友人から 「『熱中症厳重警戒』予報が出ているから気を付けるように。」とメールが来て
35℃を越えていたことを確認しました。
まさに灼熱の炎天でした。
一昨日の午後4時までの1時間雨量が推定約110ミリとの記録的短時間大雨情報が出たほど
大雨に見舞われた、東大阪市に行きました。
大阪市との市境界辺りは第二寝屋川などが天井川状態の低湿地があって、大雨が降ると
危ないだろうなと思っていましたが、浸水被害が出たところもあったそうです。
ついでに親の介護や妹の看病もあって会社をリタイアして、父親が片手間にやっていた野菜
作りを代わってやっているという大学時代の一番の友人の農園に彼を訪ねました。
土地・不動産の持ち主で小さいながら工場の経営者だった父親のお蔭で、家賃収入などでも
十分な一家の長男でしたが、会社勤めをしてほぼ役員待遇まで行っていたのですが、両親の
介護が必要になって定年と共にリタイアしてからは、ほとんど毎日農園に通っていると聞いて
いました。
もっとも生活の糧とか小売りに出荷することなどなく、自給自足より多く採れたものはご近所
や親戚に配ったりする程度。
生産緑地の指定となっているので農地として何か作っていないとすぐに取り消されて税金も
急騰するからやむを得ないのだそうで、体力や体調維持の健康管理にもなるからと笑ってい
ました。
「農作業小屋をもう少し快適にしたいからついでの時に見に来てくれないか」と10日ほど
前に電話をもらっていたことも気になっていたのだけれど、「調べてみたら、あまりちゃん
とした小屋にすると睨まれる対象になるらしい。」と改修するのはもっとよく調べてからに
するようだったので、お互いの身の上話を2時間ほどして作物のトマト、キュウリ、万願寺
唐辛子、トウモロコシなどを土産にもらって後にしました。
小屋の日よけにゴーヤの簾も、墓参り用に花なんかも植えていたりして「あとひと回りする
ぐらいまでは元気でやっていたいなぁ。」と。
いやぁ、もっと近所だったら一角でも貸してもらうのになぁと車から手を振りました。
レーダーを見ながらすごい降りだろうなと思っていました。
お隣の河合長野あたりもかなり降っているようです。
が、泉北丘陵は、なぜか・・ほどほどのことが多いです。
周辺の山のおかげなのかな・・?
いいお友達がいらっしゃるのですね。
介護のためにゆっくり時間を取ることができるのは
いろんな意味で恵まれていらっしゃるのだろうと思います。
経済的に悩まないでいられるだけでも
それはすごいことだと、周囲を見て感じます。
同じ年代の私たち、
せめて自分が動けて、介護できる立場でありたいですね。
介護のために仕事を辞められるという方、確かに増えました。これからどんどんと増えるのでしょうね。
そんな介護のために会社を辞められたがこうした自然を相手に息抜きができる方はまだ幸せなのかも知れませんね。
介護、この言葉は決して他人事ではありませんよね。
西から瀬戸内海の湿気をいっぱいに含んだ空気が信貴生駒山地、金剛葛城金剛山地にドン!とぶち当たり
耐えられなくなって将棋倒し状態で北は府道2号、中央環状線
南は国道170号外環状線辺りまで豪雨になるのでしょうね。
泉北丘陵、羽曳野丘陵、上町台地は雨雲の高さでなくってセーフなのでしょう。
元々働かなくても不動産収入だけで暮らせる、昔風に言えば
庄屋の小倅(こせがれ)ですから、家のローンや管理費など含めて
スタート時点で数千万円の差があるのですから、人間的に
良いヤツでないと友達では居られませんね。
せめて息子達に苦労をかける前に逝ってしまいたいと思います。
我が両親がそうであったように。
この夏が乗り切れるか? 他人事でもなくなってきましたね?
裕福な家に生まれ育って生活の苦労は無いように見える彼も
将来の相続税を試算してもらえば、なんと1億円~を支払わなければならないのが必至だとか。
いずれかの不動産を売却しなければ到底支払え無い額だそうで
有るところには有るところなりの苦労があるようです。
まあ相続税の対照になるほどの財産資産がないだけ息子達は幸せでしょう。 (^o^)