ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

古本探しの趣味。

2008-03-26 15:54:23 | Weblog
 趣味というか、実益も兼ねてといいますか、古本を探して歩きます。時には古書店を覗きますが、おもにBOOKOFFやBOOKTOWN、ゲオといったところでしょうか。そこで定価105円となった文学書の掘り出し物、絵本の掘り出し物を見つけたときの喜びは、これはたまりません(マニアックな世界でしょうかね?)。
 先日はある町のBOOKOFFで、井上光晴作品集1,2,3を見つけました。
おそらく人の手垢の付いていな未読の本だと思います。
 随分前になりますが、筑摩現代文学大系の1984年発行ながら非常に状態の良い未読のものを18巻手に入れた時も、心の中で「やったー!」と叫びました。実はその時もう1巻あったのですが、持ち合わせがなくて次の日に行ったらもうありませんでした。残念でした。
 古本屋さんとはまたちょっと違った、宝探しをしています。僕はこれを勝手に本の救済活動だと思っていますが、本にとっては読まれることが一番です。中々家の書棚に納めたまま、開くことの出来ない本たちにはすまないことだと思っています。図書館や文庫のようにして、みんなに読んでもらえたらいいのですが、それも難しいこと。ごく親しい人には貸し出しも稀にしますが、本を大切に扱ってくれる人でなければ・・・ね。こんな僕に共感して頂ける人、いらっしゃいますかね? 
 

久々の一般口演です。

2008-03-23 12:32:57 | Weblog
 2008年4月12日(土)pm7:00より多治見市南姫公民館にて、ひとり語り口演「おにひめさま」を開催します。
 公民館主催の口演ですので、参加費は800円と普段よりお安い値段で、聴いて頂くことが出来ます。限定35名との事ですので、ご興味のある方は南姫公民館までお問い合わせください。<0572-29-4880>です。また詳しくは、南姫公民館ホームページを検索してください。

3月21日(金)pm1:53です。

2008-03-21 14:24:56 | Weblog
 今日はよいお天気になりました。昨日までの雨、恵那山では雪だったようで、風は少し冷たいですが、春の日差しに春の匂いが漂います。
 前回にはまだふきのとうは顔を出していないと書き込みましたが、このところの雨つづきに芽を出し、今日はもう花を咲かせていました。
 みなさんは野蒜(ノビル)って、食べたことありますか?野性のネギといいますか、エシャロットのような・・・生でも、またさっと茹でてぬたを作っても美味しいです。
 少し小さいですが三つ葉も摘んで、セリもまだまだ小さいですが少し摘んできてしまいました。あとはヨモギを捜してみましたが、家のまわりには見つかりませんでした。
 ヨモギといえば、安房直子の童話に登場する、よもぎ野原。なぜかいつも兎は怪しい存在で、女の子を連れ去ろうとしたりします。
 最近「うさぎ座の夜」という絵本を買いました。ここに登場するうさぎは、秋の終わりの行事の人形芝居に、山の温泉宿に住む女の子に招待状を送ります。ちょっと季節外れの話ですが、味戸ケイコさんの絵が素敵な絵本です。

やっと春らしくなって来ました。

2008-03-12 16:15:39 | Weblog
 私の住む辺りは寒冷地なので、何につけても春の芽吹きが遅いのですが、早いところでは梅も開花し、ちらほらと山菜も顔をのぞかせ始めたのではないでしょうか。
 我が家の庭の梅の木は、花開くまであとわずか。いつもなら少し出始めているはずのふきのとうはまだ姿を見せません。野蒜もまだです。隣りの畑の向こうにある藪には、三つ葉が生えだすのですが、どうでしょう。あとで見に行ってみることにします。
 保育園児や幼稚園児がよく春みつけのお散歩に出掛けたりしますが、大人の私もそれをしようと思います。
 とにかく、気候が暖かくなり、外にいても平気な時間が多くなったら、健康のために散歩しましょう。私も一日1万歩のウォーキング心掛けています。今はもっぱら台本片手のウォーキングなのですが・・・。
 スタジオ・ジブリの宮崎駿監督も散歩の達人とか。散歩は日々の始まりであり、発見であり、確認でもあるようです。時間を見つけて毎日歩きたいと思っています。

語りと芝居

2008-03-04 15:21:49 | Weblog
 私はひとり語りというものを生業としています。つまり生活を立てるための仕事であると考えています。実際にそれでしっかりと生計を立てられているのか、と問われれば、大きな声で「ハイ!」と答えられないかもしれませんが、やはりそうなのです。
 では演劇はどうか。かなり内容的には近くて、語りとのリンクは大きいですが、いまのところ生業だとはいえません。しかし、私のライフワークであり、ひとつの表現世界であり、仕事と密接に繋がっている生命線でもあります。
 人間というものは多面的な要素を持っていて、ある人から見れば全く違う一面を見せるものかもしれませんが、やはりどれも私という一個の人間に違いありません。そう思ってみると、どこからが仕事でどこからがそうでないかの区別は付きにくいものです。ただ金銭を有するか、そうでないか。経済的に成り立つか成り立たないか。その違いだけが際立ちます。が、どれもみな趣味的領域のものではない。また好き嫌いの段階のものでもないのです。
 表現すること、伝えようとすること、そのすべてを賭けて私であり、そのすべてが仕事なのです。私は私という仕事に、これからより磨きをかけ、育てていかなければならない。それ以外に、生きようがないからです。

「ゆうすげ綺譚」公演ご案内。

2008-03-01 10:02:29 | Weblog
 演劇ユニット「マーシュマロウ」は今年も、まなびパークたじみ7Fホールにて公演いたします。
 日時/2008年5月10日(土)pm2:00開場pm2:30開演
                   pm6:30開場pm7:00開演
         5月11日(日) pm2:00開場pm2:30開演
 場所/まなびパークたじみ7Fホール
 チケット/大人前売り1800円 高校生以下1000円(当日200円増)
{後援}多治見市教育委員会(財)多治見市文化振興事業団

          - ゆうすげ綺譚 あらすじ -
       
 信州のとある高原の別荘地。先輩作家光村大介の別荘を借りて、避暑を兼ねて の仕事にやってきた売れない作家、花井悟郎を待ち受けていたのは、なんとも不
可解な訪問者でした・・・。
 7月のとある日暮れの、ちょっとミステリアスな物語を、お楽しみください。

            - ゆうすげ (夕菅) -

 ユリ科の多年草。7~8月、本州・四国・九州の高原に咲く。花は夕方ひらき
よく朝しぶむ、一夜花。