農政林務員会の視察の3日目。今日は松本地方事務所管内です。合同庁舎にて陳情と概況説明を受けました。
陳情は、まず松本市から①ツキノワグマの錯誤捕獲を半数は補殺できるように。②生息数の的確な把握。③中山間地域の活性化基盤整備事業の補助率を60%に引き上げること。松塩筑安曇農業委員会協議会から①野生鳥獣被害対策で防護柵構築のよ参加を、②有害鳥獣の個体数の適正化を、③TPP交渉への参加反対、松本ハイランド農協から①原発事故による風評被害を受けている長野県も損害賠償の対象県とすべき、②肉用牛肥育経営安定特別対策事業の財源確保。③個別所得補償制度の見直しで、基準単収を市町村単位に、④そばの催行補償額を麦と同様に9割に、⑤果樹栽培にも所得補償制度を拡大すること。松本広域森林組合からは、①長野県森林づくり県民税の継続、②免税軽油制度の継続、についてそれぞれ陳情がありました。
続いて概況説明があり委員から①松本市の陳情にかかわり、ツキノワグマの補殺頭数の見直しは可能か、②中山間地域活性化基盤整備事業の補助率を上げることが可能か、③松くい虫の空中散布のリスクコミュニケーションの状況について質問があり、①、②については松本地方事務所として県に上げていく趣旨の説明があった。
続いて現地調査。最初は塩尻市岩原の県営畑地帯総合土地改良事業で、梓川から取水し、いったんポンプアップした水を自然圧で灌漑用水として使う施設を見学。440haを灌漑している。写真はポンプ小屋。次は塩尻市野村保育園で、改築に伴い赤松林を切り開き、その赤松を材として保育園の柱や腰壁に使用し、伐採から製材、建築を通じて子どもたちに見学、木に触れてもらう「木育」の実践例を見学しました。
次は、征矢野建材さん。県産材のヒノキ、アカマツなどの「圧密加工」「接着重ね梁」などを見学、実用新案をとっている技術で、全国的な受注があるそうです。次に長野県野菜花き試験場。ここでは、信州ブランド野菜の開発、防虫害対策、など信州の果樹や野菜の総合試験場で、全国的にも葉物の試験場は長野県にしかないという極めて貴重な試験機関です。
これは「隔離床溶液土耕によるトマト栽培」の写真。水耕よりも初期コストが安く、1反歩あたり90万円の投資で2年目から利益が出るという。連作障害も起こらない。フムフム・・・
陳情は、まず松本市から①ツキノワグマの錯誤捕獲を半数は補殺できるように。②生息数の的確な把握。③中山間地域の活性化基盤整備事業の補助率を60%に引き上げること。松塩筑安曇農業委員会協議会から①野生鳥獣被害対策で防護柵構築のよ参加を、②有害鳥獣の個体数の適正化を、③TPP交渉への参加反対、松本ハイランド農協から①原発事故による風評被害を受けている長野県も損害賠償の対象県とすべき、②肉用牛肥育経営安定特別対策事業の財源確保。③個別所得補償制度の見直しで、基準単収を市町村単位に、④そばの催行補償額を麦と同様に9割に、⑤果樹栽培にも所得補償制度を拡大すること。松本広域森林組合からは、①長野県森林づくり県民税の継続、②免税軽油制度の継続、についてそれぞれ陳情がありました。
続いて概況説明があり委員から①松本市の陳情にかかわり、ツキノワグマの補殺頭数の見直しは可能か、②中山間地域活性化基盤整備事業の補助率を上げることが可能か、③松くい虫の空中散布のリスクコミュニケーションの状況について質問があり、①、②については松本地方事務所として県に上げていく趣旨の説明があった。
続いて現地調査。最初は塩尻市岩原の県営畑地帯総合土地改良事業で、梓川から取水し、いったんポンプアップした水を自然圧で灌漑用水として使う施設を見学。440haを灌漑している。写真はポンプ小屋。次は塩尻市野村保育園で、改築に伴い赤松林を切り開き、その赤松を材として保育園の柱や腰壁に使用し、伐採から製材、建築を通じて子どもたちに見学、木に触れてもらう「木育」の実践例を見学しました。
次は、征矢野建材さん。県産材のヒノキ、アカマツなどの「圧密加工」「接着重ね梁」などを見学、実用新案をとっている技術で、全国的な受注があるそうです。次に長野県野菜花き試験場。ここでは、信州ブランド野菜の開発、防虫害対策、など信州の果樹や野菜の総合試験場で、全国的にも葉物の試験場は長野県にしかないという極めて貴重な試験機関です。
これは「隔離床溶液土耕によるトマト栽培」の写真。水耕よりも初期コストが安く、1反歩あたり90万円の投資で2年目から利益が出るという。連作障害も起こらない。フムフム・・・