台風のあと 初めて植物園の中に入りました
入ってすぐの広場は いつもの姿
ところが ちょっと中へ進むと 酷いことになっていました
中が腐ったり 弱った木は 途中でおれて倒れていますが
根こそぎという姿も たくさん見られます
木の多い場所は ことごとく 立ち入り禁止区域
いつもなら 植物の事 いろいろ 教えていただけるのですが
今回は どうしても倒れた木の話題になってしまいます
ここも ほんとはうっそうと茂って薄暗くなっている場所ですが
木も まばらでスカスカ
ただ この ワシントンヤシは 大丈夫だったようです
どうしてか? との質問に
多分 台風被害によく合う地域の植物なので 絶えられたのだろうとの事
大木でも 台風のあまり来ない地域の木は 大風には弱いのかも・・・と言う事でした
植物園の一角に 100mくらいにわたって 丸太が積み上げられています
あまりの量に 唖然としました
ちょうど年輪もよく見えるからと 数えたところ 40数年たっているのがわかったそうです
長居植物園が 開園になったのは1974年の4月
我が家の息子の 生まれる一年前
開園準備に 若木を植えたものが 大きくなっていたんでしょう
倒れた木の根っこは 意外と根を張っていません
これは埋め立てて造った公園なので 盛り土が浅かったせいじゃないかとのこと
それにしても こんなにたくさんの樹木が 受けた被害の大きさに ただただ驚きました
メタセコイアの林も スカスカ
池のそばに (ナンキンハゼ)センダンの大木があり 毎年実がなる姿が面白くて
たくさん写真に撮っていましたが それもこの有り様
ナンキンハゼの横には たくさんの桜に木があり 毎年花見で賑わう場所
そこも 空地状態に
なんか 寂しいですね
園内に貼られていた 立ち入り禁止区域を表示した 張り紙