なんちゃってヘブライ語講座

超ビギナーですが、日々忘却の彼方に消え行く記憶をとどめたく、
備忘録代りにヘブライ語と関係あることないことを綴ります。

ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その8

2011-04-30 21:15:45 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

新緑の美しい季節。
ちょっと足をのばして福岡城跡近辺に行って見ました。
天気はイマイチでしたが、やわらかい緑色で桜の木やら
柳の木などがきれいでした。

さて、へそ曲がりの名詞たち、女性名詞は少ないのかなあ。
改めて取り上げてみると、入門クラスで出会うレベルのものは
限られているのかもしれないなと思います。

今回はנ(ヌン)で始まる単語です。
ヘブライ語でנעל(ナアル)といえば、「靴」
しかし一つだけになります。

普通は2つでセットなので、そうなるとנעליים(ナアライム)となります


靴屋さんはもちろんたくさんの靴を扱っているわけですから
חנות הנעליים(ハヌット・ハ・ナアライム)となります。

אני קונה נעליים חדשות ויפות(アニイ・コナー・ナアライム・ハダショット・
イャホット)
「私は新しくてお洒落な靴を買います

ちなみにサンダルはסנדלים(サンダリーム)です。




ご無沙汰しています

2011-04-29 21:12:14 | 今日のできごと
שלום((シャローム!)

ご無沙汰してしまっています。

このところの気候の不安定さからか、それとも不節制(?!)のせいか
なかなかブログの更新まで行き着かないままま日が過ぎて
しまっていました

みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

今日は英国王室ではロイヤル・ウェディングの日

さすがにBBCの電子版ではめちゃくちゃ大きく取り上げられて
それ一色の感がありましたが、イスラエルではどうなのかと思って
エルサレム・ポストの電子版をみたら、その時のトップニュースは
シリアの反体制派のデモのことでした。

お国が違えばかなり違う情報が流れています。

日本はやっぱり東日本大震災の関連ニュースでしょうか。

国際情勢についていくのもなかなか。

ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その7

2011-04-22 19:50:53 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

久しぶりの雨。乾燥した我が家のチューリップ畑には恵みの雨です。

さて今日はמ(メム)に飛びます!

מ(メム)から始まるへそ曲がりはמילה(ミラ)です。

これはヘブライ語で「ことば」のことです。

מילה נחמה(ミラ・ネフマダー)というとnice word,
「素敵なことば」(もう少し適切な日本語訳があったら・・

複数形になりますと、

מילים נחמדות(ミリーム・ネフマドット)となります。





ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その6

2011-04-20 21:31:49 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

イスラエルでは過ぎ越しの祭りの最中。

כשר(コシェル)と無関係のように思えるあのマクドナルドでさえ、
この期間は通常のバンズとは違う、パンみたいなもので販売していました。

結構、私はמצה(マッツァ)好きです。しかし食べ過ぎると太りそうな気も

さてへそ曲がりの女性名詞たち。
今日はי(イョッド)です。

以前にもお話ししましたとおり、体の器官は女性名詞が多く、
しかも何故かへそ曲がりの変形が多いのです。

今回もその通り。
י(イョッド)で始まる体の部分といえば、「手」です。

יד(イャド)といいます。しかしもちろん手も2つあるもの。
2つ以上になると、ידיים(イャダイム)となります。

「2本の手」ならば、שתי ידיים(シュテイ・イャダイム)です。

イスラエルのホロコースト記念館のことを
ヘブライ語ではיד ושם(イャド・バシェム)といいます。

これは旧約聖書のイザヤ書56章5節の、
「わたしの家、私の城壁のうちで、息子、娘たちにもまさる
分け前と名を与え、。絶えることのない永遠の名を与える。」

というみことばからつけられています。
ヘブライ語では「分け前」の部分が「手」で、
「記念と記憶」という意味合いからとられています。

600万人にのぼる犠牲者を単なる数でではなく、
その一人ひとりを記憶にとどめるという思いがこめられています。


ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その5

2011-04-18 09:59:41 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

少し肌寒いですが、でも朝はまだ陽が照っているので
気持ちの良い朝です。

今回は一気にジャンプして、ד(ダレット)に飛びます。

今回は「道、道路」を表すדרך(デレフ)です。

意味としては他に「方法、手段」というのもあります。

これはイディオムだと思いますが、
「通常、一般に、普通」とかいうときに בדרך כלל(ベデレフ・クラル)
といいます。よく日常会話とかでも耳にしました。

さて、変化の形です。

道がたくさんあるとדרכים(ダルキーム)(※ダルヒームとも聞こえる)
となります。

דרכים עתיקות(ダルキーム・アティコット)といえば
「古い道(古代からの、というニュアンス)」

あるいはדרכים חדשות(ダルキーム・ハダショット)で
「新しい道」ともいえるし、「新しい方法」という意味でも
使えます。



ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その4

2011-04-16 23:49:18 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

さっそくへそ曲がり名詞たち ב(ベイト)編です。
ביצה(ベイツァー)、「タマゴ」のことです。

タマゴがたくさんになるとביצים(ベイツィーム)となります。

ביצה טרייה(ベイツァー・トゥリヤー)で「新鮮なタマゴ)

たくさんあると ביצים טריות(ベイツィーム・トゥリオット)

となります。

タマゴはシュークだと1コ売りからありました。
でもさすがに生では食べませんでした。

なので日本に帰ったら食べたいものランキングの上位に
タマゴかけご飯があったものです。

これって日本以外のところではそうなのでしょうか。

今年の過ぎ越しの祭り

2011-04-15 20:32:15 | イスラエルのカルチャー
שבת שלום(シャバット・シャローム!)

桜吹雪が舞う福岡です。
もう桜も終わりかな~。


教会の暦ですと、今度の日曜日からパッションウィーク、
キリストが十字架にかかられる受難週になります。

今年の過ぎ越しの祭りは、4月19日から4月26日だということです。

ユダヤ教ではイエス様が十字架にかかられたことは
特に意味をもってみてはいないのですが、
(クリスチャンに迫害された歴史から、キリスト教には
好意をもたれていない側面があります。これはちょっと複雑

ユダヤ人にとっては絶対的に重要な祭りの1つが、過ぎ越しの祭り。
ヘブライ語ではפסח(ペサハ)。この週はイースト菌が入ったものを
家の中から排除して、種無しパン מצה(マッツァ)を食べます。

実際に家中からパンくずや発酵食品(日本人にとっては捨てがたい)などを
捨て去ります。

以前、宗教的なユダヤ人男性がウィスキーをもって尋ねてきました。
アメリカかどこからかアリヤ(帰還)してきた人だったのですが、
過ぎ越し前の大掃除の時に、捨てるのはもったいないと思ったのか、
明らかにユダヤ人ではないと思ったのでしょう、うちにもって来ました。

私もアルコールは飲みませんが、困り果てているので少し
気の毒になり、知り合いに上げることで預かった記憶があります。


ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その3

2011-04-13 21:47:49 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

今日は表は暖かく、我が家の中は寒いという一日。
しかし確かに暖かくなっています。

ほったらかしなのに、健気に開花した裏庭のチューリップ達
今日は黄色が可愛く開いていました。
お水やらないとかわいそう


さて、今回もא(アレフ)から。

「女性」あるいは「妻」のこともいいますけど
אישה(イッシャー)という単語もへそ曲がりです。

明らかに女性名詞以外の何者でもないのですが、しかし複数形になると
נשים(ナシーム)となります。思いっきり変形します。

お手洗いの扉によくנשים(ナシーム)と書かれています。
もちろんイラストが着いていることが大半なので
読めなくても大丈夫なはずですが、お洒落なカフェとかで、
文字だけのところもありましたね~、そういえば。

ちなみに知り合いがなんとなんとנשים(ナシーム)に気づかずに
男性のほうに入って慌てたということも聞いています。

הן נשים נחמדות(ヘン・ナシーム・ネフマドット)というと
「彼女たちは素敵な女性たちです」というほめことばになります。

נחומד(ネフマド)、נחומדה(ネフマダー)は英語でNice 
「素敵な」という形容詞です。

形容詞は性別に忠実に変化しますので、ここはしっかり女性の複数形です


ヘブライ語のへそ曲がりの名詞たち・女性名詞編 その2

2011-04-12 21:11:01 | ヘブライ語・名詞



שלום(シャローム)

光陰矢のごとし。

もう4月も半ば近くになりつつありますが、
今年はホントに桜を長く楽しませてもらったように感じます

寒かったんではないかな~例年より。
というか、あまりにも早くに暖かくなってきていたともいえますが


さて、変わり者の女性名詞、第2弾です。
今日ご紹介するのは、「耳」。

以前にも学んだ気がしますが、これ変わり者。
ヘブライ語では אוזן(オゼン)です。

これは女性名詞ですが、複数になるとאוזניים(オズナイム)となります。
(私のテキストにはייというように、ヨッドが2つになっているのですが、
もしかすると、1つだけの場合もあるかもしれません)

ちなみに、体の器官を表す単語は、ほとんどが女性名詞なのですが、
そのほとんどがへそ曲がりの名詞たちです。

今はアレフ・ベート順にやっているので、そのうちにまた
お目にかかることになると思います。

6番目のお孫さん

2011-04-09 23:22:35 | 今日のできごと



שלום(シャローム!)

イスラエルの知人からSkypeで連絡あり。

6番目のお孫さんが誕生されたそうです!
女の赤ちゃんだそうですが、

היא יפה(ヒー・イャッファー)「彼女は美人!」だと
嬉しそうでした

無事の誕生、ほんとにおめでとうございます
מזל טוב(マザル・トヴ!)

ちなみにお孫さんのことをヘブライ語では、

男の子の場合⇒נכד(ネケド)
(※ケというよりか、へにも聞こえる喉から出す音です)

女の子の場合⇒נכדה(ネクダー)(※クというよりフというか、難しいです、表記が)


そしておじいちゃんのことは、סבא(サバ)、
おばあちゃんは、סבתא(サブター)なのです。

発音は違うだろうケド、日本語で「サバ」はサカナ、
フランス語では確か挨拶のことばだったと記憶しています。

סבתא ג'מילה(サブター・ジャミラ)という名前の石鹸、ご存知ですか?
「ジャミラおばあちゃんの石鹸」といって有名になったことがありました。
(すごい高い値段がついていたけど、地元で買うと全然安い)