コンビニ経営相談室「あかり」

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得するのは、サークルKサンクス。

2014年04月25日 21時04分48秒 | インポート
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 改装急ぐサンクス。


<投稿いただいた、サンクスからローソンへの情報>
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この一連の鞍替えで一番得するのはサークルKサンクスでしょう。
仮にですけど、もしアイアンドエル系ローソンが今後どんどん儲かれば、サークルKサンクスも潤う話。非常にバカな話です。
会社分割で、サンクス京阪奈の一部債務や負債・買掛金はサークルKサンクスも引き継ぎますが、
約95店の出店ができたのは、サークルKサンクスの商品力と巨大資本のバックがあったからであって、
サンクス京阪奈単独で規模拡大できたわけではありませんから、その分は違約金とともにきっちりと請求してくるでしょう。

アイアンドエル社も、関西のサークルKに対し酒類等の供給をする親会社のこともありますから、
ローソン熊本・ローソン富山のように易々とローソン本体に吸収合併される確率は低いでしょうが、
もともと赤字体質。先行きは非常に暗いといわざるを得ません。

数年来に渡った、サンクスエリアフランチャイザーの離脱も一段落。約400店を失いサークルKサンクスのイメージは低下しましたが、もともとチャージ・ロイヤリティの多くはエリアフランチャイズ会社が受け取ることから、営業利益的にサークルKサンクスに大したダメージはありません。

むしろ、サークルKサンクスに商品供給するベンダー達が痛手を被っています。
サークルKサンクスだけが高笑いする図式。ローソンは店を増やせた。
双方の得とはそういうことでしょう。
これから関与する人間は、アイアンドエル社の一部の人間を除き、青息吐息になるのは確実です
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行くも地獄、戻るも地獄なのかもしれませんが、
青い看板になるより、同じ地獄ならどれだけ元看板の方がマシなのか、
世間様に知らせる良いチャンスだと思います。
条件的に、サンクス京阪奈の方針に従わざるを得なかった店も多いと思います。

がしかし、「奈良窪之庄南店」「奈良法蓮町店」の両元サンクス店は、
条件的にクリアできたのかサークル?に看板替えできています。
どう明暗を分けるのか、長い目で見守りたいと思います。

なお、今後ですが奈良県・京都府・滋賀県においてサンクスブランドの出店はまずあり得ません。
なぜなら、旧サンクス京阪奈のアイアンドエル社がその地域の商号と商権を引き続き保有しているためです。
物好きな企業がサークルKサンクスとエリアフランチャイズ契約を結び、アイアンドエル社からサンクスの商号を
譲り受けない限り不可能です。
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一段落したら、オーナーの淘汰、先行するベイエリアは、不振店閉店の方針
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しかし、根本の改善ができない企業は、それこそ、この世界から淘汰される。