こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

農政林務委員会現地調査

2011-08-22 15:36:43 | 長野県議会
長野県議会農政林務委員会、現地視察で本日は諏訪地方事務所管内に来ています。地方事務所では、陳情と概況説明を受けた。陳情は原村村長さんから、原村にある、米の冷害対策に取り組んできた、原村試験地の存続について、他であった。概況説明では、私からは鳥獣被害対策を地域を越えて取り組む必要性について訴えさせていただきました。

現地調査で最初に向かったところは、富士見町立沢のカントリーエレベーター。総工費548百万円で、国の直接事業で行われました。地元負担が427百万円。
次に、諏訪農業改良普及センターで研究したセルリの乗用型管理機で使用肥料を25%減らした農場です。それまで、別々に作業をしていた、施肥-うね立て-土壌消毒-マルチ張りを同時に作業することができ、これまでうねの外まで肥料を入れていたものを、うねの中だけに入れることにより、肥料を削減できるものです。我が岡田もセルリの産地ですが、勾配があり対応はむずかしそうです。現在、トラクターでもアタッチメントなどが取り付けられないか研究をしているとのことで、できたら地元の皆さんと視察に来ようと思います。

次に原村村長から陳情のあった原村試験地を急遽視察しました。県は野菜ー花は、塩尻の野菜花き試験場に集約し、米は須坂の農業試験場へ集約しましたが、日本で一番高い場所にある試験場なので研究員が通いで、研究を続けている。無くなることはないということです。
続いて、茅野市須栗平の県営ため池等整備事業。岡田もため池が多く、歴史的には決壊したこともあり、ひとごとではありません。


今日の視察の最後は諏訪大社上社本宮です。平成22年の8月8日の集中豪雨で御神体である山から土砂が流出、境内まで埋まった事から、氏子の皆さんのご理解をいただいて、コンクリートの谷止め構を入れる工事を行った。現場には、昔からの治山工事である-棚-もあった。(写真)




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