元力士のインタビュー

あるテレビ局で、野球賭博に関与した元力士のインタビューを何回も流していた。
いかにも、元力士は白であるかのように。
しかし、琴光喜から野球賭博のお金を取り立てることを依頼されて、２５０万円と交通費１００万円を取るというのは、常識から考えておかしいと思った。
しかも、その元力士は元暴力団員であり、話し合いの席に暴力団員を同席させたというような話も流れている。
テレビ局も、もっとそれを見た国民がどのように判断するかも考慮して、インタビューについても流してもらいたいものである。

川柳

年金が勿体無いを押し付ける

ゴーンさんの年俸８億９千万円

ゴーンさんが８億という高額をもらっているといい、毎月１億円の宝くじが当たっているようなものだから、これをうらやましいと思わない人はいないだろう。
しかし、あのニッサンを立て直したのだから、仕方がないとも言える。
また、野球選手を「ただ、棒を振り回しているだけ」と誰かが言っていたと思うが、それで大リーガーは何億、何十億円ともらっているのだから、それに比べたら、むしろ低いくらいである。
ところで、日本人社長は、多くても１億円を少し超えたくらいしかもらっていないのだから、もっと世界で通用するような日本人社長が出てきて欲しいものである。
それはそれとして、役員の報酬はますます多くなっているのに、従業員の給料はますます減らされているのだから、法人税を引き下げる前に、これについても見直してもらいたいものである。

参院選の争点

参院選が今日公示されるが、マスコミは争点を消費税としている。
しかし、本当だろうか。
まだ、税制全体における消費税の位置も明確にされていない。
生活必需品などをどうするかということももちろん決まっていない。
これで争点といわれても、投票する国民が困るだけである。
鳩山総理が普天間問題で辞職したのだから、当然それを引き継いだ菅総理は、まず沖縄問題をどうするかを明確にすべきである。
参院選が目前に迫っているということで、沖縄問題を棚晒しにするのではないかと心配していたが、どうやら比較的積極的に動いているようだ。
消費税率をアップする前に、事業仕分けで無駄の削減や国会議員定数の削減等々、いろいろやることがある。
マスコミは、もっと争点を明確にして、もしそれが出来なければ、各党に質問をするなどして、争点を明確にしてもらいたい。