ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

ひとり語りレパートリー紹介

2007-03-10 16:41:03 | Weblog
 先日は旗上げ口演に、さねとうあきら作品「おこんじょうるり」を・・・という話をしました。さねとう作品はその他に、「ふたり紋十」「なんばんきつねつき」「きつね提灯」「おにひめさま」があります。
 次いで、斉藤隆介作品「花さき山」「モチモチの木」。安房直子作品「きつねの窓」「ひぐれのお客」。新美南吉「手袋を買いに」。宮川ひろ「おはじき」と、ここまでご紹介してきて、なんだ童話や児童文学作品ばかりだなぁ。と思われることでしょう。そうなんです。でも、だから子供向けと言うのでもないんです。私は当初から、子どもに向けてこれらのものを発信しようと思っていませんでした。むしろ、日常の暮らしに疲れた大人たち、子供だった自分を忘れかけてしまった人たちに向けて、聴いてもらおうと始めたのでした。それは私自身がそんな疲れた大人だったから、そして絵本や童話などに心癒されたひとりだったからです。
 そうそう、そのキッカケを作ってくれたのが宮沢賢治でした。賢治作品は「紫紺染めについて」「座敷童子の話」「いちょうの実」と語り作品は少ないですが、詩や童話全般の朗読はお引き受けします。
 それから、少し変わったところではノーベル賞作家G・マルケスの「この世で一番美しい水死人」と言う作品も語ります。これは今ひとり芝居バージョンを検討中です。それでは次回はお芝居についてお話します。