コンビニ経営相談室「あかり」

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ローソン、閉店に追いつかない出店で売上高減。

2016年04月12日 07時59分30秒 | 日記

 

ローソンの発表(4月11日)

営業概況とトピックス

2016年3月の営業概況

株式会社ローソンの2016年3月度実績(注1)は、全店総取扱高175,736(百万円)前年比99.4%、既存店売上高前年比98.7%、全店平均日販524千円、既存店平均客数(=807人)前年比100.2%、既存店平均客単価(=602円)前年比98.5%となりました。
なお、国内ローソン事業(注1)の既存店売上高前年比は98.3%となりました。
前年同月に集中した大型コンサートの売上計上の反動により約2.5%ポイント、喫煙者減少によるたばこの売上減による影響で約0.5%ポイント、それぞれ既存店売上高前年比を押し下げています。

個々のカテゴリーの既存店売上の状況につきましては、下記の通りです。

2月にリニューアルしたパスタや、高温などが影響した冷やし麺の売上が好調だったことなどにより、調理麺カテゴリーの売上は前年を上回りました。

サラダが属しますデリカカテゴリーの売上は、販促施策が奏功したことなどにより、前年を大幅に上回りました。

ドーナツ及びMACHI caféの販売が引き続き好調だったことや、からあげクンの販促施策の効果などにより、カウンターファストフードの売上は前年を大きく上回りました。

ローソンセレクトが属する日配食品や冷凍食品の売上は、値引セールやTVCMといった販促施策などが功を奏し、前年を大幅に上回りました。

気温が高かったことなどから、アイスクリームの売上は前年を上回りました。

チルド飲料カテゴリーは、ナチュラルローソンブランドのカップ飲料の販売が引き続き好調だったことなどにより、前年の売上を大きく上回りました。

ソフトドリンクカテゴリーは気温が高かったことに加えて、TVCMを含む販促施策が奏功し、前年の売上を大きく上回りました。

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国内  出店  17
    閉店  57
    純増 −40
総店舗数 12,355
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昨日発表された、ローソンの月次情報、すべてのカテゴリーで前年を大きく上回りながら
全店売上高は、前年比99.4%、既存店売上高前年比98.7%
店舗数は、57店舗閉鎖し40店舗の減、17店舗の出店しかない。
数字を見る限り、今まで数字操作で実態以上の発表をしていたのが
こらえきれず、前年割れの発表をせざるをえなかっただろうと思う。
ファミリーマートの出店も最近のタバコ、酒の免許付与状況から見ると大幅に減っている。
ついにコンビニの曲がり角が来ていると思います。
鈴木会長の退任会見のように、加盟店のことを一切考えず
内部批判ばかりの首脳陣の言動を見ていると、「どれほどの方が
コンビニに夢を求め、散っていったか?」、その思いは伝わっていない。
ローソンの閉店数57店舗、それだけの店舗のオーナー、クルーさんの生活を奪われている。
今、店舗の置き換えの話もあまり聞かない。
聞くのは、破産覚悟で、どうにか契約解除したいという悲痛な声。
セブンイレブン、ファミリーマートも同様だろう。
 この現状の中で過去最高利益を7期連続と唱え自分の功績を自慢することが異様に思える。
実態が、徐々に明らかになっていくと思います。