コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

無意味な店舗拡大競争。

2015年09月03日 07時32分02秒 | 日記

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ファミマ、ユニー統合に立ちはだかる2つの“懸念”
ダイヤモンド・オンライン 9月2日 8時0分配信
 ファミリーマートと、サークルKサンクスを抱えるユニーグループ・ホールディングスとの経営統合の基本合意が、9月以降に延期される見通しになった。2016年5月の株主総会での承認を経て、同年9月に統合完了という予定に変更はないが、協議を本格化して以降、新たな懸案事項が出てきたためだ。

 かねて、ユニーの本業であるGMS(総合スーパー)の立て直しや、ブランドの一本化など課題は指摘されていたが、これは当初から分かっていたこと。ここにきてファミマ内部から懸念の声が上がっているのが、ばら色に見えたコンビニエンスストアの統合がもたらすメリットである。

 その一つが、コンビニの店舗改装費用。ファミマはこれまで冷蔵ケースといった店舗設備への投資を積極的に進めており、「サークルKサンクスと比べて、かなり差がついている」(ファミマ関係者)。

 このため、一般的な店舗改装費用は1店舗当たり1000万円程度だが、サークルKサンクスを“ファミマ仕様”に改装した場合には、1500万円程度掛かるという試算もあるのだという。

 約6300店あるサークルKサンクスの店舗を全て改装した場合、単純計算で約950億円に上る。それだけの投資に見合った効果が果たして得られるのか、ファミマ側に疑念が生じているのだ。

● 賃料メリットは? 

 さらに難航しているのが、ファミマとサークルKサンクスの重複店舗の扱いである。営業エリアが重なる店舗は、独占禁止法の問題もあるため閉鎖するほかないが、その規模や、どちらの店舗を存続させるかについての調整に手間取っている。

 とりわけ頭を悩ませているのは、店舗数の多い都市部に重複店舗が偏っていること。高い売り上げが見込める都市部の重複店を閉じ、得られるのは地方の収益性の低い店舗だけ──。そんな事態になって採算性が悪化すれば、統合のメリットは失われてしまう。

 ファミマは09年にam/pmを買収した際に、約1100店あった店舗の約3割を閉鎖した。

 当時を知るファミマの関係者によれば、買収の決め手の一つとなったのは「am/pmの店舗の家賃が、相場より約2割安かった」こと。安い賃料で店舗数を増やせたことが、大きなメリットだったというわけだ。

 現在、都心の賃料は上昇傾向にあるため、契約により相場より安い賃料で据え置かれている店舗を増やせる可能性は残されているものの、am/pm買収時ほどの効果が出るかどうかは未知数だ。

 とはいえ、王者セブン-イレブンに追い付くためには、ファミマとサークルKサンクスが手を組むほかに有力な選択肢がないのも事実。スピード感を持って交渉を進めなければ、セブンの背中は遠のくばかりだ。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 大矢博之)
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難航する統合の内幕を伝えて、いただいている。看板替えに1店舗、1500万円。950億円の投資、重複店舗の閉鎖、赤字の本体ユニーの抱え込み。メリットが見えない。

ローソンのスリーエフとの提携。看板は、変えないらしい。もう店舗改装に投資できる余裕は、ないのだろう。赤字企業に出資しても、赤字が、増えるだけ、中間決算前のいつものバフォーマンス。

どっちにしても、加盟希望者が、あってのコンビニの成長。加盟店の出資金、初期投資が、それを支えてきた。加盟店無視の店舗数の拡大競争は、先が、見えている、と思います。


自由に発注できない、個人事業主。

2015年09月03日 06時18分50秒 | 日記

ブログにいただいたコメントを掲載させていただきます。

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私が、嫌われる理由。ーーーーーーー

理由は、なんでもいいみたいです。
廃棄額が少ない、発注提案数通りの数字が発注送信されていない、在庫金額が少ない、経費が多い、雑給が少ない、雑給が多い… U+A0 U+A0 なんでもあり
とくに、強い口調で言ってくるのは、廃棄を2パーセント以上必ず使うように!(必ずって、どーいうこと? えー、なんで?見切り販売して、廃棄抑えてるのに)
と U+A0セール、原価条件のときの発注提案数通りに必ず発注してください!( なんで必ずなの? 廃棄の山確実な異常数量だよー) の2つです。発注するまでしつこく、しつこく、しつこくメール、電話してくるやり方は、精神的に追い詰められる。豊田商事のやり方と全く変わらない。凄く腹が立ちます。「廃棄は、全部店持ち。そんな無責任な話しあるか!無責任な提案するな!」
「そこまで言うなら、ローソンやらなくていいじゃないですか」と言われたときには、殺意が芽生えた。
もう、本部には、ついていけません。

エリア会に出ると、本部のお店に対する評価がわかります。エリア会の席順は、前列と後列に意図的に分けられています。今度、エリア会に出席されたら、どんなお店が前列に座っているかよく観察してみるといいですよ。前例の席がMO店と本部のいうことをよく聞く優良店(高日販かどうかは、全く関係ありません)
後列は、私のように発注提案数に難色を示したり、廃棄金額を抑えるなど…
チンピラ社員どもが言うところの本部の言うことを聞かない問題店、不良オーナーたちの席、と決まっているんですよ。失礼極まりない。

いちど狙われるとネチネチやられます。
手取りが多いオーナーも要注意です。
社員どもの嫉妬は、ものすごいです。

契約期間が、まだ、たっぷりあるので(はあー)
利益確保を最優先♪
再契約はしないつもりです。

みなさんのアドバイスには、感謝です。
印鑑は、いつも、シャチハタです。

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違法行為としか言いようがありません。ーーーーーーーーーーー

支店によっても対応は異なるとは思いますが、お話の内容からすれば、最悪の支店のようですね。

また、廃棄=加盟店経費をいくらいくら使わなければならないというのは、完全に違法行為ですね。書面で文書化して入手しておくことが望ましいです。できれば、さらに口頭で具体的にそれを要求してくる会話を録音しておくとよいですね。これは、本部が優越的地位を乱用して加盟店を脅迫している事実に他なりません。
契約満了時に、提訴して損害賠償請求を起こされたらよいと思います。

堅実経営の店を排除して、自店利益を犠牲にし本部利益に貢献だけする店を残そうとしても、自店利益を犠牲にできるのも限りがあります。末永くチェーン全体を維持したいのであれば、どの店も堅実に経営ができている状態にしなければいけないはずです。
お話の支店は、まさにクレイジーな状態だと思います。そう遠くない将来には、本部が優遇する店の連中は破綻していくはずです。コンビニ本部がいかに短期間だけで自分の利益だけに固執し、後はどうなってもいいという姿勢がアリアリです。本部自身も、会社がもう10年も持たないと考えている証拠なのかもしれません。

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このコメントをいただいて考え込んでしまいました。

青看板を経営していた間、考えていたことをそのまま表現していただいたからです。

原価条件が良いからと、日用品の発注をさせ月末納品。

本当に、しつこくしつこく発注するまで、電話攻勢でした。

SVの顔をたて渋々発注してました。

あの頃のことは、思い出したくない気持ちです。

問題は、個人事業主でありながら自由に発注できないこと。

発注の強制は、その店舗の経営状況なんて考慮しない。

だから本部のいうことを聞けば、破綻に一直線。

他人事として、強制するこの本部のやり方は、

真の犯罪だと、今思っています。