ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

11月26日ひし屋口演・27日龍現寺口演終了しました。

2011-11-30 00:02:58 | Weblog
 私はじめての落語口演をお聴き頂いたお客様、本当にありがとうございました。

 噺家ではない私が落語家を演じるという気安さで取り組み始めましたが、そんなに甘いものではありませんでした。
 聴くと演るでは大違い、ひとり語りとも芝居とも違う落語というものに取り組んで、しかし大変勉強になりました。
 またいつかやってみたいと思います。もっと持ちネタも増やさないといけません。

 くしくも今回は立川談志師匠が亡くなり、私なりの追悼のような気持ちもありました。もちろん、そんな縁もゆかりもなく、私なんぞただの素人落語ですから、おこがましいの一語につきるのですが・・・・・・。

 談志師匠とは10数年前とある名古屋のデパートのエレベーターの中で、接近遭遇させていただいたことはありまして、1階から11階のレストラン街までを、密室で無言のときを同席したに過ぎません。が、その頃はひとり語りをはじめて間もない頃で、かなり緊張したひと時だったことを鮮明に覚えています。まあ、ただそれだけのことだったのですが・・・・・・。

 心よりのご冥福をお祈りいたします。

雨の土曜日です。

2011-11-19 10:47:51 | Weblog
 なかなかパソコンの前に座ることが出来なくて、ブログの更新も怠りがちなこの頃です。それだけ仕事してるってことかな? いえ、たいしたことありません。
 
 今日は雨の週末となってしまいましたね。今日明日にかけてイベント・お祭り各地であると思いますが、今日は終日雨のようです。でも、明日は晴れるようですよ。

 さて、そんな状態なので読書時間もあまりとれていません。
 が、いま少しづつレイモンド・カーヴァーの短編集を読み進めています。もちろん村上春樹訳のです。
 面白いですね、カーヴァー。最初の作品からやられてしまいました。

 本来は晴耕雨読と行きたいですが、来週に口演が迫っておりますのでそうも参りません。もうふた頑張り以上しませんと・・・・・・。

11月26日(土)恵那 中山道ひし屋資料館公演に向けて・・・・・・。

2011-11-14 11:24:58 | Weblog
「セロ弾きのゴーシュ」公演が終わって、当面の一般口演は、26日(土)、毎年やらせてもらっています、ひし屋資料館での口演となりました。

 今回落語をやらせてもらうことになっているんですが、いやあ~軽い乗りではじめてはみましたが、難しいです。

 当たり前ですよねぇ、そんなこと。でも私もともとが暢気で悠長に出来ていますので、やってみないとわからない。
 見た目はどうだかわかりませんが、中味は案外与太郎なんです。

 いいえ、与太郎だからこんな生きかたしているんでしょうけど、世間様からすりゃそれこそ与太者ですよねえ、きっと。

 そりゃ、面と向かってそうはおっしゃいませんが、自分ではそのことをちゃんと自覚しておりませんと・・・・・・。

 さて、この度は欲張って上方落語・江戸落語両方やっちゃおうなんて、やっぱり身の程知らずの与太郎です。

 どうぞ、この生きた与太郎の見本を生で観に来てくださいませ。

<とき> 11月26日(土)PM7:00開演(30分前開場)
<場所> 恵那 中山道ひし屋資料館
<チケット>大人1500円 高校生以下1000円

 駐車場は、城ヶ丘保育園横 自治会駐車場または係りに従ってお止願います。
 また、恵那駅からは徒歩10分ほどのところにあります。

暦のうえではもう初冬なんですが・・・・・・。

2011-11-12 13:17:25 | Weblog
 昨日庭先に雪虫の飛んでいるのを見ました。
 地方によっては、「ゆきんこ」とか「しろばんば」と呼ばれる虫です。
 井上靖著「しろばんば」のそれです。

 この辺りは、雪虫が飛んで恵那山に2度雪が降ると、里にも雪が舞い降りるといわれていますが、それにしても近頃は寒暖の差が激しく秋と冬の境目があいまいで、これでいっきに寒さがやってくるような、そんな気配もあります。

 正直寒いのは苦手といえば苦手ですが、しかしその季節を味わう暮らし方というのは大事なものだと、年を重ねるごとにつくづく思います。

 いやだといっても確実に冬はやってきますし、春になるまでじっとやり過ごしているわけにもいきません。寒い季節をそれなりに楽しむそんな暮らしを工夫したいものです。
 それは必ずしも暖房をしっかり設備してぬくぬくと暮らすということでもないように思えます。
 といって、スキーをやるとかという趣味もないですし、ウインタースポーツには縁がありませんが・・・・・・。

 それにしても、もう初冬なんですかね? 晩秋じゃないのですか?
 まだ秋の読書というほどに本も読んでいませんし、もちろん秋の行楽なんて行ってませんし、秋に未練タラタラなんですが・・・・・・。

 

朗読発表会、「セロ弾きのゴーシュ」公演終了しました。

2011-11-08 12:03:10 | Weblog
 11月5日、まなびパークたじみ7Fホールにておこなわれた「たじみ語りの会第20回の朗読発表会」にお出でになられた観客の皆様、本当に有難うございました。
 語りの会この1年の成果をお聴きいただけたことと思います。
 私は今回朗読以上に、ジャンベの演奏をお引き受けしたばかりに、いつにない緊張を強いられました。素人のアドリブ演奏ではありましたが、とても楽しく勉強になりました。
 語りの会のみなさん、そして拙い演奏を聴いてくださいましたお客様方に、重ねて御礼申します。

 また、11月5日の夜、6日の午後、土日の両日馬籠よもぎやさん、そして瑞浪相生座さん「セロ弾きのゴーシュ」公演にお越しいただいた皆様、また関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 ことに土曜日の夕方は、多治見の公演からの帰途移動中、事故渋滞に巻き込まれ馬籠に到着するのに3時間もかかってしまい、たいへん皆さんをヤキモキさせご心配かけてしまいました。
 なんとか開演の40分前に着いて、お客様の前で少しの合わせをさせていただき、どうとか本番を迎えることが出来ました。久々に気持ちが焦り、かなりの動揺を抑えながらの本番ではあリましたが、チェリスト長谷部一郎さんや温かい観客の皆様のお力添えを持って、無事本番を務めることが出来ました。

 相生座さんでの公演では、あいにくの雨でしたが、これまたたくさんのお客様に来ていただき、ありがとうございました。

 すばらしいチェロの演奏を一番近くで聴けるというのは、これは私の役得でした。
 チェリスト長谷部一郎さんとのご縁をいただき、ほんとうにほんとうに感謝です。
 みなさん、ありがとうございました。

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11月最初のブログ更新になります。

2011-11-02 13:21:06 | Weblog
 暖かい11月がつづきますね。アメリカでは東部を中心に大雪が降っている模様。日本では紅葉の頃に夏日です。

 しかし、先日の剪定作業の折、数ヶ所でかなり高いところにカマキリが卵を産みつけているのを発見しましたので、この冬は日本でも大雪になるかもしれません。
 何しろ私の背丈より上、梅ノ木のかなり高い枝先とかに卵はありました。

 さて、先週の土曜日は久しぶりに名古屋へ行ってきました。
 去年そして今年と、ワタシの主宰する演劇ユニット マーシュマロウに出演してもらった女優さん菅谷瑞恵さんの出演する、菅谷さん所属の劇団の公演を観に行ったのです(一度共演すればもう身内のようなもので、ファミリー的な感覚になります。それもありますが、この場では劇評はしません)。
 その公演場所が名駅の西に位置するその名も西区名駅で、その近くに那古野円頓寺(えんどうじ)商店街があり、はじめてその界隈に足を踏み入れました。

 大須ほどの賑わいはありませんが、なかなかに風情のある懐かしい商店街で、秋祭りがあるらしくその準備がされてありました。

 まるで山田太一さんのドラマに出てきたようなオーダーメードのシャツの店があったり、とびっきり安いお好み焼き屋さんがあって昼時行列が出来ていたり、オープンなバイキングのランチが楽しめるレストランがあったり、かなり古そうな酒屋さんなど、都会だからこそまだあるけれど、地方の町ではとうに姿を消してしまったようなお店がまだまだがんばっていて、楽しい商店街でした。

 ワタシはどんどん道を進んで、五條橋を渡り木挽町の通りまでいったん出て、ここからまた引き返して、四間道の細い通りに曲がり、その中ほどにあった蔵がお店になっている「おばんざい右近」というお店でランチを食べました。

 知らない町を歩くのは楽しいものです。けれど、10月の終わりにしてはやはりこの日も暑い1日でした。