ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

やっと晴れた撮影!

2008-10-29 22:40:26 | Weblog
 10月14日に引き続き、映画「怪奇かぼちゃ男」の撮影が、我が家の庭と隣接する藪、及び休耕田にて行われました。
 当初の予定日が雨に祟られ、予備日も雨で、急遽雨の日に設定を変更しての撮影だった前回。
 今日はようやく晴れて、私演ずるところのムッシュ・パンプキンが登場するシーンの撮影が出来ました。
 昼日中怪しげな黒ずくめのかぼちゃ男が、動き回るのを目撃された近辺の方々がありましたら、ご容赦の程を・・・。まあ、カメラが回っていたので、おおよそは見当つきますよね。
 普段から普通ではない我が家ではありますから・・・ハハハッ!

今日は雨ですね・・・。

2008-10-24 13:43:56 | Weblog
 約1週間ぶりのブログ更新です。ご無沙汰してしまいました。
 今日はあいにくの雨模様、庭のカエルが朝から喜んでゲコギコと鳴いています。
 どうも今年はその数が増えたようです。
 全国的にはその姿を消しつつあるという、トノサマガエルです。庭に池があるわけではなく、真ん中に水路があって、その元のところがたまり水になっているんで、どうもそこを繁殖の場として、庭や畑をピョンピョン飛び回っているようです。
 大きいのから小さいのまで、どのくらい居るんでしょう。正確な数はわかりませんが、声の多さからして、かなりいるようです。
 ここへ越してきた頃、今から8年前くらいには、もう田んぼが近くにあるほど聞こえていた声も、徐々に少なくなり、そしてまた復活し始めた感じです。
 あの当時には近くに蝦蟇ガエル、ヒキガエルの声も聞こえていました。
 家ぐろには、アマガエルも住んでいます。またトカゲもたくさん居ます。
 去年金木犀の木の根元で、イモリの子どもを発見しましたが、そういえば今年は見ていません。
 とにかく我が家は小動物の宝庫です。蛇も出ます。蝉の抜け殻も夏にはありましたから、土の中には幼虫も眠っています。時々モグラの穴もある。
 今日は秋雨が降って、カエルばかりが元気ですが、動物たちは近づく冬に向けて、この秋を我が家の庭で精いっぱい、生きているのです。
 

今日は岩邑町で語りました。

2008-10-18 19:21:53 | Weblog
 今日は恵那市岩邑町大根洞というところにある、ほのぼの荘というところで、ひとり語りをやりました。
 これは「眞彩(まあや)コレクション」と名付けられた着物地を洋服に仕立て直した、伊藤眞子さんの作品展覧会の催しのひとつとして、午前午後の2回、安房直子作「ひぐれのお客」という作品を語ったのです。

 静かな山間(やまあい)の山荘で、しっとりとした時間を過ごしていただきながら、お茶とお菓子を召し上がってもらい、ゆったりとお話を聴いていただく・・・。ちょっと贅沢なひと時です。
 この催しは今日18日から21日(火)まで行われます。
 私のひとり語り口演は、20日午後1時半からもう1回催します。
 口演料及びお茶お菓子は無料です。
 また、草木染や手織りの体験もお近くの工房ですることが出来ます。こちらは有料となっています。

 場所は、恵那駅からR257号線を岩邑町へ直進していただき、岩邑警察署を右折して、パン工房パンプキンハウスさんの横、大根洞バス停を左折してすぐの左側にある山荘です。

<お問い合わせ>090-2687-9040(向)または、
        0573-43-4494(ほのぼの山荘管理者、市川)迄。


 

2度も雨に祟られた撮影・・・

2008-10-15 09:31:26 | Weblog
 昨日10月14日は我が家の庭で、名古屋で演劇活動する若い人たちの映画撮影に参加しました。
 本当は6日に行う予定だったのが雨で延期となり、1週間後の昨日も天候は悪かったのですが、もう日程が詰まってしまったので、撮影決行となったのでした。

 題名は「怪奇かぼちゃ男」。私の役柄はムッシュ・パンプキン。
 全身タイツに黒いマント、頭は巨大なかぼちゃ。正義のヒーローよろしく若者をかどわかすダーティー・ヒーロー!
 いや、面白かった。才能ある若い人たちの仕事に参加させてもらえることは、何よりの刺激です。
 今回が2本目の参加となりますが、上映が楽しみです。
 今年中に名古屋で自主上映会があるのかな?

たじみ語りの会朗読発表会

2008-10-13 09:06:00 | Weblog
 私は今年の春から、「たじみ語りの会」の講師を勤めさせてもらっています。人にモノを教える立場というよりは、まだまだ教えられる方に比重が大きいとは思うのですが、これも勉強かとお引き受けしました。
 そのたじみ語りの会の第17回を数える(私よりベテランの方々です)発表会が、11月8日(土)午後1時半より まなびパーク多治見7F多目的ホールにて行われます。
 詩や民話、エッセイと様々な作品を会員一人一人がそれぞれの素敵な声で朗読します。もちろん私も最後に語ります。
 入場は無料です。どうぞ当日は、まなびパーク多治見7F多目的ホールへお越しください。

10月9日(木)午後1時8分です。

2008-10-09 13:30:55 | Weblog
 庭の金木犀が今を盛りに香っています。3㍍を越す大木になってきたので、微かに香るというよりは、巨大な芳香剤が庭に君臨しているといったほうがよさそうな匂い方です。
 まあこれも秋の風物詩のひとつではあります。
 さて、私は地元で「おおきな木」という同人誌に参加しています。もう10年以上になる創立からのメンバーのひとりです。
 これは地元在住の作家吉村登先生を中心に文章を書いてなにか表現してみたいと思う人たちの集まりで、老若男女を問わず10数名が参加して毎年1回同人誌を発行しているのですが、来年早々に出る新号で、ちょうど10冊目となります。
 秋になって、その例会も始まり、そっちの原稿も書かなければいけないのですが、まだ手を付けられていません。
 日一日と濃さをます秋の気配とともに、その原稿の締め切りも忍び寄ってきます。
 ご興味ある方は「おおきな木」のブログ探してみて下さい。過去の作品が掲載されています。

11月22日のひとり芝居について

2008-10-06 10:36:05 | Weblog
 もうとっくに2ヶ月をを切っているのですが、稽古の進行状況は順調とは言えません。というのも、いたるところで引っかかっては、途中で止まっているからです。
 私は一応ひとり語りを生業として13年間やらせてもらい、独学ながら話芸というものを少しは調べ、関心を持ってきました。
 その中で、大道芸というもの。つまり映画「男はつらいよ」の寅さんがやっていたような香具師(やし)の啖呵売なるものもそのひとつですが、そういったものもやってみたいなあと思っていました。
 今回のひとり芝居ー「紫紺染について」についてーで、そういったものに挑戦しようと思っています。
 また、活動弁士というものも大いに興味のあるところ。本格的とは申せませんが、ほんのさわりをご堪能いただけたらと考えています。
 うかうかしていら本番になってしまいます。さあ稽古です!

ひとり語りレパートリー詳細解説PART 10

2008-10-04 13:29:29 | Weblog
      宮澤賢治・作「座敷童子(ぼっこ)のはなし」

 「座敷童子のはなし」は、私の語りのレパートリーの中では古く、もう10年程語っています。
 賢治作品には珍しく、郷土の民話を4つの短いお話としてまとめた作品で、かわいらしい座敷童子が4パターン登場します。
 といって、最初の話は2人の子どもが登場するのみで、誰も居ない家の座敷からは箒で畳を掃く音以外は聞こえてこず、その気配だけが語られます。
 この挿入部のお話がこの世界への入り口です。耳を澄まして音を聞く。そして想像をめぐらす。この最初のお話は明るい昼間ですが、例えば暗い夜ならば、その闇を見つめ、闇と対峙したところに、物語が生まれてきます。
 現代のなんと暗闇と静かさのない生活環境であることか。人が自然から乖離してしまうのも無理ありません。
 喧騒と静寂、光と闇。人間はその間に存在し、均衡の取れた歩みと距離感を保って、人生という道程を辿っていくものではないでしょうか。
 この「座敷童子のはなし」は、決して昔話やおどろおどろしい妖怪話の域に止まるものではありません。
 少し昔の、このお話の時代の生活環境、居住空間や景色、つまりは ラウンド・スケープ サウンド・スケープ というものに創造をはせて、現代の私たちを取り巻く環境と対比させてみる。そこに見えてくる何かがあるように思います。
「座敷童子のはなし」は細々としたところにまで想像力が及ぶと、より面白いお話となって皆さんそれぞれの中に、ひとつの世界が浮かびあがつて来る、実はより身近なお話なのです。

さあ、10月です!

2008-10-01 09:28:33 | Weblog
 月のはじめに元気良くスタートを切ろうと、タイトルのようにいって見ました。
さあ、10月です!今年もあと3ヶ月はりきって行きましょう。
 なんだか空元気を振り回しているようにも聞こえますが、ちょっと気合を入れてやるべき事をこなしていかなければ・・・。
 うかうかして一つ一つの仕事を流れのままにやり過ごさないように、一つ一つに心を込めて、またお会いする一人一人に心を込めて、相対して行きたいと思います。
 清々しい秋晴れの空は今日も望めませんが、あの青く高い空に遥々と掛かるうろこ雲を眺め見るように、大きく深呼吸して、さあ、はじめましょう。