然の春の到来で、何を着たらよいのやら

とはいえ、我が家は寒いので、脱いだり着たりをこまめに
して体温調節を図ります。


前からやりたいと思っていた、複数形になる時に原則と違う形になる、
へそ曲がりの名詞たちを少しまとめていけたらなと思います。

といっても私の知ってる単語が限られているため、こまめに辞書を引くことを
おすすめします

その前に、男性名詞、女性名詞の複数形の形のおさらいです。

基本形:
男性名詞⇒ 語末に ים(イョッドとメム・ソフィート)がつく形。

例えば 
מכתב(ミクタブ)「手紙」 ⇒ מכתבים(ミクタビーム)

ספר(セフェル)「本」 ⇒ ספרים(スファリーム)

といった具合です。

女性名詞 ⇒ 語末に ות(ヴァヴとタブ)がつく形。

例えば
מיטה(ミター)「ベッド」 ⇒ מיטות(ミトット)
 この場合、語末のה(へー)と削除してות(ヴァヴとタブ)が
つきます)

שאלה(シェーラー)「質問」 ⇒ שאלות(シェーロット)

といったことになります。


(写真は、街の花屋さん。春らしい~








ヘブライ語で「太った猫」 形容詞について・・

2011-02-23 20:41:04 | ヘブライ語・形容詞


שלום(シャローム!)

前回、「中東」と「地中海」をご紹介しましたが、

名詞+形容詞で表現されているので、ちょっとだけ、
形容詞について、説明をくわえておきます。

ヘブライ語では性別の問題がでてくるのですが、
やっかいなこといに、名詞の中には例外が結構ありまして、

男性名詞なのに複数形になると女性名詞の複数形と同じ形をとるものがあります。

なので知らない名詞だと、性別がわからないこともあります。

しかし、形容詞は変化に例外がなく、男性名詞につく場合は、男性形に、
女性名詞につく場合は女性形に変化してくれます。

なので、形容詞によって性別を見分けることができます。

では、最近見かけた「太った猫ちゃん」で練習です。

まず「ネコ」はחתול(ハトゥール)、これ、男性名詞。

では「太った」という形容詞は、男性名詞につく場合、שמן(シャメン)と
男性形を取ります。

なので、חתול שמן(ハトゥール・シャメン)というと「太った猫」

יש פה חתול שמן(イェシュ・ポ・ハトゥール・シャメン!)
「ここに太った猫がいるよ!」

このネコがメスだったら、

חתולה שמנה(ハトゥラー・シャメナー)となります

このネコはメスなのか、オスなのか、、、わからない、
そんな場合は、基本的に男性名詞で言うのがどうも原則のようです。


ヘブライ語で「中東」

2011-02-22 21:22:48 | ヘブライ語・前置詞


שלום מה נשמע(シャローム!マ・ニシュマ?)

今朝は、リビアの情勢についてニュースソースが不確定ながら、
海外のメディアがいっせいに取り上げていました。

一部の情報だけですぐに判断はできませんが、しかし
のっぴきならない状況に中近東情勢がなりつつあることだけは確か。

今後の行方が気になるところです。

ところで「中東」もしかして以前やったかどうかさえ覚えていませんが、
ヘブライ語で確認です。

英語だとMiddle East、日本語では「中東」を
ヘブライ語では המזרח התיכון(ハ・ミズラハ・ハ・ティホン)といいます。

ちなみにこのה(ヘー)は定冠詞ですので、お間違いなく。

そして מזרח(ミズラハ)は「東、東洋、東方」を現す男性名詞!
さらに תיכון(ティホン)は「真ん中の、中間の、中等の」をあらわす
形容詞!

しかし、まとめて המזרח התיכון(ハ・ミズラハ・ハ・ティホン)で「中東」だと
覚えちゃいましょう。

ついでながら、地中海のことを「היום היכון(ハ・ヤム・ハ・ティホン)」
といいます。

う~ん、確かに「地中海」ですよね。。。


(写真は、最近ハマっている紅玉。甘酸っぱくて素朴な味がいいです)

ヘブライ語で「ミスター&ミセス」

2011-02-21 21:24:46 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

春の兆しがちらほらと。

庭の梅の花が満開になっていました。



さてさてヘブライ語で男性、女性に呼びかけるときの言い方なのですが、
英語だと、男性はMs. 女性はMrs. となります。

男性はמר(マル)、女性はגברת(グベレット)です。

イスラエル滞在中は、そうですね、あんまり聞かなかったような気もします。

というか、わりとフレンドリーなイスラエル人なので、見知らぬ人にも
平気で話しかけたりするから、改まってこういう風に言わない生活環境だった
からかもしれません。

しかし、確かにגברת(グベレット)と声をかけられ、自分のこととは
思わずボーっとしていたこともありました。

あと、外来語もミックスのイスラエル、「マダーム!」といわれたことも
ありますが、「奥様」のイメージがあり、違和感を感じたこともありました


ヘブライ語の「ひっくりかえったコーヒー」

2011-02-18 21:39:50 | ヘブライ語・形容詞


שבת שלום(シャバット・シャローム!)

辞書で「デモ」を調べていて、その近くに載っていた単語から
思い出したので、ついでにご紹介します。

それはヘブライ語での「ミルク入りコーヒー」
デモに似ているのは、形容詞の部分ですが。


さて、イスラエルでコーヒーというと普通、ミルクが入っていて
ブラックコーヒーというのは、そのように注文しないと出てきません。

קפוצינו, בבקשה(カプチーノ、ベバカシャ)といえば、
泡立てミルクがのったコーヒーが出てきますが、

あるいは קפה הפוך בבקשה(カフェ・ハフーフ、ベバカシャ)と
いうのもOK

ちなみに הפוך (ハフーフ)というのは「ひっくり返った、転倒した」
「転覆した」とか「逆の、反対の」という意味があり、
さらには、「入り混じった、混合した」という意味の形容詞です。

上記は男性形、なので、女性形もあります!הפוכה(ハフハ―)です

発音が、実は難しい、というかノドを使うので咳き込んだりしました。。。





ヘブライ語で「デモ」

2011-02-16 23:27:55 | ヘブライ語・名詞


שלום מה שלומכם(シャローム!マ・シュロムヘム?)

「ストライキ」のヘブライ語をやってから、ふとデモのことに思いが。

今の中近東、アラブ諸国などにデモが飛び火しています。

エジプトのその後も、時間の経過とともに見守る必要あり。
今度、どう時代が展開するのか、もしかして歴史の変わり目を生きているのでは
ないかしらと思ってしまうような情勢が続きます

さて、デモンストレーション、ヘブライ語ですと、הפגנה(ハフガナー)となります。
女性名詞です

他にもデモを表す単語はあるようですが、私が知っているのはこれ。
ウルパンで教えてもらいました。先生のデモもあったので、

生徒たちには申し訳ないということで説明してくれてました。

デモも多いです。横断幕とか張って、やっているのを見たことがありました。

(バレンタインのチョコレート。大半を食べてしまいました