思い込み というか 固定観念とは恐ろしい物で
発想の転換とか見た目にとらわれないと言うことは大切なことですね。
円盤状のモノが当たり前だと思い込んでいたのが棒状であった時
思わず口から出た言葉が『ぼぉぅ(棒)ーっ!!』だった。
京都には物凄い数の和菓子屋さん、菓匠さんがおますなぁ。
よう考えていろんなモンを作って来やはります。
「どら焼」と書かれてあるのに細長い。
ホンマはね、竹の皮ごと蒸し器で蒸すか電子レンジで軽くあたためて
皮ごと切って盛り付けて食べるように説明が付いているのですけど
ついつい前々世の 悪代官の性分が顔を出して 「あ~れ~っ!!」と言わせる間も与えず
『良いではないか、良いではないか・・・』と衣を剥いで素っ裸に。
すっかり日焼けしたギャル みたいなんが出て来よりました。
もらいもんどしたんですけどね、それだけに美味しゅう頂かんと申し訳ないでっしゃろ?
オンラインショップでは毎月20日21日22日に到着するように発送しはるそうで
本店も各店舗でもその日にしか売らないので【 二十一日 どら焼 】とも言うそうな。
見た目は八幡巻みたいなんですが、洋菓子の生地のようにも見えてモチモチ・ねっとりした
感触で外郎(ウイロウ)みたいでもあり・・・もう訳が分からん
中の餡も甘すぎず淡白でもない上品さ。
コレを1.5cmくらいの薄輪切りにして衣を着けて天麩羅にしても香ばしいとも書いてある。
そんなもったいないことせんでも、このままで十分やのに。
サクサクの衣の感触で包むには相当に食べ慣れないともったいない。
それに1本だけを揚げるのも油がもったいない。
天麩羅コース料理のデザート感覚なら 許せるか。
そらもう どっぷり昭和の古漬けみたいなモンです。
けど、よう漬かってて適度に発酵してるエエ味出してると思いますねんで、お互いに (^_^)ノ
お互いに昭和のチップが埋め込まれているという感じで、その表現が・・・
巻き寿司の丸かぶりの代わりにこれで代用したくなりました。
そのくらいしても大丈なくらい甘さ控えめです
ドラえもんのエサには勿体ないです