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国家戦略特区の農業特区に指定されている新潟市に特例農業法人「ローソンファーム新潟」が設立され23日、市役所で設立報告会が開かれた。コンビニエンスストア大手、ローソン(東京)によるローソンファームは全国で23カ所目だが、特区の規制緩和を活用した特例農業法人設立は初めて。初年度は新潟市江南区の5ヘクタールでコメを生産するが、将来的には100ヘクタール規模への拡大を目指すとしている。
設立は3月17日。ローソンによると、初年度はコシヒカリとこしいぶき28トンを収穫し、ローソングループに約620万円で販売。関東甲信越地区のローソンでおにぎりや弁当として販売するなどの計画だ。
社長には新潟市の農業生産法人「アグリライフ」取締役の後藤竜佑氏(27)が就任した。
農業法人は農業従事者が役員の過半数を占めることが要件になっているが、特区では1人に緩和されている。後藤社長はローソンと組むメリットについて「売り先が確保されていること」とした。
ローソンの玉塚元一社長も「われわれの最大の強みは売り切る力。特区のコメを市場に広めて、モデルケースになるようしっかり取り組んでいきたい」と述べた。
また、並行して新潟プロセスセンター(仮称)を設置し、野菜加工や海外輸出などの6次産業化も計画している。
同席した篠田昭新潟市長は「ローソンと組むことで1ヘクタールの付加価値が上がっていく姿を示してもらいたい。コメ偏重で悩んでいる新潟市の農家が、問題をブレークスルー(突破)していく道があると、実態として示してもらえる」と期待した。
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ローソンファーム新潟、ローソン75万円出資、27歳の若社長。専従役員1名。本当に稲が育つのか?
620万円の収穫で、経費は、賄えるのでしょうか?社長さんは、ボランティアなのか?
話題づくりの会社設立に思える。