「私の本棚」といえば、NHKラジオで放送されていた有名な番組がありました。今でもあるんでしょうか? ワタシの記憶では午前11時15分頃にNHK第一放送でやっていて、時たま聴いていました。
10代の頃どういう折にそれを知って、どういう折にそれを聴いていたか忘れましたが、大人になってからもアルバイト先とか仕事先とかで、たまたまラジオが掛かっていたりしたその職場で、聴いたこともありました。
その中で記憶に新しいのは(といっても随分前のことですが)、奈良岡朋子さんが朗読しておられた松谷みよ子さんの作品です。
「ふたりのイーダ」「死の国からのバトン」「私のアンネ・フランク」直樹とゆう子の兄妹を主人公にした三部作です。
「今在る自分は、過去と繋がらなくてはならないのだ」ということを教えられた作品でした。
戦争も何も遠い昔の出来事、現代を生きるワタシたちとは関係のないことという風潮が、すでにワタシたちの若い頃からあって、知ろうともしないという若者は増えていたのです。
命のバトンを繋ぐランナーであるという認識。そのバトンを渡されてこの世に生をうけた以上は、そのバトンをまた次の世代に受け渡すことが最低の使命ではないのか・・・・・・。
ワタシのほんだなの児童図書・絵本の棚にも、この三冊は収められています。
松谷みよ子さんにはいろいろと教えて頂きました。
「語りは心の母乳」この言葉は、これも敬愛して止まない児童文学作家宮川ひろさんのお言葉だそうですが、松谷さんから教えて頂きました。
ワタシが絵本や児童文学作品と向き合う時の、基本精神のひとつになっています。
10代の頃どういう折にそれを知って、どういう折にそれを聴いていたか忘れましたが、大人になってからもアルバイト先とか仕事先とかで、たまたまラジオが掛かっていたりしたその職場で、聴いたこともありました。
その中で記憶に新しいのは(といっても随分前のことですが)、奈良岡朋子さんが朗読しておられた松谷みよ子さんの作品です。
「ふたりのイーダ」「死の国からのバトン」「私のアンネ・フランク」直樹とゆう子の兄妹を主人公にした三部作です。
「今在る自分は、過去と繋がらなくてはならないのだ」ということを教えられた作品でした。
戦争も何も遠い昔の出来事、現代を生きるワタシたちとは関係のないことという風潮が、すでにワタシたちの若い頃からあって、知ろうともしないという若者は増えていたのです。
命のバトンを繋ぐランナーであるという認識。そのバトンを渡されてこの世に生をうけた以上は、そのバトンをまた次の世代に受け渡すことが最低の使命ではないのか・・・・・・。
ワタシのほんだなの児童図書・絵本の棚にも、この三冊は収められています。
松谷みよ子さんにはいろいろと教えて頂きました。
「語りは心の母乳」この言葉は、これも敬愛して止まない児童文学作家宮川ひろさんのお言葉だそうですが、松谷さんから教えて頂きました。
ワタシが絵本や児童文学作品と向き合う時の、基本精神のひとつになっています。