こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

戦争をさせない1000人委員会・塩尻

2016-09-30 08:11:28 | 活動日誌

9月20日戦争をさせない1000人委員会・塩尻の学習会があり参加しました。

講師は、信州安保法制違憲訴訟の会事務局の安藤雅樹弁護士です。(動画あります)

戦争をさせない1000人委員会の今後の活動について、喜多英之県労組会議事務局長(動画あります)

以下私の備忘録です。

憲法第81条「最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である」※条文には「最高裁判所は」と書かれているが、判例(最大判昭和25年2月1日)では、憲法81条は最高裁判所が違憲審査権を有する終審裁判所であることを明らかにしたものであって、下級裁判所が違憲審査権を有することを否定したものではないとして、最高裁判所だけでなく下級裁判所にも違憲審査権を認めている。

日本では付随的違憲審査制を採用している・・・(中川 どこか法律でさだめているのかな?)

政府は、違憲判断の土俵に乗ってこない可能性が高い・・・(中川 乗らせるための世論形成が必要か)

裁判所は本当に違憲判決をしないのか・・・(安藤 裁判官に勇気をもってもらうためのマスコミを含む国民世論が必要)

(中川 結局は力関係だなー。裁判所を動かす大衆運動による世論形成をすることが大切だということを再確認しました)

・・・安藤先生自身が、なぜこの訴訟を起こそうと思ったのかのお話に興味がありました。一つは、福島原発事故で国はそれまでの年間追加被ばく量を1ミリシーベルトから20ミリシーベルトにあげたことについて「国は子どものことを全く考えない」という怒りで集団疎開訴訟をたたかったが負けたこと。もう一つ今年3月に亡くなった永田恒治弁護士が、「憲法を変えてはならない」と最後まで言い続けていたことが忘れられないと。(誰かに聞かせてやりたい)

 

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憲法ゼミを開催します。

2016-09-26 10:47:30 | お知らせ

憲法ゼミ生を募集します

2016年7月の参議院選挙で自民党が単独で過半数を確保、与党である公明党、改憲を目指す日本維新の会と合わせて、参議院でも3分の2を確保し、安倍首相は「憲法改正」に強い意欲を示しています。

憲法改正発議が実際に行われれば、有効投票数の過半数で成立するため、有権者が1億人で投票率が50%であるならば2500万人の賛成で、つまり有権者でない人も含めれば、わずか国民の5分の1で憲法は改正されることになります。憲法改正が現実味を帯びてきました。

そこで、現行憲法と比較しながら自民党「日本国憲法改正草案」を批判的に学ぶ憲法ゼミを開講することとしました。

具体的には、信州大学の成澤孝人教授にチューターをお願いし、自民党改憲草案と現行憲法を読み合わせ、みんなで分担してレポートし、みんなで議論するゼミ方式で行います。

これからの運動を担う皆さんの積極的なご参加をお願いします。

 

第1回憲法ゼミ

日 時 10月3日(月)18時~20時

場 所 松本市勤労会館2F第4会議室

内 容 1回目は中川が「憲法前文」をレポートします。その後レポーターの分担と次回以降の日程を相談します。

資料代 一人1回500円

主 催 松本地区護憲連合(問合せ:中川博司090-2623-0544)

申込み FAX0263-33-1280 メール white.otti@gmail.com

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憲法ノート 前文その1

2016-09-26 10:38:00 | 憲法ノート

現行の日本国憲法(以下現行憲法)の、最大の特徴は、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」とあるように、「不戦の決意」と言っても過言ではありません。

そしてその不戦の決意の根源は「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」という普遍的な「平和的生存権」です。日本国民にだけ認められる平和的生存権だとしたら、過去の戦争が自衛のための戦争であったように、日本国民を守るために戦争ができてしまいます。しかし、「全世界の国民」に均しく「平和的生存権」があることで、日本国民もそして他の国の人の「平和的生存権」を守ろうとすれば戦争は起きるはずがありません。それは「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」という言葉にも表れています。

自民党「日本国憲法改正草案」(以下改憲草案)では、この「不戦の決意」と「平和的生存権」が、すっぽり無くなっています。この点については、改憲草案Q&A(以下Q&A)の中でも全く触れられていません。

改憲草案の大きな柱は、「自衛権を認め国防軍をつくる」ことにあります。ですから、そのために「日本国民は、国と郷土を誇りと気概をもって自ら守」る義務を前文に象徴的に書き込んでいます。これまでの政府解釈は、自衛権はあるが憲法9条の2項で「戦力の不保持」と「交戦権の否認」をしていることで、自衛のための戦争もしないという解釈をしてきました。

しからば自衛隊はなんぞやということになりますが、自衛隊は急迫不正な攻撃に対して必要最小限度の実力行使をする組織という位置づけです。

これに対してQ&Aでは「特に問題なのは、『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』という部分です。これは、ユートピア的発想による自衛権の放棄にほかなりません」と、全く現行の憲法の言っていることと、太平洋戦争後、朝鮮戦争にもベトナム戦争にも巻き込まれなかった歴史を否定しています。

いま、日本を取り巻くいわゆる「安全保障」環境に変化があることは否めません。しかし、日本はあくまで「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し」た平和外交で解決を目指すのです。武力で平和をつくれないことは、アフガニスタンやイラクを見ても明らかです。

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第457回月曜の声

2016-09-26 10:33:10 | 政策・訴え・声

 

社会民主党松本総支部定例の松本駅前での街頭宣伝、第457回月曜の声。今日から始まる臨時国会の課題(補正予算、TPP、南スーダンへのPKO)、9.19から1周年の決意などについて訴えました。(動画あります)

ノボリ旗のポール台を購入し初見参。これまでは石柱にヒモで縛り付けていました。

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異文化理解講演会@上田市中央公民館

2016-09-25 23:48:11 | 活動日誌

 

上田市多文化共生推進協会と信州イスラーム世界勉強会の共催による「異文化理解講演会」が上田市中央公民館であり参加しました。

講演は東京大学名誉教授の板垣雄三さんで、信大シンポジウムやイラン駐日大使の講演会などでこれまでにもお話を聞いたが、今回はじっくり2時間弱イスラム社会についてお話を聞いた。

テーマは「壊れゆく世界の中でイスラームの未来を考える」で、最初に板垣先生から「壊れゆく世界」という感覚をお持ちの方がどのくらいいるかという質問に私も含めて10人くらいが手をあげました。次に「壊れゆく世界」とはどんなことを指しているのか」という質問に、「テロと反テロ戦争」「家族の崩壊」などをあげた方がいました。板垣先生からは、「相模原の障がい者殺人事件、企業の不正、政治の腐敗、テロ・・どうやったら解決できるのかわからない状況が広がっている。アメリカも混乱している。」

この世界の中でムスリムの人口は2010年16億人で世界の3分の1だが、2050年には28億人3分の1になる。石油埋蔵量も世界一。しかし反テロ戦争で130万人~200万人が死んでいる。反テロ戦争をやればやるほどテロが多くなる。永久に終わらない。イラクでは300万人の人口のうち50万人が死んでいる。シリアでは国内人口の半分に当たる1100万人が難民となっている。

そもそもイスラームとは、無条件降伏・身も心も差し出す・神にすべてをゆだねる・帰依するという意味。タウヒートという考えがその基で、「多であって一である」。この考え方は、キリスト教や仏教にも影響を与えてきた。しかし西欧の二項対立の考え方がイスラームの中に入ってきてISなどのテロ行為が起きているのではないか。

「壊れゆく世界」を救うのは、人口的なことからいってもイスラームではないか、とまでは板垣先生は言わなかったが、イスラームの思想についてさらに興味をもったしだい。

 

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中村不折展@信州高遠美術館

2016-09-24 22:29:19 | 文化・芸術

 

幼少の時、現在の伊那市高遠で過ごした中村不折の生誕150年を記念して、油彩画・日本画・書・本の装丁・挿絵などとともに、不折の収集したコレクションの一部も展示されています。場所は信州高遠美術館です。10月30日まで。

小雨降る渡し場の情緒
美術を新しいとか古いとか云うのはいみをなさぬと思います。びじゅつかは確固たる主義を以て画けば、新しいとか古いとか云うことはどうでもよいと思います。私は、今まで美術を表すということに心掛けて居りました。人物を描いても、山水を描いても、色とか位置とか組合せとかいふことは美術の1要素ではあるけれど一番表情を表すということが、私としては大切の事と思うて居りました。此度の小雨の渡しの画は、やはり小雨の渡しの情緒を表したいと思うて描いたのであります。(作者手記)※作者とは中村不折

 

信州高遠美術館は、桜で有名な高遠城址公園の南側に隣接しています。高遠城址公園の中にも不折の書がありました。石碑の上部に見えにくいが中村不折の4題字である。

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ウォーリーを探せ

2016-09-23 08:24:04 | 活動日誌

facebookの友達の画像の中に偶然私が映っていました。とはいってもこの中から探すのは大変です。

 

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9.22さようなら原発・戦争大集会@代々木公園

2016-09-22 22:29:17 | 活動日誌

 

東京・代々木公園で「さようなら原発・戦争大集会」があり、参加しました。あいにくの雨、それも時折土砂降りに近い強い雨が降る中でしたが、全国から9000人(主催者発表)が参加しました。

 

二部の司会は、国会前コーラーでおなじみの菱山南帆子さん、澤地久江さんから呼びかけの挨拶、スピーチは武藤類子さん、アーサー・ビナードさん、木内みどりさんのほか高校生平和大使、福井のもんじゅの報告、沖縄からの報告が続きました。

 

全国の懐かしい面々にも大勢行き会うことができました。

 

原水禁松本からは3人参加しました。

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参議院選挙松本地区選対総括会議

2016-09-21 23:31:46 | 活動日誌

 

参議院選挙から2か月がたちました。いろいろあって、松本地区選対の総括会議を本日開催しました。

私からは、参議院選挙において吉田党首を落としてしまったことへのお詫びと吉田さん自身が国会へ復帰する決意を持って党首を続投すること。県選挙区においては、一昨年の戦争をさせない1000人委員会の運動の延長戦として安保法制廃止、立憲主義の回復、安倍政権のもとでの憲法改悪阻止、格差是正を共通公約として野党と市民の共同候補として杉尾ひでや氏を当選させたこと。しかし、全国的には改憲勢力に3分の2を渡したこと。今後、改憲阻止の大衆運動を広げていくこと、そのための学習会を行うことなどを提起しました。(動画:中川あいさつ)

お忙しい中、杉尾ひでや参議院議員もかけつけていただき、選挙のお礼と臨時国会に向けた決意を語っていただきました。(動画:杉尾ひでやさん)

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9月19日 戦争をさせない1000人委員会・上小 学習会

2016-09-21 16:19:26 | 憲法・平和・沖縄

9.19を忘れない!戦争をさせない1000人委員会・上小は、長野大学名誉教授の表秀孝先生の「憲法を生活する」というテーマで、先生の専門である環境社会学の見地から、今の世界的な労働現場の流れなどから考察したお話でした。(動画あります)

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