“三菱グループの天皇”が放言 不正問題への取材で
デイリー新潮 4月26日(火)17時0分配信
目下、世間の注目を集めている三菱自動車の「燃費データ不正操作問題」について、“三菱グループの天皇”と呼ばれた三菱重工相談役・相川賢太郎氏(88)が「週刊新潮」の取材に答えた。
三菱自動車が突如として記者会見を行ったのは4月20日のこと。「燃費の数字を良く見せ意図的に操作したのは確かだ。経営責任を感じている」と謝罪した相川哲郎社長は、賢太郎氏の長男である。
賢太郎氏は三菱重工の社長を1989年から3期6年、会長を2期4年務め、今も三菱グループ全体に影響力を持つ。そんな賢太郎氏が取材で語った内容は、もはや“放言”に近いものだった。まず不正そのものについては、特集が掲載される「週刊新潮」2016年5月5・12日ゴールデンウイーク特大号
「あれはコマーシャルだから。効くのか効かないのか分からないけれど、多少効けばいいというような気持ちが薬屋にあるのと同じ(略)軽い気持ちで出したんじゃないか、と僕は想像していますけどね」
つまり、カタログ記載の公表燃費性能は“コマーシャル”で、それを良く見せるために軽い気持ちで不正を働いた、という見立てである。さらには、
「買う方もね、あんなもの(公表燃費)を頼りに買ってるんじゃないわけ」
「実際に乗っとる人はそんなに騒いでないと思うんだけどね」
といった調子で、「週刊新潮」のインタビューに答えた“相川天皇”。過去の度重なる不祥事で倒産の危機に陥るも、その都度立ち直ってきた三菱自動車だが、今回はどうだろうか……。
そのほか、「(不正を行った従業員は)心根が悪いわけではない」「三菱自動車は潰さない」といった発言も飛び出したインタビューの全容を4月27日発売の「週刊新潮」が掲載する。
「週刊新潮」2016年5月5・12日ゴールデンウイーク特大号 掲載
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三菱グループの天皇と呼ばれる方の発言だ。
今回の燃費データー不正問題に経営陣が関与していたと疑われるても仕方がない発言だ。
燃費データーの操作が、エコカー減税の100億円の税金負担につながっていても
その罪悪感は経営陣になく、ばれなければ、もしばれても三菱グループでもみ消しする
ぐらいの意識ではないだろうか?
こういうグループに指導されているローソン。
関連する多くの方が亡くなられたり、疾病で廃人同様になったり、自己破産したりしている。
また、新浪氏が導入した騙しの「ミステリーショッパーズ」で未だに苦しんでいる。
「人、一人死んでも誰も気にしていない」その感覚だろう。
オーナーがクルーさんを殺めようが、店長さんをリンチしようが
株主総会でオーナーさんが自殺しようが、もう忘れ去られている。
これは、世間一般の感覚であれば異常な世界です。
社内で税金詐取に結びつく異常な燃費データーを監督官庁に提出することも
異常な行為です。
三菱グループとしてこういう発言をされる「天皇」に指導されていると
思うと納得できるところがある。
倫理観の欠如した、経営はこういう結末を迎えることがあることを
いつの間にか忘れてしまうほど驕っていると思います。
週刊新潮がローソン店内から撤去されないよう、切に祈ります。