ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

そういえば、今年は閏年・・・・・・。

2012-02-28 09:24:49 | Weblog
 今日は2月28日。本来なら月末ですが、今年はまだ1日残されていて明日2月29日があるのでした。

 4年に1度の閏年、オリンピック・イャーでもある今年2012年です。
 ロンドンに向けてアスリートたちの熱い闘いが、今まさに繰り広げられているスポーツもあるわけで・・・・・・。

 しかし私は、今3月3日(土)4日(日)に迫った芝居本番に向けて格闘中です。
 
 しっかりと覚えたはずのセリフが、ややもすると綻んでしまう危うさに神経を尖らせながら、それでもその世界に遊ぶ楽しさを壊さないようにと、微妙な気の配りを作りながら日々の稽古に挑んでいます。

 準備不足で稽古に挑んだ日はやはり、小さな失敗からリズムを崩したりしてなかなか上手くいきません。
 お芝居はひとりで創るものではありませんから、みんなの心が合わなければひとつの作品は完成を見ません。まあ、完成なんてどこまで行っても見ないかもしれませんが、それでもひとつでも先に進めるように、心を整え万全を期して本番に向かいたいと思います。

 ふたり芝居「神坂さんを待つ間」 まだチケットあります。チケットは日にち指定となります。どうぞ、私のところまでお問い合わせください。

 場所   恵那市大井町 カルチャー・ヴィレッジ LaLa
 日時   3月3日(土)4日(日)いずれもPM7:30開演(7:10開場)
 チケット 1500円(1ドリンク付)


 問い合わせ      ℡090‐7025-0038 いちかわあつき迄。

ふきのとうとウグイスの声。

2012-02-25 11:21:35 | Weblog
 昨日ふきのとうが顔を出しているのを見つけ、さっそく頂いて味噌和えを作りました。さわやかな苦味が、春の訪れを舌の上に告げて、こころ和む昼の食卓となりました。

 今朝はうら藪にウグイスのたかく鳴く音を聞きました。まだまだホーホケキョっには程遠いですが、その伸びやかな声を聞くと、いっきに身体も緩んでくるようで、いよいよ春は近くなってきた気配です。

 しかし、また寒さはぶり返す様子。油断のならない季節です。

雨の一日。

2012-02-23 10:15:26 | Weblog
 昨晩から雨が降り続いています。激しくはなく適度な雨音を響かせながら、木々を濡らし乾いた土を潤して雨は、降り続いています。

 雨だれは一定の速度と、落下の順番をそこそこに保ちながら、軒のひさしから庭先に雫をこぼしつづけ、不思議に静まり返った今朝の景色をこの目にかたちづくってくれています。

 昨年の暮れから庭を作り変えようと試み始め、厳冬の中で、やむなく中断したままなのですが、春の訪れとともにまた再開して行こうと思っています。

 自分流の独自なガーデニングになるでしょうが、少しずつ面白い空間が出来たらなあと、頭の中では構想が練られています。もちろん、お金をかけない手作りの庭づくりですが・・・・・・。

居間の窓より・・・・・・。

2012-02-21 16:38:50 | Weblog
 昨秋居間の窓がサッシになって、外の景色がよく見えるようになりました。
 実は、内側にあったガラス窓も残して障子戸にしようと思っていましたが、当分はこのまま明るい外の景色を見たくなったので、そのままになっています。

 珍しさもあります。夏場は網戸にして開けておくのですが、冬は締め切りで庭を直接見ることはありませんでしたから、冬の庭を始終見るのは目新しいのです。

 冬枯れの木々の枝を飛びまわるヒタキの仲間、畑の隅で用足しをする我が家の猫の姿も垣間見ました。

 今はまだ冷たい風が、この窓のまん前にある南天の木を淋しくゆらしていますが、今に春めいた風がこの庭に吹き込み、春の便りのはなやいだ芽吹きを、私に見せてくれることでしょう。
 もう1週間もすれば、2月も終わります。

山歩く日々・・・・・・。

2012-02-14 17:23:30 | Weblog
 3月3日(土)3月4日(日)PM7:30(両日とも開場は20分前)恵那 カルチャー・ヴィレッジ・ララ(喫茶ララ)で公演する二人芝居「神坂さんを待つ間」 いちかわあつき・作 丸さん・演出 出演 いちかわあつき 丸さん 安江裕美

 もう公演日まで1ヵ月を切って、二週間余りとなりました。
 ひとり稽古のために時間をつくっては山を歩いてセリフを覚え、セリフを声に出して話しています。

 主人公の漆間はトレッキングをしているので、それも兼ねているんですが、2時間くらいをかけて約10キロの山道を歩いています。
 台本片手の山歩きですので、あっという間に時間が過ぎて行き、気がつくともうこんな? というようなこともあります。

 先日もカモシカに遭遇したのをブログに書いたと思いますが、あれ以来今のところ山はいたって静かです。人にもあまり行き交いませんし、鳥の声さえ息をひそめていて、森閑としたなかで私の声だけが響いています。まあ、何方かに遭遇したら驚かせてしまうことになるでしょうね。この場を借りてごめんなさい。

映画「キツツキと雨」について ③

2012-02-11 09:25:17 | Weblog
 いよいよ「キツツキと雨」今日が公開日となります。
 早いもんです。夏に最初の試写を東京で観てからでも、ずいぶん経ちます。

 岐阜県内での上映館は、TOHOシネマズモレラ岐阜 ワーナー・マイカル各務原 シネックスマーゴ関 の3館になります。
 3月中旬からは、岐阜市にあるCINEXでも上映の予定のようです。

 これまでに2回試写を観ていますが、まだ客観的に冷静な状態では作品を鑑賞出来ていません。
 今日の公開日に劇場へ赴けないのは残念ですが、いま一度じっくりと鑑賞したいと思っています。

 ご覧になられた方のご感想お待ちしてます。

 また、沖田修一監督の次回作「横道世之介」大いに期待しております。

映画「キツツキと雨」について ②

2012-02-09 21:05:25 | Weblog
 さあ、「キツツキと雨」いよいよ今週の土曜日2月11日公開となります。
 明日10日までは恵那市立図書館で「キツツキと雨」展を開催しています。
 その後は中津川加子母道の駅など、ロケ地となった市町村を巡回で行われるそうです。

 早いもので、この東濃地方でロケが行われて、1年近くが経とうとしています。
 私たち(方言指導3人)がはじめてロケに合流したのは、昨年3月29日の早朝岩村ロケでした。
 気温は氷点下、霜で真っ白な中で役所広司さん演じる岸克彦と、小栗旬くん演じる映画監督田辺幸一がはじめて出会う場面でした。
 寒さと緊張でどうなることかと思う初日でしたが、日を追うごとにロケ現場に慣れていき、楽しい1ヵ月でした。

 より多くの方々に観て頂きたい楽しい映画です。よろしくお願いします。

米屋尚子著「演劇は仕事になるのか?」

2012-02-07 17:15:07 | Weblog
 とても興味深く、おもしろく読まさせていただきました。
 現在日本の演劇と呼ばれているものの現状が、うまくひろわれ、また将来における展望なども伺える書として、貴重なお仕事だと思いました。
 私はどちらかというと数字的なこと、手続き的なことには弱いので、「アーツ・マネジメント」というものに多大の興味がありながら、もっぱらに誰かかわりに勉強してくれと思う部類の人間ですが、しかし少しずつでも学んでいきたいと思います。

 私など、本当に本当に底辺のそこのそこの演劇人です。
 星にたとえれば3等星か4等星、わずかな灯火にすぎませんが、それでもいちばん底のところで支えているという自負は持っています。
 今の活動を通してこの17年、初めて生の舞台を観るという人に数多く出会って来たからです。演劇の機会均等と必要性は、地方に暮らしていても都会と同等にあるべきだと考えます。難しいことではありますが・・・・・・。

 どこまでを「演劇」という枠でくくるかは難しいところですが、私は私のやっていることすべてにおいてくくってもいいと考えるようになっています。

 私が絵本を読めば、それは演劇です。読み聞かせとも朗読とも違う、ましてやドラマティックリーディングというものとも一線を画したものだろうと考えています。何がどう違うのかと問われれば、即答は出来ませんが、それは聴いてくださる方お一人お一人にも委ねねばならないことではあります。

 それは立体文学としての演劇、言語表現によって広がる生活に根ざしたアート、と今はまだぼんやりとですが考えているところです。
 この先どんな方向性を持って進んでいけるのか、まだ未知数ですが面白さは感じています。

また、肩透かしでした・・・・・・。

2012-02-02 14:53:15 | Weblog
 昨晩こそはこのあたりも雪が降るのだろうと思い、早朝外の様子を伺ってみたのですが、うっすらと白いだけで雪は積もっていませんでした。

 2月になるまで、玄関の坂の雪かきをしないという冬は、はじめてです。
 スタッドレスタイヤで雪道を走ることも、今シーズンはまだありません。
 各地から大雪のニュースが伝わるなか、仰ぎ見る霊峰恵那山も真っ白いのに、その里には雪が少なく、なんだかおかしな気分です。

 でも、寒さは半端ではありません。明方氷点下10度近くまで下がっていて、洗面所の水はもう3日でません。
 その所為なのか洗濯機の調子も思わしくなく、元気よく回転してくれません。

 また肩透かしを食らったなどと書くと、やっぱり雪を待ち望んでいるんじゃないかと誤解されそうですが、そういうわけではないんです。ただなぜか、申し訳ないような気にはなります。変ですかねえ?