
松本地区原水禁の学習会。日本消費者連盟代表委員兼事務局長の山浦康明さんの講演。福島の問題ではない。日本全体の問題として認識すべき。セシウム以外の核物質も大気に放出されている。栄養素と間違えて人間の身体にとりこまれる核物質もある。内部被爆すれば、身体の内部から放射能攻撃が一生続く。
山浦「DNA分子は原子が数伝授ボルトで結び付いているにすぎず、ガンマ線のエネルギーは10万電子ボルト以上で、放射線が当たるとDNA 分子はたやすく切れてしまう」
山浦「政府東電の情報隠しによって、被爆しなくていい人が被爆したり、逃げた先で被爆してしまった。その結果、葉モノ、稲わらが汚染が進んだ。今後は、水産物の食物連鎖による生物濃縮が始まる。生産水域がわらないまま、市場にでている。いま、ホームセンターで古い米袋がうれている。なぜか?」
山浦「福島の米が基準値を越えていたが、森林が汚染し、地下水から、米が汚染された可能性がある。ほじょうごとの土壌調査が必要。」
山浦「食品の暫定基準値が、8ヵ月たっても暫定はおかしい。国内基準値セシウム500Bqチェルノブイリ以降輸入基準値は370Bq、矛盾している。シーベルトも年齢別、妊婦など決め細かな基準値が、必要。市民から測定運動をしなければならない事態。」
山浦「放射能汚染の実態がわかっていない。食べ物はベクレル表示にすべきではないか。損害賠償請求は、国と東京電力へ、生産者ではない。原発事故は無限責任でなければならないのに限定してしまった。東京電力は1200億円を越えれば、税金や電気代で払う仕組みがつくられてしまった。」