コンビニ経営相談室「あかり」

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ローソン大幅安。市場予想を下回ることが嫌気された。

2015年04月11日 05時59分55秒 | 日記



昨日のローソン株価「370円」安。

[東京 9日 ロイター]の記事よりーーーーーーーー

- ローソンは9日、2016年2月期の連結営業利益が前年比0.7%増の710億円になりそうだと発表した。競争が激化する中で本業のコンビニは苦戦を強いられているが、商品力の強化に加えセミオート発注システムの本格導入など売り場改革を進めることで、13年連続の過去最高を目指す。 営業総収入は前年比16.1%増の5780億円を計画。買収した高級スーパー、成城石井(横浜市)が通年で寄与する。ただ、コンビニ事業の既存店売上高は前年比横ばいにとどまる見通し。会見した玉塚元一社長は「コア商品は広告宣伝やセール活動の強化で客数も戻ってきている。こうした取り組みをしていけば、客数と既存店前年比は少なくとも100%レベルは維持できる」と語った。 今期の新規出店は1150店舗(グループ1200店舗)、純増420店舗(同450店舗)を計画している。 2015年2月期は、連結営業総収入が前年比2.6%増の4979億円、営業利益が同3.5%増の704億円だった。営業利益は1月時点の会社計画750億円を下回った。減価償却方法の変更で94億円押し上げられており、これを除くと実質減益となる。 玉塚社長は前期について「減価償却要因を除くと、非常に厳しい決算だった。背景には増税の影響などマクロ環境もあったが、15年度にやらなければならない売場力、商品力、加盟店支援の強化が不十分だった」と総括。今期については「この基本的なことを実行していくことで計画は必ず達成していきたいし、その手応えもある」と語った。 景況感については「上向き出しているのではないか。ゴールデンウィーク商戦、夏商戦に向けて悪化するよりはむしろ明るくなっていくのではないかと感じている」としながらも、「景況感が良くなってきたからダイレクトに売り上げが伸びるかというと、そんなに甘い状況ではない」とも付け加えた。 (志田義寧)

ローソンの決算発表より。ーーーーーーーーー

組織改革

「売場力強化」「商品力強化」 「加盟店支援強化」

運営・開発ライン

 ●支社制 から、本社から現場までダイレクトに情報が伝わる体制へ

  運営・開発がそれぞれ􏰀ミッションに集中できるよう、 レポートラインを分離

商品ライン

 ●部分最適だった、商品カテゴリー別􏰀9つ􏰀商品部を 売場に合わせて3 つの商品部に統合。

加盟店支援本部

 ●加盟店へ􏰀支援を強化するため、「加盟店支援本部」を新設

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昨日の株価、好決算発表にもかかわらず、大幅に値を下げた。

やはり、市場関係者は冷静。決算の内容が、予想を下回ったためだ。

減価償却方法の変更で94億円押し上げられており、これを除くと実質減益となる。

また、ローソンの決算発表の中での今後の方針も発表されたが、

商品部を9つから3つに削減、市場の要望から乖離している。

3月の店舗の増減も発表されているが、112店舗の減。

(出店63、閉店175)

全店売り上げマイナスからのスタートになるだろう。しかし、既存店売上 前年比97.5%.店舗数112減で、全店売上高101.2%辻褄が合わない。正しい発表をして欲しい。