写真屋の奥さんが、献堂式の集合写真の見本を持ってきてくださった。
あれだけの人数にもかかわらずなんとかみんな顔が写っていた。青い空、塔の上には白い雲。この一週間ではめずらしいよいお天気だった。(風はつよかったけど)
「ここに松百さんもいるはずだったのにね」、写真屋の奥さんはそうつぶやいた。実はこの方、3年前に亡くなった松百さんの友人。松百さんの葬式で初めて教会の礼拝堂の中に入られた方だ。「ちょっと早すぎましたね」。
「でもきっとそのへんにいたんですよ」と私は笑いながら言った。ちょっと児童文学的な表現になるが、教会の塔の上に雲がかかっていると、水谷さんが呼びつけた雲タクシーで「あんたも一緒に」と周りの人を誘って、あのころのメンバーが教会を見に来ているような気がするのだ。なんとなく。(R)
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