שלום(シャローム!)
前回、「中東」と「地中海」をご紹介しましたが、
名詞+形容詞で表現されているので、ちょっとだけ、
形容詞について、説明をくわえておきます。
ヘブライ語では性別の問題がでてくるのですが、
やっかいなこといに、名詞の中には例外が結構ありまして、
男性名詞なのに複数形になると女性名詞の複数形と同じ形をとるものがあります。
なので知らない名詞だと、性別がわからないこともあります。
しかし、形容詞は変化に例外がなく、男性名詞につく場合は、男性形に、
女性名詞につく場合は女性形に変化してくれます。
なので、形容詞によって性別を見分けることができます。
では、最近見かけた「太った猫ちゃん」で練習です。
まず「ネコ」はחתול(ハトゥール)、これ、男性名詞。
では「太った」という形容詞は、男性名詞につく場合、שמן(シャメン)と
男性形を取ります。
なので、חתול שמן(ハトゥール・シャメン)というと「太った猫」
יש פה חתול שמן(イェシュ・ポ・ハトゥール・シャメン!)
「ここに太った猫がいるよ!」
このネコがメスだったら、
חתולה שמנה(ハトゥラー・シャメナー)となります
このネコはメスなのか、オスなのか、、、わからない、
そんな場合は、基本的に男性名詞で言うのがどうも原則のようです。